アトピーの人なら知っておきたい食事療法9つのポイント

アトピーの人なら知っておきたい食事療法9つのポイント
アトピー体質の方は年々増えており、よく効く外用薬もたくさん出てきていますね。でも、外用薬はあくまでもかゆみや炎症を抑えるための対症療法で、アトピーを根本から治療してくれるわけではありません。

アトピーは全身病といわれ、全身の問題が皮膚に症状として出ていると考えられています。ですから、根本的な治療には全身の治療である体質改善を行うことが大切です。アトピーが治らなくて困っている方は、食事療法を取り入れてみることをおすすめします。

最近では食養内科という食事療法を専門に指導する内科もあり、食事療法によりアトピーが完治した方も数多くおられますよ。以下にアトピーの人なら知っておきたい食事療法のポイントをみていきましょう。

 

アトピーの人なら知っておきたい
食事療法9つのポイント

 

食事療法は気長に

まず一番のポイントとしては、気長に行うということがあげられます。外用薬のように2~3日すれば、すっかり症状が改善するというようなものではありません。細胞の入れ替わりには時間がかかります。

体の中から調子を整えていきますので、2~3ヶ月でも効果は感じられないかもしれません。そこで諦めてしまわず、数年かけて取り組むくらいの気持ちで気長に取り組みましょうね。

 

動物性食品を避けすぎてもダメ

アトピーには菜食が良いイメージがありますが、動物性食品を避けすぎると不足する栄養素がでてきます。ヘム鉄、亜鉛、ビタミンB群、タンパク質などが不足しがちになるのですが、これらの栄養素はアトピー改善にも大切なものなのです。

食べてアトピー症状がひどくなる食材は避けたほうがよいですが、食べても症状が悪化しない食材は野菜や海藻類とともに積極的に食べるようにしてくださいね。

 

ヒスタミンを含む食材を避けてみよう

アトピーの症状として一番つらいのが、皮膚のかゆみではないでしょうか。かゆみがあると掻いてしまい、そこから症状が悪化し、さらにかゆくなるという悪循環に陥りがちです。

まずは、かゆみの原因となるヒスタミンを含む食材を避けることから初めてみてください。ヒスタミンを含む食材としては、青魚やホウレン草、ワイン、チーズなどが代表的です。

 

主食は未精製のものに切り替えよう

精製されたお米やパンは、精製したことによりたんぱく質や脂質、食物繊維をはじめさまざまなビタミンやミネラルが減ってしまいます。

一方、炭水化物の量は減らず、栄養素のバランスが崩れた食材になってしまっていると言われています。そのことにより代謝がスムーズに行われず、疲労物質である乳酸を作ってしまうことで、体に負担がかかるのです。

毎日食べる主食ですので、玄米や胚芽米、雑穀、ライ麦パンに切り替えると効果が早く実感できるようになるかもしれません。

 

食品添加物に気を配ろう

食事療法は食材を選ぶだけでなく、食品添加物に気を配ることが大変重要です。しかし、現代社会では様々な食べ物に食品添加物が入っており、すべてを除去することは難しいですよね。気にしすぎてストレスになってしまっては元も子もありません。

まずは、「アミノ酸」と記載されている食材を避けてみましょう。いわゆる化学調味料です。あとは保存料、着色料もできるだけ避けるようにしましょうね。

 

回転食

アトピーの人に取り入れていただきたい食事療法として「回転食」があります。食事は、積極的に摂取したほうがいい食材、避けたほうがいい食材を考えるのと同じぐらいバランスが大切です。

できるだけ多くの種類の食材を少量ずつ食べる。同じ食材を続けて食べないという食事療法です。

外食がちの方でも、品数の多い料理を注文するなどちょっとした工夫で行うことができますので、是非取り入れてみてください。

 

油には気をつけよう

植物油脂のほうが動物油脂より体にいいといわれていますが、アトピーの人には注意が必要です。植物油脂に多く含まれているリノール酸やアラキドン酸はアトピーを引き起こす原因のひとつだといわれています。

リノール酸やアラキドン酸を摂りすぎるとプロスタグランジンという物質ができ、免疫を狂わせて体内に炎症を引き起こします。まったく油をとらないことは、肌の油分が不足してしまいますのでおすすめできませんが、植物油脂もを過剰摂取しないように気をつけましょうね。

 

砂糖に気をつけよう

砂糖がアトピーを悪化させるということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。砂糖は悪玉菌のエサになることから、腸内環境が悪化します。また、砂糖を消化するにときに肌に大切なビタミンを消費してしまい、ビタミン欠乏が起きてしまうのです。

砂糖を完全に除去するのは難しくても上白糖をやめてミネラルを報復含むオリゴ糖やてんさい糖に変えるだけでも、アトピー症状が改善することもありますよ。

 

便秘対策を

アトピーの人は腸内環境が崩れており、便秘がちの人が多いと言われています。アトピーの症状が出てる人の多くは、腸内の悪玉菌が善玉菌よりも優位な状態にあるため便秘も引き起こされているのです。

食材や食べ方に気をつけると同時に便通がよくなる食事を心がけることも、アトピー改善には効果的です。

 

アトピーという言葉の語源は「奇妙な」とか「原因不明」という意味で、実は万人にあてはまる原因はよくわかっていません。アトピーの原因は人それぞれ違いのです。

食事療法にもさまざまなやり方がありますので、気長にさまざまなやり方を試してみて症状の改善を目指しましょうね。

 

まとめ

アトピーの人なら知っておきたい食事療法9つのポイント

・食事療法は気長に
・動物性食品を避けすぎてもダメ
・ヒスタミンを含む食材を避けてみよう
・主食は未精製のものに切り替えよう
・食品添加物に気を配ろう
・回転食
・油には気をつけよう
・砂糖に気をつけよう
・便秘対策を


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