腸閉塞は便秘が原因☆経験者が語る今だから分かる注意点

腸閉塞は便秘が原因☆経験者が語る今だから分かる注意点

腸閉塞とは、小腸や大腸に食べ物や食べ物のかすなどが詰まってしまう病気のことです。腸の中で内容物が詰まってしまうため出口がなく、次第に腸が拡張して張ってきます。

その後、吐き気や嘔吐を伴う腹痛が現れてきます。原因は、腹部の手術後の癒着やヘルニアが原因になるものと、便秘が原因になるものとに分けられます。

便秘が原因となっている腸閉塞は糞便性腸閉塞と言われ、便が大腸内でカチカチに固まってしまっているために自然に排便することは不可能な状態に達してしまった、重度の便秘の状態です。そのまま放置すると、最悪の場合は死に至るほどの怖い病気です。たかが便秘などと、便秘を軽く考えるのはやめましょう。

糞便性腸閉塞を経験した人の経験談から、便秘に関する注意点をまとめてみました。

 

腸閉塞は便秘が原因☆
経験者が語る今だから分かる注意点

 

便秘は絶対に放置してはいけません

糞便性腸閉塞は、いきなりなるものではありません。便秘が長期間継続されていくうちに、徐々に進行していきます。そして自覚症状が出たころには、もうすでに自分の力で便を排出することは出来なくなっている状態です。大腸に穴が開いたり、ショック状態に陥ってからでは遅すぎるのです。

もし長期の便秘に悩んでいたら、病院を受診してみることをおすすめします。便秘専門の外来がある病院などもありますので、恥ずかしいなど考えるよりも命の危険を考えて、なるべく早く受診しましょう。

 

薬は多用してはいけません

薬局には沢山の便秘薬が置かれています。これらの市販薬の殆どは、腸のぜん動運動を促進させて排便反射を促す作用をするものです。たまに飲むくらいなら問題はないのですが、よく言われるように、便秘薬は使い続けるうちにどんどん効かなくなってきます。

市販の便秘薬をどうしても使いたい!という時には、出来るだけ自然由来の便秘薬をチョイスしましょう。現在ではセンナ茎を利用した自然成分の便秘薬も販売されるようになりました。便秘に効果的なお茶なども多く出回っているので、極力便秘解消をサポートする食品群から試してみることをおススメします。

これは便秘薬に慣れてしまうことにより、より腸が動かなくなってきてしまうからです。市販の便秘薬を多用するのは絶対にやめましょう。便秘に悩んでいる時は、便秘薬を飲むよりも浣腸をするほうが安全ですし、習慣性がつきにくいので安心できます。

 

便秘に効くことは何でも試してみましょう

当たり前のことも含めて、もう一度便秘を解消する方法を確認してみましょう。

①朝起きたらコップに一杯の水分をとる。

②毎朝決まった時間にトイレに行く。

③運動をする。特にお腹の筋肉を鍛える運動をする。

④食物繊維をしっかりととる。水分をしっかりととる。

⑤腹部のマッサージや、腸を刺激するストレッチ、つぼ押しなどをやってみる。

⑥生きたまま腸まで届く乳酸菌を含む、乳製品やキムチなどの発酵食品を食べる。

⑦オリゴ糖を使用したり、ラクトフェリンを含む食品やサプリメントを使用してみる。

頑固な慢性便秘に悩む人々には、日常的な努力はあまり効果がなく挫折しがちです。確かに慢性的になってしまった便秘の場合、即効性はないでしょう。けれども、まず3ヶ月は続けてみることをおススメします。3ヶ月で体質が変わるケースもあるからです。

 

頑固な便秘を毎日快調に導くコツ

とは言え頑固な便秘を煩っている人々は、すでに便秘薬の量も増え、ちょっとやそっとのことでは、通常の状態へは戻らないこともしばしばです。一方、腸閉塞の心配がある人々もこのタイプ。

前述したように、3ヶ月を目処に長期スパンでのんびりと続けることがひとつ。そして、便秘薬を少しずつ減らしていく方法をおススメします。現在使用している便秘薬は激しい腹痛は生じませんか?便秘と下痢を繰り返すならば、相性が悪く危険です。

前述したように、センナ茎など、漢方由来の自然に近い便秘薬や、便秘に効果的なお茶に置き換えた上で、少しずつ減らしていきましょう。

大腸専門のクリニックでは、頑固な便秘で悩む患者さんも多いです。腸閉塞になる前に、このようなクリニックで正直に相談をし、二人三脚で解決していくと尚、安心です。

 

糞便性腸閉塞の場合、下剤は絶対に使わない

糞便性腸閉塞の症状に事前に気付く人は少ないかもしれません。けれども日頃から便秘症ならば事前に知識を得て、その症状に気付くことは、命を左右するでしょう。

長期の便秘が続いていて、腹部の盛り上がりと張り、吐き気や嘔吐を伴った腹痛といった糞便性腸閉塞の症状が自覚された時は、まず病院へかかってください。絶対に自己判断で便秘薬を飲んではいけません。

すでに大腸の中でカチカチに便が固まってしまっているところに腸を動かして刺激を与えたら、腸管に穴が開いてしまう緊急事態を招いてしまう恐れがあります。このような状態になると腹腔内に糞便が漏れてしまい、命にかかわる状態に陥ってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか。便秘が身体に良くないということは分かっていても、お通じがないことには慣れてきてしまうので、気がついた時には便秘が更に腸の動きを鈍くしてしまうという悪循環が生まれてしまいがちです。

特に女性の場合はホルモンの関係で便秘になりやすいため、毎月のリズムによって便秘がちになる時期があります。また同じくホルモンの関係で閉経後の女性は便秘に悩まされることが多くなります。

女性は男性に比べて筋肉量が少ないために、腸の動きが弱く便秘になりやすいため、もしも長期の便秘が続いているようなら早めにその悪循環を断ち切る必要があります。

たかが便秘と軽く捉えず、長期の便秘は危険だという認識をもって便秘解消に挑みましょう。

 

まとめ

腸閉塞は便秘が原因☆経験者が語る今だから分かる注意点

・便秘は絶対に放置してはいけません
・薬は多用してはいけません
・便秘に効くことは何でも試してみましょう
・頑固な便秘を毎日快調に導くコツ
・糞便性腸閉塞の場合、下剤は絶対に使わない


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