タウリンを過剰摂取するとどうなる?正しい摂り方を解説!

タウリンを過剰摂取するとどうなる?正しい摂り方を解説!

栄養ドリンクなどに多く含まれるタウリンは身近な栄養素です。

タウリンは含硫アミノ酸から合成され、体や細胞を正常状態で保つ作用(ホメオスタシス)があります。

例えば外部の気温によって体温が上昇すると汗をかいて体温を下げ、一定の体温を保ったり、血圧上昇に対する下降作用などがこれに該当します。特に肝臓に対して働きかける作用があり、胆汁酸の分泌を促し肝臓の働きを促す作用、肝細胞の再生促進作用、細胞膜安定化作用などがあります。

タウリンの摂取量は食べ物から摂取する際の目安としては1日50〜250mgとされていますが、タウリンの様々な効果を期待するなら最低でも1日500mg、できれば3〜6g摂取することが奨められています。

タウリンは食べ物からも摂取することはできますし、体内でシステインという物質から合成することができますので、不足することはありません。そこで心配になってくるのが過剰摂取による副作用です。

タウリンは摂取しすぎても尿や汗で排出されますので、過剰摂取による副作用などはないとされています。そのため1日の過剰上限などは設けられていません。

せっかくタウリンを摂取するなら効果的に摂取する必要があります。

それではタウリンの正しい取り方を解説していきましょう。

 

タウリンを過剰摂取するとどうなる?
正しい摂り方を解説!

 

魚介類を中心としたバランスの良い食事を心がけよう

タウリンはアミノ酸の一種ですので、タンパク質を多く含む食材にはほとんど含まれています。

またアミノ酸をしっかり摂取することで体内でも合成することができます。

特に牡蠣やイカ、海老、タコ、ホタテなど魚介類に多く含まれているため、積極的に食べることがおすすめです。

タウリンには過剰摂取に心配はありませんが、海老やイカ、タコはコレステロールやプリン体も多く含んでいるため、コレステロール値が高い人や尿酸値が高い人は過剰摂取に気をつける必要があります。

タウリンにはコレステロールを下げる働きもありますが、気になる人はアジやサンマ、イワシなどの青魚を中心にバランス良い食事を心がけるようにしましょう。

また肝臓や腎臓の機能を低下させないためにも、暴飲暴食や食品添加物の多い食品を避け、規則正しい食生活を心がけることも大切です。

 

毎日摂取するように心がけよう

タウリンは余分に摂取した分は排出されてしまうため、一度に大量にとったからといって何らかの効果が急激に高まるというわけではありません。

タウリンは普通に食事を摂っていれば不足することはありませんが、効果を期待する場合は毎日継続的に摂取することが大切です。

特にたくさんお酒を飲んで肝臓蛾弱っている人や、偏食が続いている人はタウリンの摂取量が少ないことが体調不良の原因のひとつにもなりますので、積極的に摂取するようにしましょう。

普段の食事から効果を期待できるほどの量を摂取するのが難しいこともありますので、サプリメントや栄養ドリンクなどを利用することもおすすめです。

その場合はカフェインや糖分などタウリン以外に含まれている成分の過剰摂取にならないように、記載されている用法容量を正しく守りましょう。

 

牛乳と一緒に摂取して心臓の負担を軽減しよう

心臓はカルシウムイオンが多い時に収縮し、少ない時に拡張します。

この動きを繰り返すことで血液の循環を行っていますが、タウリンはこのカルシウムイオンをバランス良く調節し、心臓の収縮・拡張をスムーズに行えるようにするため、心臓の負担を軽減することができます。

しかしタウリンは単体で体内に入っても動き回ることができないため、何かの物質と結合することが必須になります。

牛乳に含まれる牛乳カゼインという成分はタウリンと結合すると、最も活発に動き回ることができるので、心臓の負担を軽減するためには有効な成分です。

さらにタウリンを効果的に摂取するには、牛乳と合わせて煮込むことで牛乳カゼインとタウリンが結合しやすくなるので、体内で吸収されやすくなります。
例えばハマグリやアサリと牛乳を使ったクラムチャウダーなどを運動前に食べることでタウリンが効果的に働き、血圧の上昇も緩やかになり心臓への負担が軽くなります。

血圧が高めの人や心臓病の心配のある人には、タウリンを牛乳と一緒に摂取することがおすすめです。

 

タウリンとマヨネーズで認知症を予防しよう

農林水産省の調べでは認知症患者のタウリン濃度が低いことが調査によって判明しており、脳内にタウリン量が豊富にあると神経伝達物質を増加させ、認知量の予防になると言われています。

タウリンは脳内に入るとすぐに効果を発揮する即効性があり、脳へ働きかけてイライラや興奮、ストレスなどを鎮める鎮静作用と認知症を予防する2つの効果が期待できます。

さらに脳への効果を高めるためには、マヨネーズの材料である卵に含まれるコリンという成分を一緒に摂取することがおすすめです。

コリンはアルツハイマー病に効果が高く、脳に良い成分を2種類同時に運び混むことで、タウリンの効果がアップします。

マヨネーズを使ったシーフードサラダや海老のマヨネーズ炒めなどは、タウリンの脳への効果を高めるには最適の料理ですが、マヨネーズはカロリー・コレステロールが高い食材ですので、過剰摂取には注意が必要です。

最近では低カロリーや低コレステロールのマヨネーズも販売されていますので、それらを使うなどカロリーやコレステロールの過剰摂取にならないように気をつけましょう。

 

シーフードカレーで脂肪肝を予防しよう

タウリンは肝臓に働きかける作用があることはよく知られています。

特に肝臓に溜まった脂肪を燃焼する効果があるため、脂肪肝の予防に効果的です。

体内にタウリンが不足すると肝臓内に脂肪が溜まりやすくなり、肥満が加速され悪循環を引き起こすことも研究によって確認されています。

脂肪肝に効果的なタウリンの摂取方法はカレー味にすることです。

カレーに含まれるクルクミンはタウリンと結合すると、脂肪の溜まっている肝臓へスムーズに運ばれます。さらにタウリンとクルクミンの効果をアップさせるには、酢と合わせると良いでしょう。シーフードカレーに酢漬けにしたらっきょうなどを合わせると、脂肪肝に効果的です。

タウリンは水に溶けやすいという特徴がありますので、タウリンが溶け出したスープと一緒に食べるカレーはタウリンを摂取するのには最適な料理と言えるでしょう。

カレーに含まれる更新料には満腹中枢を刺激し、食べ過ぎ防止の効果もありますが、ごはんの盛りすぎには注意しましょう。

ついごはんを食べ過ぎてしまう人は白米ではなく、玄米や白米にこんにゃくを混ぜ込んだこんにゃくライスにするなど、カロリーを抑えるように心はけましょう。

 

タウリンで胃をピロリ菌から守ろう

ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がんなどの病気を引き起こすだけではなく、全身的な病気を引き起こす恐れがあることが明らかになってきました。

ピロリ菌に感染すると炎症がおこりますが、タウリンにはこのピロリ菌から胃を守る働きもあります。

タウリンが胃に入るとピロリ菌が作るアンモニアを中和して胃の炎症を抑制し、胃潰瘍の予防になると言われています。ピロリ菌が体内で作り出したアンモニアは、やがてモノクロラミンという有害物質に変化し様々な害を及ぼします。

タウリンがこのアンモニアと結合するとタウロクロラミンと言う成分煮代わり、この成分は体に無害なため、様々な症状を回避することができます。タウリンは過剰摂取しても副作用などの心配はありませんが、タウリンを食事から摂取する場合、必要量を摂取するには多くの食材を食べることになりますが、暴飲暴食は胃に負担がかかってしまいます。

胃をピロリ菌から守るためには暴飲暴食を避け、必要ならばサプリメントなどからタウリンを摂取するようにしましょう。

 

解熱剤・鎮痛剤を服用している人はタウリンの摂取を控えよう

タウリンをサプリメントなどで摂取する場合の注意点は、アスピリンが含まれる解熱剤や鎮痛剤の併用は避ける必要があります。

タウリンとアスピリンを同時に摂取してしまうと、アスピリンの効果が増強してしまう可能性があります。

アスピリンとは成分名ではアセチルサルチル酸といい、非ステロイド系の消炎鎮痛剤の代表共言われているものです。

効能は主に鎮痛、解熱、抗炎症作用ですが、強く効きすぎてしまうと様々な副作用の心配や体に大きな負担がかかってしまうことがあります。食事からタウリンを摂取している場合はあまり心配はいりませんが、サプリメントで摂取する際には、服用している痛み止めがアスピリン系の薬でないことをしっかりチェックしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

タウリンにはこのように様々な効果・効能があり、積極的に摂取したい栄養素のひとつです。

副作用の心配もなく安全な成分であると言えますが、医薬品として承認される際に行われた安全性を確かめる実験では、過剰摂取するとわずかですが吐き気や下痢などを副作用も報告されています。

食品から摂取する場合もその他の栄養素の過剰摂取になる可能性もありますので、注意が必要になります。

またタウリンは胃酸を過剰に分泌させる働きもありますので、人によっては潰瘍の発生リスクを高めることも知られています。

最近ではお酒をよく飲む人や生活習慣病が気になる人、ダイエットをしている人などタウリンが含まれた栄養ドリンクやサプリメントを摂取している人が増えていますが、タウリンだけを摂取していれば良いと言うわけではありません。

美容と健康のためにはバランスの良い食事と適度な運動は欠かせません。

規則正しい食生活や栄養バランスなどに加え、紹介したタウリンの正しい摂り方を参考にし、効果的に摂取していきましょう。

タウリンは足りないより過剰にでも体内に存在している方が好ましいため、過剰摂取の心配はありませんが、サプリメントなどで摂取する場合は必ず規定の量をしっかり守りましょう。

まとめ

タウリンを過剰摂取するとどうなる?正しい摂り方を解説!

・魚介類を中心としたバランスの良い食事を心がけよう
・毎日摂取するように心がけよう
・牛乳と一緒に摂取して心臓の負担を軽減しよう
・タウリンとマヨネーズで認知症を予防しよう
・シーフードカレーで脂肪肝を予防しよう
・タウリンで胃をピロリ菌から守ろう
・解熱剤・鎮痛剤を服用している人はタウリンの摂取を控えよう


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