汗の臭い、加齢臭、足の臭い…シツコイ臭い対策7つの秘訣

梅雨から夏にかけて湿度が高く汗ばむ季節になると、気になるのが汗の臭いです。

汗の臭いや加齢臭、足の臭いなど体臭には個人差がありますが、自分では臭いに気付かないことも多く、知らないうちに周りに迷惑をかけていることがあるかもしれません。

もともと汗にはほとんど臭いがなく、汗が細菌によって分解されと時に生じる分解臭や汗に含まれる成分が変化することによって生じる酸化臭が原因で臭いが発生します。

発汗は人間にとって体温を調節するための大切な機能で、逆に暑くても汗をかかない方が健康上よくありません。

問題は汗をかいた後の対策です。

体を清潔に保ち、細菌の増殖を防ぐことがこれらの臭いを防ぐためには必要になります。汗の臭いや加齢臭、足の臭いなどは誰にでもあることですが、仕方がないことと考えずに、エチケットのひとつとして対策をすることが大切です。

それではシツコイ臭い対策の秘訣をお伝えしていきましょう。

 

汗の臭い、加齢臭、足の臭い…
シツコイ臭い対策7つの秘訣

 

汗をかいたらこまめに拭くようにしよう

汗の臭いの原因になる細菌は汗や皮脂などをエサとして増殖し、その副産物として臭いを発生させますので、エサとなる汗や皮脂がなくなれば細菌の活動が減少するため、臭いを防ぐことができます。

濃度に違いはありますが、汗と尿の成分的にはほとんど変わりはありません。放置する時間が長いほど臭いがきつくなっていきます。

できれば汗をかいたらすぐにシャワーなどで流すことが一番ですが、汗をかくたびにシャワーを浴びることは難しいので、汗をかいたらタオルなどでこまめに拭くようにしましょう。

その際は必ず清潔なタオルを使い、中途半端に拭くのではなくトイレの個室などを利用し、しっかり拭くことが大切です。

 

体を清潔に保とう

汗の臭いを予防するには、体を生活に保つことが一番重要です。人は寝ている間、大量の汗をかきます。この寝汗が体臭の原因になりますので、時間のある人は朝のシャワーでしっかり寝汗を落とし、汗の臭いを予防しましょう。

時間がない場合は濡れタオルやデオドラントシートなどで、寝ている間にかいた汗や余分な皮脂を取り除くようにしましょう。また夜の入浴はできるだけ湯船につかるようにします。

5分以上浸かることによって体臭の原因になる悪い汗がでて、体臭の予防になります。体を洗う時は臭いの発生源を中心に洗うことによって、体臭の予防になります。

アゴの下・首の後ろ・脇の下・生殖器・肛門周り・足の裏や指の間は汗をかきやすく蒸れやすい場所なので、臭いが出やすい場所です。気になる時には臭い予防の石鹸やボディソープを使って、丁寧に洗うようにしましょう。

 

むだ毛のお手入れをしっかりしょう

汗の臭い対策にむだ毛のお手入れは関係性がないように感じますが、汗の臭いが悪臭になりやすい脇の下はしっかりむだ毛を処理することで予防することができます。

脇の下は汗をかきやすく蒸れやすい場所ですので、脇のむだ毛を放置しておくと毛の1本1本に汗が付着し、雑菌が繁殖しやすくなります。

また脇の毛があると汗が拭き取りにくく、制汗剤なども行き届きにくくなります。

脇のむだ毛をしっかり処理し、乾燥した状態にしておくことで、雑菌の繁殖を減少させ、汗の匂いを予防することができます。デリケートゾーンのむだ毛も同じように放っておくと蒸れやすくなり、臭いの原因となります。

整えるだけでも変わりますので、気になる人は試してみましょう。

 

こまめに着替えるようにしよう

汗の臭いは雑菌が作っているため、雑菌が繁殖するほど臭いがきつくなります。

雑菌のエサとなるさえや皮脂は体から分泌させるとすぐ下着や服に吸い取られるため、衣類のなかに雑菌のエサが蓄えられます。さらに体温で温められるためさらに雑菌が繁殖し、臭いの原因を作り出してしまいます。

汗の臭いがクサイと感じる時は衣類が臭っていることも多くあります。汗をたくさんかいた時はこまめに着替えることで、汗の臭いを抑えることができます。

着替えができない時は汗とりパットなどを使い、衣類に汗が染み込まないようにすることもおすすめです。また汗で蒸れた靴を履き続けることで靴のなかに雑菌が繁殖し、靴も靴下も足もどんどん臭くなってしまいます。

靴は2〜3足をローテーションで履くようにし、一日履いた靴は新聞紙などで湿気をしっかり取ってからしまうようにしましょう。

 

食生活を改善しよう

汗の匂いを予防するには体や衣類を清潔にすることも大切ですが、体の中から臭いをなくすことも必要です。

肉類中心の食べ物や極端に辛いもの、ニンニクやニラなど臭いの強い食べ物などは皮膚上に存在する雑菌のエサとなる汗を出しやすく、体臭の原因となります。

また揚げ物を摂り過ぎても汗の匂いがきつくなると言われています。

これは体が酸化してしまい、加齢臭や分泌物そのものが臭いを発するとされています。特に汗を多くかく季節には、これらの食べ物に偏らないように心がけましょう。

逆に体臭を予防する栄養素にはニンジンやかぼちゃなど緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAや、ゴマやアーモンドなどに多く含まれるビタミンEなどがあります。

また腸内を中和する食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌なども体臭の予防に有効です。普段の食生活を見直して、汗の臭いがきつくならないような食生活を心がけましょう。

 

制汗剤を正しく使おう

汗の臭いを抑えるためには、制汗剤を利用することもおすすめです。

制汗剤には様々な種類があるので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。しっかりと臭いの元に塗れるロールオンタイプやクリームタイプ、ローションタイプは朝の出勤前に、日中は持ち運びの便利なスプレータイプやシートタイプと使い分けることもおすすめです。

制汗剤の効果をアップさせるコツは汗をかく前、できれば入浴後などの肌が一番臭わない時に使うことが効果的です。

シャワーや入浴後、雑菌が増える前の清潔な状態で、好みや汗の量にあった制汗剤を使うことで汗の臭いの軽減に繋がります。ただし肌の弱い人は市販の制汗剤は肌荒れをしてしまうことがあります。

敏感肌の人におすすめなのが、天然成分を使った手作りの制汗剤です。スプレーボトルに殺菌作用のあるミョウバンや弱アルカリ性の重曹を精製水で溶かし、好みのエッセンシャルオイルをたらすだけです。

エッセンシャルオイルによっては虫除け効果や肌を引き締める効果なども期待できますので、好みに合わせて使ってみましょう。保存料が入っていないため少量ずつつくり、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

 

生活習慣を改善して臭いを予防しよう

いくら体臭対策を行っても臭いが軽減されない場合は、生活習慣に原因があるかもしれません。

運動不足は臭いの元となる皮脂を増やし、ストレスや睡眠不足は過酸化脂質を作る活性酸素を増加させます。強いストレスを受けることでアドレナリン副腎皮質ホルモンなどが大量に分泌され、これらのホルモンが皮脂線を強く刺激し過剰な皮脂を分泌させます。

これらは雑菌のエサとなり、汗の臭いの原因となります。

またお酒をたくさん飲んだ後、消化させなかったアルコールは汗として分泌されますし、アルコールが代謝される時は強い刺激臭を発生させますので、クサイ汗の原因となります。

タバコも口臭だけでなく、体臭の原因となります。汗の臭いを軽減させるには、適度な運動で汗を書くことが大切です。

日頃から運動不足の人は汗腺が発達していないため、汗にミネラルが入り込み、汗の臭いの元となります。

体臭予防と健康のためにも、日頃から適度な運動を心がけるようにしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

汗の臭いを予防するには、臭いの原因となる汗と菌の反応を抑えることが重要です。

これらの方法で雑菌の繁殖を抑え、臭いの元を断ちましょう。最近では体臭を抑えるサプリメントやボディケア商品が多く販売されています。自分の体質や生活習慣に合わせて、使用してみてはいかがでしょうか。

これらの方法でも改善されない臭いは、に負荷や美容クリニックなど専門の病院で治療することもできます。治療方法もいくつかありますので、信頼できる医師と良く相談した上で自分にあった治療法を選択しましょう。

また病気が原因で体臭がきつくなることもあります。体を清潔にしても体臭がとれない、いつもと違う汗の臭いがするなど、気になる症状がある場合は速やかに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

 

まとめ

汗の臭い、加齢臭、足の臭い…シツコイ臭い対策7つの秘訣

・汗をかいたらこまめに拭くようにしよう
・体を清潔に保とう
・むだ毛のお手入れをしっかりしょう
・こまめに着替えるようにしよう
・食生活を改善しよう
・制汗剤を正しく使おう
・生活習慣を改善して臭いを予防しよう


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