顔のかゆみを症状別に治す、家庭でできる7つの改善策

顔がかゆい!これだけで、テンションが下がってしまいますよね。

特に女性はお化粧をするので、顔にかゆみを感じるとさまざまなことに気を遣わなければいけません。

もしかして化粧品が合っていないのではないか、さらにかゆみが増したらどうしよう、かゆみの原因は何なのかなど、あらゆることを考えてしまうのではないでしょうか。

かいてはいけないと頭では分かっていても、かゆみを我慢できなくて掻いてしまうこともありますよね。実は肌はかけばかくほど、かゆみが増してしまうのです!

なぜなら、皮膚の表面にあるかゆみを感じる部分が刺激を受けると、その一部が末端の神経に伝わってしまいます。

それによって、ヒスタミンというかゆみ物質を放出する細胞を刺激してしまうという仕組みです。ですから、一刻も早くかゆみから解放されましょう。そこで今回は、顔のかゆみを症状別に治す改善策をご紹介いたします。

家庭でも簡単に出来る7つの方法は、必見ですよ!

 

顔のかゆみを症状別に治す、
家庭でできる7つの改善策

 

保湿クリーム・美容パックなどを使って、とにかく小まめに保湿しよう

敏感肌や乾燥肌の方は、季節の変わりでかゆみの症状が出やすくなってしまいます。

かゆみを我慢できずにかくと、ボロボロと薄い皮が剥がれてくるような状態になったら、肌がSOSを発しています。

けれど乾燥からくる肌のかゆみは、きちんと保湿対策をとることでかゆみが軽減されるでしょう。化粧水と乳液を付けた後には、保湿クリームで肌の水分を閉じ込めるようにしてください。

また定期的に美容パックをして、スペシャルケアをするのも効果があります。乾燥肌や敏感肌の方は、肌が乾燥するとかゆみが出てくるのでお化粧の上からも出来るスプレー状の保湿化粧水を駆使して乾燥を防ぎましょう。

 

加齢による肌のかゆみは、身体の内側からケアしよう~食事編~

敏感肌や乾燥肌ではなかったけれど、年齢を重ねるごとにちょっとしたことで肌のかゆみを感じるようになったという方。

恐らく加齢によって水分量が低下しているのかもしれません。加齢による乾燥が引き起こす肌のかゆみは、スキンケアだけでなく食事内容も見直しましょう。肌がプルプルになる食べ物としては、コラーゲン豊富な鶏の手羽先、モツ、白身魚などが挙げられます。

肌の調子を整える食べ物としては、ビタミンCが豊富なイチゴ、モロヘイヤ、ブロッコリーなどを積極的に食べましょう。

身体の中から、肌の潤いアップを手助けしてあげることが何よりの改善策です。

 

かゆみの原因となっている化粧品を直ちに使用中止にして、自分に合う化粧品を探しましょう

新しい化粧品にしたら、肌がかゆくてたまらないというあなた。恐らく新しい化粧品が、肌に合っていないのでしょう。

直ちにかゆみの原因となっている化粧品の使用を中止するようにしましょう。

そして、自分の肌に合った化粧品を探すようにしましょう。その際は、必ずパッチテストを行ってください。

顔以外の部分に化粧水を付けて、数分後に赤くなっていないかきちんとチェックするようにしましょう。

もし自分に合う化粧品がなかなか見つからなかった場合は、皮膚科に相談すると良いでしょう。医師があなたの肌質にあった、薬効成分の入っている化粧品を薦めてくれるかもしれません。まずは、自分の肌の異常に気付くことが大切です。

 

クリームクレンジングを使って、時間をかけて丁寧にメイクオフしよう。その後は、スペシャル保湿対策!

長時間メイクをしていると、細かな吹き出物と共にかゆみが出てきたという経験はありませんか?

女性の方なら、一度はこのような経験があるのではないかと思います。

長時間メイクをしていると、肌が呼吸出来ない状態になっています。そうすると肌の健康状態が悪くなって、少しの刺激でも肌が荒れてしまうのです。細かな吹き出物が出た時には、絶対に潰したりせずにクリームクレンジング剤を使用して丁寧にメイクオフしましょう。

そしてメイクオフした後は、1分以内にスキンケアをしましょう。スキンケアを後回しにすると、肌の水分量が奪われて乾燥がよりひどくなってしまいます。よって洗顔後は、素早く化粧水・乳液・美容クリームを塗るようにしましょう。

 

卓上加湿器&マスクで仕事中もバッチリ保湿対策をしよう

会社にいると、顔のツッパリ感を感じると共にかゆみが出てくるというあなた。

社内のエアコンは自分で調節することが難しいので、冷房・暖房ともにいつも乾燥しています。午前中は良いけれど、午後になると顔の突っ張りを感じる方も多いでしょう。ですから会社の中では、卓上加湿器とマスクの着用をオススメします。

最近は、ペットボトルを利用して加湿出来るものや、紙に水を染み込ませて利用するタイプの加湿器も発売されています。インテリアショップなどでオシャレな加湿器がたくさん売られているので、一度チェックしてはいかがでしょうか?

またマスクも、顔の乾燥を防ぐためには効果的です!自分の息によって、マスク内の湿度が上昇するからです。風邪予防にもなりますので、早速お試しくださいね。

 

じんましんと思われるかゆみは、食物アレルギーかも?すぐに皮膚科に行きましょう

食事をした後に、じんましんと共に顔がかゆくなったら食物アレルギーかもしれません。

ニキビなどとは明らかに違う発疹が出るのが、食物アレルギーの特徴で、虫刺されのような帯状の発疹が出てきます。一度じんましんを経験したことがある方は、お分かり頂けるかと思います。

じんましんを伴う顔のかゆみは危険信号です。大人の場合はすぐに皮膚科へ、お子さまの場合がアナフィラキシーショックを起こすと悪いので小児科を受診しましょう。

 

汗疹はぬるま湯で洗い流して、ベビーパウダーを塗りましょう

夏になると毎年肌がかゆくなり細かな発疹が出ているという方は、汗疹(あせも)かもしれません。

首や背中、お尻など汗をかきやすい部分に出来やすく、顔だとおでこと髪の毛の生え際が汗疹の要注意ポイントです。

汗疹によるかゆみは、かくと広がる恐れがあるので慎重に扱わなければいけません。ぬるま湯で汗を洗い流して、ベビーパウダーなどでしっかりケアをしていきましょう。

 

いかがでしょうか。

以上、顔のかゆみを症状別に治す、家庭でできる7つの改善策をご紹介いたしました。

顔のかゆみと言っても、その症状や原因は人それぞれです。かゆみを感じたらまずは原因を探って、原因に応じた対処をするようにしましょう。

特にこれから寒くなってくると、空気が乾燥してきます。普段は普通肌やオイリー肌だという方も、冬になるといきなり乾燥肌になるものです。外的な刺激に強い肌を作るために、日頃のスキンケアはしっかり行いましょう。

化粧水や乳液だけでなく、美容クリームや定期的なパック、また食事内容も見直しも効果的です。そして、一番大切なことはかゆみを感じてもかかないことです!

 

まとめ

顔のかゆみを症状別に治す、家庭でできる7つの改善策

・保湿クリーム・美容パックなどを使って、とにかく小まめに保湿しよう
・加齢による肌のかゆみは、身体の内側からケアしよう~食事編~
・かゆみの原因となっている化粧品を直ちに使用中止にして、自分に合う化粧品を探しましょう
・クリームクレンジングを使って、時間をかけて丁寧にメイクオフしよう。その後は、スペシャル保湿対策!
・卓上加湿器&マスクで仕事中もバッチリ保湿対策をしよう
・じんましんと思われるかゆみは、食物アレルギーかも?すぐに皮膚科に行きましょう
・汗疹はぬるま湯で洗い流して、ベビーパウダーを塗りましょう


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