自分の顔や身体のどこかに吹き出物が出ていることに気づいたら、あなたはどうしますか?
吹き出物を潰して中の角栓を絞りだす方、すぐに治療薬を塗る方、そのまま小さくなるのを待つ方など、正しいか正しくないかは別として人それぞれ対処法は違うでしょう。
吹き出物がでて、数日後には跡形もなく消えて行けば良いですが、中には何か月経っても吹き出物の跡が残ってしまう方がいます。最近は、そのような手遅れな状態にならないようにと、多くの方が「薬」に頼るようになりました。
テレビコマーシャルや雑誌などで、さまざまなメーカーが宣伝しているニキビ治療薬や吹き出物に塗る薬のことです。
けれどそのような薬に頼らなくても、吹き出物の跡を残さずツルツル肌を保てる秘訣があるのです。
そこで今回は「吹き出物に薬は不要!跡を残さない適切な処置とは」と題して、ご紹介します!
吹き出物に薬は不要!
跡を残さない適切な処置とは
我慢!吹き出物に触らないのが1番の薬
吹き出物が出来ると、ふくらみの中央に「黄色い粒」のようなものが見えると思います。実は、これは「角栓」です。
中には対処法を勘違いして、この角栓を絞り出せば治りが早いと勘違いしている方がいらっしゃいますが、それは大間違い!
角栓を絞り出せば、当然肌は傷つきます。そして、傷ついた肌からバイ菌が侵入して更なる炎症を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
1番の治療薬は、絶対に触らないこと!吹き出物が気になる気持ちは分かりますが、絶対に潰さない・触らないが鉄則です。
食生活を見直して肌のターンオーバーを促そう
吹き出物が出来ると、治療薬を何度も塗ってみたり、時には潰すという荒治療を行う方がいます。
けれど吹き出物の対処法は、身体の外側からだけ行えばいいというわけではありません。
今まで外食やファーストフードなどの偏った食生活をしていると、吹き出物が良く出るようになった経験はありませんか?
つまり、食事と吹き出物は密接な関係があるのです。ですから吹き出物の跡を残さずキレイに治すには、肌のターンオーバーを正常に促す必要があります。
肌の再生化には欠かせないビタミン・タンパク質を積極的に摂りましょう!
赤く炎症したら要注意!皮膚科を頼ろう
吹き出物が出たらすぐに薬に頼る必要はありませんが、吹き出物の状態によっては要注意の場合があります。
それは、吹き出物が赤く炎症した状態になったときです。炎症しているということはバイ菌が入って化膿しているので、吹き出物の跡が残ってしまう可能性が非常に高いです。
よって、手遅れの状態になる前に「皮膚科」を受診しましょう。
肌のプロフェッショナルである皮膚科医の指示に従って、適切な処置を行うことも時には大切です。
けれども1番良いのは、ひどくならないようにケアすることです。
吹き出物を厚化粧で隠すのはNG!なるべく薄化粧にしよう
顔に吹き出物が出来ると、人と話す時に堂々と正面を向きにくいという方もいるでしょう。顔に普段出来ていないものが出来ているのですから、何だか恥ずかしいですよね。そんな時に多くの女性が化粧を濃くして、吹き出物を目立たなくするようにしています。
けれど厚化粧で、吹き出物を隠すのは大間違い!皮脂が詰まりやすくなったり、肌への刺激も加わるのでよりひどくなってしまう可能性があるのです。
気になるとは思いますが、吹き出物が出ている時にはなるべく化粧をせず、素肌の状態でいることをオススメします。
薬に頼る前に、正しい洗顔方法を身に付けよう
吹き出物が出たらすぐに薬に頼る前に、ご自分の洗顔方法を見直してみましょう。
「吹き出物が出ているから、汚れはキッチリ落とさなきゃ」とゴシゴシ洗顔するのは大間違い!
ゴシゴシ洗顔は肌に大きな負担がかかるだけでなく、うっかり吹き出物を潰してしまう可能性もあるのです。
そこで正しい洗顔方法を身に付けることがとても大切です。
ポイントは、3つあります。1、洗顔料は低刺激のものにすること。2、たくさんの泡で、顔全体を包み込むようにすること。3、絶対に患部は触らないこと。
これらの3つに気を付けて、正しい洗顔で肌の調子を整えましょう。
薬は不要だけど、サプリメントは必要
吹き出物が出た場合、薬は不要ですが、サプリメントは有効活用しましょう。
どんなに普段の食事に気を付けていても、肌に良い栄養素を全て摂れるわけではありません。そこで、気軽に十分な栄養素を摂取出来る「サプリメント」を活用しましょう。
オススメの成分は、新しい細胞を作り出すために必要不可欠なビタミンB2・肌のターンオーバーを助けるビタミンB6・ホルモンバランスを整えるイソフラボンです。
ドラックストアで気軽に手に入る物ばかりですから、是非一度お試しになってはいかがでしょうか。
特別なケアよりも、毎日のスキンケアに力を入れよう
突如出現した吹き出物に、何か特別なケアをしなければと意気込む方がいらっしゃいます。
けれど吹き出物が出来てしまった時点で、特別なケアをするよりは、吹き出物が出来にくいように毎日のスキンケアに力を入れる方が良いでしょう。
正しい洗顔方法できちんと化粧を落とし、化粧水で肌の調子を整えて、乳液で引き締めながら保湿するという行程を大切にするのです。
肌の調子を自分で感じとり、化粧水や乳液の量を調節するなど「肌への気遣い」を大事にするということです。
毎日のスキンケアを充実させて、吹き出物が出にくい肌質を作りましょう!
いかがでしたでしょうか。
以上「吹き出物に薬は不要!跡を残さない適切な処置とは」と題してお送りいたしました。
吹き出物を早く消したいという気持ちが強まり、ついつい吹き出物を潰してしまったり、医薬品を1日に何度も塗る方がいらっしゃいます。
けれど、それはお待ちください!跡を残さないようにするためには、適切な処置を行えるかどうかにかかっています。
今回ご紹介した7つのポイントを見直して、吹き出物が出来た際には適切な処置を行うようにしましょう!
これさえ知っておけば、吹き出物が出来てしまっても安心ですよ。
まとめ
吹き出物に薬は不要!跡を残さない適切な処置とは
・我慢!吹き出物に触らないのが1番の薬
・食生活を見直して肌のターンオーバーを促そう
・赤く炎症したら要注意!皮膚科を頼ろう
・吹き出物を厚化粧で隠すのはNG!なるべく薄化粧にしよう
・薬に頼る前に、正しい洗顔方法を身に付けよう
・薬は不要だけど、サプリメントは必要
・特別なケアよりも、毎日のスキンケアに力を入れよう