よもぎの効能を摂って、体の不調をよくする7つの方法

よもぎの効能を摂って、体の不調をよくする7つの方法
山歩きする人にはおなじみのよもぎ。ハイキングをしていると道端に普通に自生しているキク科の多年草です。冬の寒さが温んでくると枯れ葉の間から鮮やかな緑の葉をのぞかせて春の訪れを教えてくれる草としても知られています。柔らかな新芽を使って作るよもぎのさわやかな香りを楽しむ草餅は、まさに春の風物詩ですね。

よもぎは、漢方としても用いられています。漢方の世界ではよもぎは「艾葉(がいよう)」と呼ばれています。「艾」は「安定した状態にする」という意味を持っています。病を収める草として知られているんですね。

よもぎは日本でも古来からなじみのある草で万葉集や枕草子、平家物語にも登場しています。草餅や草団子にしてよもぎを食べるのは、実はよもぎの薬効にあやかって無病息災を願う昔の人たちの生活の知恵でもあるのです。

昔から食用や薬草として用いられているよもぎ。最近そのよもぎの持つパワーが脚光を浴びています。
今回は女性に嬉しいよもぎの効能を、たっぷり紹介しますね。

よもぎを飲んで食べて体質改善

漢方では生薬として用いられているよもぎ。「飲む」「塗る」「浸かる」「嗅ぐ」「燃す」など、いろいろな方法で用いられる薬草です。
中でも特に注目したいのが、その栄養素。食物繊維にミネラル、ビタミンにカロテン…体を健康に保ち美容効果もある栄養がたっぷり詰まっています。

中でも注目したいのがクロロフィルです。化粧品や健康食品にも使われているクロロフィルは、植物が太陽エネルギーを利用して二酸化炭素から糖類を合成する光合成に必要不可欠な成分です。

このクロロフィルは体内に残留し健康に悪影響を与える農薬や水銀、鉛などを排出させる働きを持っています。その働きが癌の発生を抑制し、血液をきれいにし新陳代謝を促してくれるんですね。

食用に出来るよもぎは、春、3月~5月初旬ごろまでの若い新芽です。よもぎの若芽を蒸して乾燥させたよもぎ茶は保存が効くので便利です。
旬の季節にはスムージーにするのがお勧めです。よもぎの葉のてんぷらも、なかなかオツですよ。

 

美肌効果たっぷりのよもぎ

野山で遊ぶとき、ちょっとした切り傷やすり傷によもぎの葉をすりつけた経験はありませんか?よもぎは昔から外用薬としても用いられてきました。よもぎに含まれるクロロフィルは殺菌作用があります。切り傷やすり傷などの雑菌の繁殖を防いだり炎症を抑える効果を持っているのです。その効果はニキビや肌荒れなどのトラブルにも発揮されます。

よもぎの葉を煮だしたよもぎローションは、ニキビや肌荒れ、虫さされや皮膚炎などトラブルを起こした肌に湿布すると、症状を改善させてくれるのです。炎症を治めてくれるので、うがい薬として使うと風邪の予防になりますね。

よもぎローションの作り方は簡単です。

材料

よもぎ 生100g(乾燥50g)
水 600cc

作り方

①鍋に材料を入れ火にかける。
②沸騰したら弱火で10分煮る。
③火を止め、付近で煮汁を漉す。しっかりエキスを絞り出す。
④冷蔵庫で保存する。

鍋は成分の栄養を受けにくい土鍋やホーロー鍋を使うのをお勧めします。冷蔵庫で保存できるのは1週間ほど。冷凍で1か月ほど保存できます。小分けして使う分だけ回答するとよいですね。乾燥がひどい時にはグリセリンを加えましょう。

 

よもぎでお灸をしよう

お灸は熱でツボを刺激して血行を良くし体を温めることで、本来の自然治癒力を高める健康法です。よもぎの漢方での呼ばれ方「艾葉(がいよう)」の「艾」はもぐさのこと。実は、お灸に使うもぐさはよもぎの葉から作られたものなんです。

お灸をすると血液循環が良くなるので、新陳代謝が良くなり疲労回復効果が期待できます。冷え性が改善されて、便秘や肩こり、頭痛や生理痛など慢性的な体調不良を改善することが出来るんですね。

自分でもぐさを作ることもできますが、それでお灸するにはちょっと高度な技術が必要です。やけどの危険もあるので、かなりの注意が必要です。安全でツボの説明もついていることも多い市販のお灸で挑戦してみてくださいね。

 

よもぎを入浴剤にしよう

痩身エステに欠かせないゲルマニウム温浴。有機ゲルマニウムの入ったお湯で体を温め、新陳代謝を促して痩せやすい体質に改善する、デトックス効果の高い温浴療法です。

そのゲルマニウム温浴、なんと、よもぎで手軽に出来るんです。ポイントはよもぎに含まれるクロロフィル。クロロフィルには有機ゲルマニウムが含まれていて、よもぎを入浴剤にするとゲルマニウム温浴が出来るんですね。

よもぎ風呂に使うのは、乾燥させたよもぎです。2掴みほどのよもぎをガーゼ等で包んでお湯に入れます。そのお湯に20分ほどつかると、2時間運動をした時と同じだけのカロリー消費が期待できるそう。発汗作用で毛穴が開き、老廃物が排出されるので、デトックス効果が十分期待できますね。

体を温めるので、冷えが原因になる女性特有の悩みを改善してくれますよ。

 

よもぎ蒸しで体すっきり!

もっと積極的によもぎの効果を取り入れたい!という人にはよもぎ蒸しがお勧めです。よもぎ蒸しは、韓国の民間療法。もともとは産後の女性に行われていました。女性特有の器官に一番近い下腹部の血行を促進することで、出産後の弛緩した子宮や膣の収縮を助け、卵巣の機能を戻す手助けをしたのです。体を温めて発汗を促すことで老廃物の排出を促すので、新陳代謝を活発にする効果も期待できます。

よもぎ蒸しは、よもぎを蒸す蒸気の上に座り、体をすっぽりとケープで覆います。デトックス効果抜群のサウナに入ったようなものですね。よもぎの成分で肌のトラブルの改善や美肌効果、アンチエイジングが期待できます。よもぎ蒸しの後は体が軽くなるのを実感できますよ。

よもぎ蒸しはサロンだけでなく、自宅でできるキットも販売されていて、手軽に試すことができます。

 

よもぎの香りで不調を撃退

よもぎは、若草のさわやかな香りが特徴です。よもぎを使った草餅や団子にはその香りが特徴的ですね。よもぎの香りでイメージするのは、森林の中に踏み入ったときの香りです。自然の中で樹木の持つ力で癒しを求める森林浴は、いわば森林で樹木の香りを浴びるアロマテラピーのようなものです。よもぎの香りでその森林浴の効果を日常生活で手軽に取り入れることが出来るんですね。

よもぎの香りの主な成分は3つ。

①シオネール
自律神経を整え、リラックスさせてくれます。
②α-ツヨシ
目の炎症を抑え充血を改善してくれます。
④カリオフィレン
ストレスを和らげ、リラックスさせてくれます。抗ガン効果があります。

ストレスがたまったなぁ…と思ったら、よもぎの香りでリフレッシュしましょう。

 

よもぎ枕で気持ちよく眠る

よもぎの香り成分シオネールはリラックスさせるだけでなく睡眠を促す効果も持ち合わせています。よりよい眠りを求めて、中国では2千年以上前からよもぎ入りの枕が使われてきました。

よもぎ枕の作り方は簡単です。乾燥させたよもぎをガーゼなどで包み、枕の中に忍ばせるだけ。寝返りを打ったり枕を動かしたりするたびに、よもぎの若々しい香りが漂って、気持ちよく眠ることができます。

塩を使ったよもぎ枕は特にお勧めです。塩から発生するマイナスイオンと、よもぎの香りで、安眠効果がさらに期待できます。乾燥させたよもぎと、空炒りして乾燥させた塩を合わせて布袋にいれて口を閉じたらよもぎ塩枕の出来上がり。

冬は塩の血行促進作用で温かく、リラックスできます。暑い季節には冷蔵庫で冷やしておくと、塩のおかげで冷たさが持続し涼しく眠ることができますよ。

 

よもぎといえば、道端に生えている雑草のような存在です。そのありふれた草にこんなにたくさんのパワーが含まれているとは驚きですよね。

薬効成分たっぷりのよもぎは、昔から草餅などに使われていることを考えると、日本の伝統的なハーブとも言えます。その力を見直して、もっと積極的に取り入れていきたいですね。

よもぎのもつパワーが詰まっているのは、春先から夏までの若い芽や葉です。先から15cm程度までで、軽くつまんで摘み取れる葉を選びましょう。たっぷりと摘み取って、乾燥させて保管しておくと1年中よもぎを使うことができますね。

草餅やスムージーなど食用に使うときにはさっと下ゆでして冷凍保存しておきましょう。ミキサーにかけてペースト状にすると、草餅やスムージーにすぐに使えて便利です。

よもぎを生活に取り入れて、すっきり生活目指しましょう。

まとめ

よもぎの効能を摂って、体の不調をよくする7つの方法

・よもぎを飲んで食べて体質改善
・美肌効果たっぷりのよもぎ
・よもぎでお灸をしよう
・よもぎを入浴剤にしよう
・よもぎ蒸しで体すっきり!
・よもぎの香りで不調を撃退
・よもぎ枕で気持ちよく眠る


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