玉ねぎの効能で体の不調を治す7つの方法

玉ねぎは、和食・洋食・中華の全ての料理にマッチする万能野菜です。

お肉とジャガイモと一緒に煮込み、醤油で味を付ければ美味しい「肉じゃが」に。みじん切りにしてハンバーグに加えたり、飴色になるまで炒めてカレーに加えると旨味アップに最適です。

また酢豚や八宝菜の具材としても欠かせないのが、玉ねぎですよね。玉ねぎが美味しいのは、皆さんご存知だと思います。

けれど、美味しいだけで終わらないのが我らが玉ねぎです!実は、玉ねぎには体の不調を治す素晴らしき効能があるのです。

美味しいうえに、体に良いなんて・・・あんな小さな茶色の玉に、そんなパワーがこめられていたことに驚きです!

そこで今回は、玉ねぎの効能を利用して体の不調を治す7つの方法をご紹介いたします。

 

玉ねぎの効能で
体の不調を治す7つの方法

 

玉ねぎを切ったら30分加熱しないで放置!発がん予防効果をゲットしよう

玉ねぎを切ると目が染みるので、すぐにフライパンの中に入れたくなりませんか?

その気持ちも分かりますが、ちょっと待ってください。30分以上、加熱しないでそのまま放置しておきましょう!実は、玉ねぎの目に染みる成分には血液サラサラ効果があるのです。

けれど、切ってすぐに加熱すると効果が失われてしまうのです。

しかし不思議な事に切ってそのまま30分放置すると、別の成分に生まれ変わって、発がん抑制効果を生み出すのです。

30分放置すれば、加熱してもその効能は奪われません。今日からは、玉ねぎの下ごしらえを早めにしておく必要がありますね。

 

風邪で体調が悪い時には、生玉ねぎに含まれる硫化アリルで殺菌しよう

喉が痛い・熱が出た・寒気がする・鼻水が出るなどの風邪の諸症状が出たら、薬を頼るのも良いですが玉ねぎの力も借りましょう。

生の玉ねぎに含まれる「硫化アリル」という成分は強い殺菌効果があるので、風邪の病原菌を退治してくれるのです。

風邪を引いていなくても、普段から生玉ねぎを食べることで、病原菌に負けない強い体が作られます。

けれど、生玉ねぎを食べる際に1つ注意して頂きたいことがあります。それは、調理の段階で水にさらさないことです。

美味しさを求めるのであれば、水にさらして辛味や苦みをとった方が美味しいでしょう。ですが、玉ねぎの効能を重視するのであれば水にさらさないで、薄切りにしてそのまま食べることをオススメします。

水にさらすと、栄養成分が流れ出てしまうので効果が半減してしまいます。

 

皮ごとむしゃむしゃ食べて、アンチエイジング効果をゲットしよう

玉ねぎは、実だけを食べる野菜ではありません!皮にも、最強パワーが閉じ込められているのです。

皮に含まれているのは、究極のアンチエイジング成分「ケルセチン」です。ケルセチンには、老けの原因である活性酸素の働きを抑える働きがあります。よって、若返りたい願望がある方は、玉ねぎを皮ごと召し上がることをオススメします。

調理法としては、まず皮をよく洗い乾燥させて、すり鉢やミキサーで粉状にする方法があります。皮を粉状にすることで、紅茶・コーヒー・ヨーグルト・お味噌汁などさまざまな料理に加えて楽しめます。

また、皮ごとじっくり煮込んでオニオンスープにするのも良いでしょう。

 

心身共に疲れた時は、玉ねぎ×豚肉の組み合わせが最強

「なんだかストレスが溜まったなぁ」「ショックな出来事があって、食欲がな」という方は、是非玉ねぎを召し上がってください。

玉ねぎに含まれる硫黄化合物には、精神を安定させてイライラを落ち着かせる効能があります。

心身共に疲れを感じた時には、ビタミンを多く含み疲労回復に効果的な豚肉と一緒に食べるとよいでしょう。

玉ねぎと豚肉でショウガ焼きにしたり、ポークカレーにするのもオススメです。

疲れを感じた時にはすぐに栄養ドリンクに頼るのではなく、玉ねぎと豚肉を使った料理を食べて、疲労回復に努めましょう。

 

ダイエット効果を望むなら、硫化プロピルたっぷりの辛い玉ねぎをたっぷり堪能しよう

最近「辛くない玉ねぎ」が販売されていますよね。確かに玉ねぎが苦手な方にはとても食べやすくなっているのですが、玉ねぎが本来持っている効能を活かすためには不十分です。

血液中の糖分の代謝を促進して、ダイエット効果をもたらす「硫化プロピル」という成分は、辛い玉ねぎにこそ豊富に含まれているのです。

硫化プロピルは血液をサラサラにする効能があるので、糖尿病予防・代謝促進ん・血糖値の低下など嬉しい効能ばかりです。

ですからダイエット効果を得るためには、より辛い玉ねぎを食べましょう!

 

眠れない夜には、生玉ねぎ枕を活用しよう

心配事があって、なかなか寝付けない。布団の中に入ってから、寝付くまで二時間かかる。このような不眠の悩みも、玉ねぎで解決しましょう。方法は簡単です。玉ねぎの白い実の部分を細かく千切りにします。それをガーゼに包んで、枕の下に置いて寝るだけです。

玉ねぎの「硫化アリル」という成分には、心を落ち着かせる効能があるので、不眠の方にありがちな心のざわつきを解消し、ゆったりとした気分で眠りにつくことができます。

実は海外では、古くから生玉ねぎに安眠効果があるとして民間療法に用いられてきました。

部屋の中が多少たまねぎ臭くなると思いますので、そこは使用前に覚悟して下さいね。

 

加熱して食べれば、成人病を予防できる!

生のまま食べても、皮を食べても健康に良い影響を与えてくれる「玉ねぎ」。

もちろん、加熱して食べても素晴らしい効能があります。玉ねぎを加熱すると、トリスルフィド類やセパエン類という成分が作られます。これらの成分には、ドロドロ血液の原因である悪玉コレステロールや中性脂肪の値を下げる効能があります。

よって、脳梗塞や脳出血などの血管の詰まりによる病気を防ぐことができます。玉ねぎには、成人病予防効果もあるなんて驚きですよね!

和食・中華・洋食など、幅広い料理に使える玉ねぎを、日々の料理に加えましょう。

 

いかがでしょう。玉ねぎは美味しいだけでなく、さまざまな健康効果があることがお分かり頂けたと思います。

今までは皮を捨てて、中の白い実の部分だけを食べていたという方も多いと思いますが、皮にも魅力的な栄養素がたくさん含まれています。

玉ねぎを購入する時は、土のついていない綺麗な皮を選んで、丸ごと美味しく頂きましょう!

これから冬を迎えるにあたって、玉ねぎ丸ごとスープや、ポトフ・シチュー・おでんなどの温かいスープや鍋料理に重宝する素材だと思います。

小さな茶色の玉に秘められた健康パワーは無限大です。さぁ、今日の晩御飯は玉ねぎたっぷりのメニューにしてみませんか?

早速スーパーに、玉ねぎを買いに走りましょう。

まとめ

玉ねぎの効能で体の不調を治す7つの方法

・玉ねぎを切ったら30分加熱しないで放置!発がん予防効果をゲットしよう
・風邪で体調が悪い時には、生玉ねぎに含まれる硫化アリルで殺菌しよう
・皮ごとむしゃむしゃ食べて、アンチエイジング効果をゲットしよう
・心身共に疲れた時は、玉ねぎ×豚肉の組み合わせが最強
・ダイエット効果を望むなら、硫化プロピルたっぷりの辛い玉ねぎをたっぷり堪能しよう
・眠れない夜には、生玉ねぎ枕を活用しよう
・加熱して食べれば、成人病を予防できる!


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