生理中は運動を控えめに!生理中の過ごし方と注意点7つ

最近は生理用品の機能性が格段にアップし、生理中の不快感は最小限になりました。そのため、生理中でもストレスフリーでいつもと同じような生活を送ることができます。

生理用品のCMなどでも、生理中でも普段と変わらずにアクティブに過ごそう!という言葉を頻繁に見かけますね。

ですが、それを鵜呑みにするのはちょっと待ってください。

生理痛が有る無いに関わらず、生理中というのは、私たち女性の身体の中で大変な作業が行われている時なのです。特に生理痛の無い方は生理を簡単なことと捉えがちですが、実は生理中には運動を含め、注意しないといけないことが沢山あるのです。

女性にとってとても大切な子宮という臓器、そして女性の身体全体を守るため、生理中に気をつけなければいけない事を改めて覚えておきましょう。

 

生理中は運動を控えめに!
生理中の過ごし方と注意点7つ

 

激しい運動は控えましょう

生理の時に注意することとして、運動は控えめにした方が良いということを知っている方は多くいらっしゃるでしょう。

生理というのは子宮の内膜が剥がれて排出されてくるという、とても重大な作業が身体の中で行われている時です。血行を良くする程度のストレッチ程度なら身体に負担はかかりませんが、疲労感を伴うような運動はしないでください。目には見えなくても、身体への負担はとても大きなものとなってしまいます。

これから先もずっと付き合っていく大切な子宮を労わるような気持ちをもってあげましょう。

 

肌への刺激は避けましょう

生理中のお肌はとても敏感になっています。排卵日以降から生理前にかけてニキビができやすくなるのは黄体ホルモンの影響なのですが、この時期にニキビが出来やすい人というのは、お肌がホルモンの影響を受けやすい体質だということになります。

生理中は、新しい化粧品を使うのはやめ、普段から使っている化粧品のみにしましょう。それでも敏感肌に傾いてしまいがちですので、お肌への刺激は極力避けるようにしましょう。

また、お肌への刺激という意味で、生理中のムダ毛の処理はお休みするようにしましょう。

 

カラーリングは避けましょう

髪の毛を自宅でカラーリングしたことのある方は、注意書きをしっかりと読んでいますか?ホーム用カラーリング剤には、生理中は使用しないようにという注意書きが、かなり目立つように書かれています。

生理中というのは肌質がとても敏感になっている時期です。そのため、普段は全く何の刺激も感じない成分であっても、ピリピリといった刺激を感じたりするというトラブルが起きる可能性があるのです。また、髪質自体も不安定になりやすいと言われています。

生理中のほんの数日間は、カラーリングは我慢するようにしましょう。

 

食品に注意しましょう

生理中は食べない方がいいものがあります。特に生理痛のある方は、生理痛をひどくさせるホルモン「プロスタグランジン」が過剰に分泌されないように、分泌を促す食品を避けるようにしましょう。身体を冷やす食べ物も避けましょう。

プロスタグランジンの分泌を促進してしまう食べ物:特に肉類、乳製品、洋菓子類

身体を冷やす食べ物:夏野菜、コーヒー、紅茶、冷たい食べ物、冷たい飲み物

また食べると生理痛が改善される効果を期待できる食べ物として、魚類、ひじき、大豆製品、アーモンドなどがあります。

 

お酒は控えましょう

生理中のアルコール類は、普段より控えるようにしましょう。

生理中にアルコールを控える必要がある理由は三つあります。一つ目は、生理中は味覚が鈍感になってしまうためです。そのため、普段以上に飲み過ぎてしまうことがあるのです。

二つ目は、身体を冷やすからです。血行を促進して身体を温めてくれるように、ほんの少し熱燗を飲む程度ならいいのですが、ビールなどの冷たいアルコール類を何杯も飲むと、身体を冷やしてしまいます。

三つめは、生理時の弱った身体に、アルコールの分解で更に負担がかかってしまうからです。

 

身体を冷やさないようにしましょう

最近は生理用のサニタリーショーツであっても、ローライズのタイプが主流ですね。確かにファッションに影響を及ぼさないので助かります。
ですが、このお腹を保護しない服装というのが、生理中にはとても良くないのです。

生理中はとにかくお腹を冷やさないようにしましょう。腹巻をしたり、お腹の辺りに使い捨てのカイロを貼って温かくしただけで、生理痛が改善する人もいます。

また、身体やお腹を直接温めることも大切ですが、血行を良くすることが温めることの目的ですので、身体を締め付けない下着や服装をすることも重要です。

 

性行為は控えましょう

生理中は生理ナプキンを使用してることなどもあり、雑菌が繁殖しがちです。また、お肌が敏感になっているだけでなく、身体自体も抵抗力の落ちている状態です。そんな状態の時に性行為をすると、膣内に雑菌が入り込んで炎症をおこしたり、感染症にかかる率も高くなってしまいます。

また、生理中は妊娠しないという間違った情報が氾濫しています。これは嘘で、生理中でも妊娠する可能性があるのです。

自分の大切な身体を守る為、生理中の性行為は行わないことが望ましいです。

 

いかがでしたでしょうか。

女性にとって子宮は大切な臓器です。ですが、毎月毎月訪れる生理とずっと付き合っていくうちに慣れてしまい、あまり生理にたいして気を遣わなくなってきてしまうのが現実ですね。

ですがこうして見てみると、気をつけなければいけないことが意外と沢山あります。特に生理痛のある方は、痛ければ鎮痛剤を飲むという選択以外に、気をつければ生理痛が軽減しそうな注意点がいくつかありましたね。

今度の生理時には、これらの注意点を少しだけでも意識して、大切な自分の身体を労わってあげてみてください。

 

まとめ

生理中は運動を控えめに!生理中の過ごし方と注意点7つ

・激しい運動は控えましょう
・肌への刺激は避けましょう
・カラーリングは避けましょう
・食品に注意しましょう
・お酒は控えましょう
・身体を冷やさないようにしましょう
・性行為は控えましょう


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