アンチエイジングをまだ意識する年齢ではないかなと思った方、ちょっと待ってください。実はアンチエイジングを始める時期は、若ければ若いほどいいんですよ。20代、30代と早い時期からアンチエイジングを意識することで、その分若さは長く保たれるといわれているんです。
しかし、アンチエイジングっていってもどんなことをしたらいいのか疑問に感じますよね。サプリメントや美容液を利用するなど、その方法はさまざまですが今回おすすめするのが「ごぼう茶」です。
ごぼう茶とは、その名の通り野菜の「ごぼう」をお茶にしたものです。意外と知られていませんが、実はごぼうはアンチエイジングの強い味方なんですよ。
そのまま食べたらいいんじゃないかと思われた方もいるかもしれませんが、ごぼうを毎日食べるのはなかなか大変です。そこで、手軽にごぼうのアンチエイジング効果を得られるのが、ごぼう茶なのです。本記事では、何故ごぼう茶でアンチエイジングが出来るのか?その7つの理由についてご紹介します。
スゴイごぼう茶の効能!
ごぼう茶でアンチエイジングが出来る7つの理由
シワやシミを防ぐ「抗酸化作用」
ごぼうを調理するときは、必ず水にさらしてアク抜きをしますよね。実はあのアクの中には「サポニン」というポリフェノールがたっぷりと含まれているんです。サポニンの主な働きは、脂質や悪玉コレステロールを分解し、体内の酸化を防ぐ「抗酸化作用」です。
体内の抗酸化、つまり体の中に溜まった老廃物を吸収し、対外へ排出することでシワやシミなど肌の老化を防ぐことができるというわけです。
サポニンが一番含まれているのが、ごぼうの皮の部分です。通常、調理する際に捨ててしまう皮も、一緒にごぼう茶として体内に取り込むことでその効果を強く期待できること間違いなしです。
ちなみにこちらのサポニンというポリフェノールは、万能の薬といわれている朝鮮人参にも含まれています。滋養強壮の役目も果たすため、アンチエイジングに繋がるといえますね。
抗酸化をパワーアップさせる「クロロゲン」
ごぼう茶には、サポニンの他にも「クロロゲン」というポリフェノールが含まれているんです。クロロゲンにもサポニンと同じく抗酸化作用があり、肌荒れを改善させたり、白髪を防ぐ効果があるといわれています。
またクロロゲンは熱を加えたり、焙煎することで、抗酸化作用がさらにアップするということが今日の研究でわかっています。ごぼう茶の作り方として、ささがきにしたごぼうを天日干しした後、フライパンで炒るという工程があります。この「炒る」というのが、抗酸化をパワーアップさせているのです。
これらの抗酸化作用は、ブロッコリーやホウレン草にも多く含まれていますが、ごぼうの抗酸化作用はこれらの野菜の中でも、その効果はトップといわれています。
腸の働きを整える「食物繊維」
実は多くの女性が悩まされているといわれている「便秘」は、美容の大敵です。便秘になると、腸の内側に便がこびりついてしまい、アンモニアなどの有害物質が発生します。その結果、肌荒れを起こす原因になるといわれているのです。体に不必要なものを排出するという働きは、美肌を保つ秘訣でもあるということですね。
ごぼう茶は、腸の働きを整える「食物繊維」をたくさん含んでいます。胃や腸をきれいに掃除してくれるので便秘は改善され、ツヤツヤお肌を手に入れられることでしょう。
冷えとむくみを撃退する「イヌリン」
ごぼうは土の中で育ち、春に芽を出す植物のため、地中の土の中から水分を調達する必要があります。そこで大きな働きをするのがごぼうに含まれる「イヌリン」という物質です。イヌリンはとても吸水性に優れており、土の中の水分を効率的に吸収する役目をしています。
ごぼう茶を飲むことで、体内に取り入れられたイヌリンが体に必要のない水分を吸収し、むくみや冷えを改善してくれるのです。むくみや冷えは、血液の循環を悪くし体の老廃物を排出する機能を低下させるためイヌリンの作用はアンチエイジングにとても効果があるといえます。
絨毛の働きを正常に
私たちの体は、腸の絨毛という組織から栄養分を吸収します。体の脂肪が増えると、この絨毛という組織が通常よりも働き、脂質や糖質をたくさん取り込み太ってしまうといわれています。前述でも述べた「サポニン」には、この絨毛の働きを正常にする効果があることがわかっています。
年齢を重ねるとついてしまう余分な脂肪はアンチエイジングの大きな敵ですのでスリムな体を手に入れるためにも、サポニンを含むごぼう茶を飲んで太りにくい体を目指しましょう。
血糖値の上昇を抑制
みなさんが好きなスイーツ。実はそのスイーツも、体の老化に大きな関わりがあるといわれています。甘いスイーツを食べると、血液中の糖分である血糖値が上昇します。血糖値が上昇し、その状態が長く続くと体内の細胞が酸化してしまい、老化へとつながってしまうのです。
ごぼう茶の成分である「イヌリン」は、血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれているためアンチエイジングの強い味方といえます。
肩こりの解消
肩や首がこると、血流が悪くなり老廃物が溜まりやすくなったり、肌荒れを起こしやすくなるといわれています。ごぼう茶のサポニンには、血液を凝固させる「血小板」の機能を弱める働きがあります。
ごぼう茶を飲むと、体に取り込まれたサポニンが血小板の機能を弱め、血液をサラサラにしてくれます。その結果、肩や首のこりが改善され体の老廃物を流し、肌荒れを予防することが可能です。
上記のようにごぼう茶は、アンチエイジング効果が期待できる働きがたくさんあります。また、ごぼう茶はご自身でごぼうを購入して作ることもできますが、最近は店舗やインターネットでも購入することができるため、手軽にアンチエイジングをすることができますね。
そしてごぼう茶には、風邪や動脈硬化などの病気を予防する働きもあるので、アンチエイジングのみにとどまらず私たちの健康にも良いといえるでしょう。
まだごぼう茶を試したことがない方は、本記事を参考に是非その効果を実感してくださいね。あなたのアンチエイジングに本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
まとめ
スゴイごぼう茶の効能!ごぼう茶でアンチエイジングが出来る7つの理由
・シワやシミを防ぐ「抗酸化作用」
・抗酸化をパワーアップさせる「クロロゲン」
・腸の働きを整える「食物繊維」
・冷えとむくみを撃退する「イヌリン」
・絨毛の働きを正常に
・血糖値の上昇を抑制
・肩こりの解消