食べて元気に!かぼちゃの栄養が健康に役立つ7つの理由

食べて元気に!かぼちゃの栄養が健康に役立つ7つの理由
かぼちゃと聞くと何を想像されるでしょうか。ハロウィンパーティのランタンやシンデレラのかぼちゃの馬車など昔から世界中のいろいろなところに登場してきたかぼちゃ。

育てやすくて、プリンやパイなどのお菓子や、煮物、天ぷらなどの料理の材料に幅広く使われています。

日本では昔から冬至の日にかぼちゃを食べる習慣があり、江戸時代から「冬至の日にかぼちゃを食べると、かぜにかからない」とか、「福がくる」などといわれてきました。

日本に住む私たちにとっても身近な食べ物ですよね。実はかぼちゃはたくさんの栄養素の詰まったとても健康に良い食べ物なんです。

そこで今回はかぼちゃの栄養が健康に役に立つ7つの理由についてお伝えしたいと思います。かぼちゃを食べてみんなで健康になりましょう。

 

食べて元気に!
かぼちゃの栄養が健康に役立つ7つの理由

 

ガン予防の効果

かぼちゃの実は黄色い色をしていますが、実はこれがかぼちゃに含まれているβ-カロチンの色なんです。

かぼちゃは、見ての通りβ-カロチン(ビタミンA)が豊富で、近年、このβ-カロチン(ビタミンA)が風邪、C型肝炎などの感染症やガンといった免疫力低下によって発症する病気の抑制に効果的であることで注目されています。

β-カロチンには、粘膜などの細胞を強化して、免疫力を高める働きもあります。免疫力が高まると、外から体内に侵入してくる有害な細菌やウイルスを撃退するだけではなく、抗がん作用も高まります。

さらにβ-カロチンには、体を酸化から守る坑酸化作用もあります。体内の細胞の酸化は、ガンや老化など様々な病気の原因となっているので、ガンの予防に効果的なのです。

 

風邪の予防に最適

ガン予防のところでも伝えたとおり、β-カロチンが粘膜などの細胞を強化して免疫力を高める働きがあります。また、ビタミンCも比較的多く含み、こちらも免疫力を高めるためダブルで風邪予防に効果があると言えます。

冬至の日に食べると風邪をひかないといわれるのは、野菜の少ない冬に摂取しづらいビタミン類をたくさん摂取できるところに理由があるようです。

 

便秘予防効果

かぼちゃには食物繊維も豊富に含まれています。コレステロール値を下げて便通をよくするので便秘予防や大腸がんの予防にも効果的です。

不足しやすい水分も一緒にとれるし、便秘になりがちな女性には甘くてスイーツのように食べられるところも魅力的ですよね。

 

冷え症改善

冷え症は血流が悪くなることが原因で起こりやすくなります。かぼちゃにはビタミンEも含まれています。

このビタミンEが、体のすみずみの血管にまで血液が流れるように赤血球を変形させたり、血管を広げる役割を果たすことで、血行の改善が期待されます。また、温かいスープなどにして摂取すると保温効果も抜群です。

冷え症の方は温かいポタージュなどにしてかぼちゃを摂取してみてください。

 

貧血を改善

貧血にはかぼちゃに含まれている鉄分によって改善が期待できます。また、かぼちゃの実だけでなく、普段捨ててしまっている種にも鉄分やナイアシンが含まれています。

特にカボチャの種に含まれているナイアシンは鉄の貯蔵所である肝臓の強化にも役立つといわれます。せっかくなので種の食べ方をご紹介しましょう。

まず、種をきれいに洗ってから、天日干しします。このとき、充分に乾燥させてください。だいたい丸一日程度は乾燥させたほうがいいですが、時間が無ければラップをせずにレンジでチンしても乾燥させられます。

充分に乾いたら、オーブントースターで焼きます。フライパンで乾煎りしてもいいでしょう。種に焼き色がつき、何個かがパチッと跳ねたら出来上がりです。香ばしくて意外とおいしいものですよ。

 

目の疲れを予防

目の疲れを予防する栄養素として欠かせないのがビタミンです。まず、かぼちゃに多く含まれているビタミンAは目の疲労回復に大きく影響しています。

網膜の中の視紅(明るさを感じる物質)に必須の栄養素で不足すると夜盲症になります。目の角膜や粘膜の形成をサポートするも作用があります。また涙の量を一定に保つ役割を果たし、不足するとドライアイや角膜軟化症になる事もあります。

またビタミンCも細菌から目をガードしたり目の周辺の血管を強化に作用します。また水晶体の透明度を保ち、白内障などの目の病気を防止します。

 

嬉しい若返り効果も

かぼちゃに含まれているビタミンEには優れた抗酸化作用があり、過酸化脂質などの酸化物質による細胞のダメージ、老化を防ぐ作用があります。

また、かぼちゃの種にも “リグナン”というポリフェノールの一種が含まれており、高い抗酸化力を発揮します。

リグナンは大豆などに含まれるイソフラボンなどと同様に、女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをし、女性にはぜひ摂取してほしい栄養素になっています。

 

いかがでしたか。

甘くておいしいかぼちゃがこんなにも栄養満点で健康に役に立つ食品だと知って驚いた方も多いのではないでしょうか。プリンやパイなどスイーツとしてコンビニなどでも手軽に買えるので簡単にこの効果を試すことができる食品であると思います。

甘いから苦手という男性も多いかもしれませんが、そんな時はまずおつまみとして炒った種を食べてみてくださいね。

ガンや風邪といった病気の予防や、便秘、冷え症といった体質の改善にまで役に立つ、かぼちゃをぜひ摂取して健康になってほしいと思います。

 

まとめ

食べて元気に!かぼちゃの栄養が健康に役立つ7つの理由

・ン予防の効果
・風邪の予防に最適
・便秘予防効果
・冷え症改善
・貧血を改善
・目の疲れを予防
・嬉しい若返り効果も


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