「なんだか頭がかゆい、鏡を見ると髪の毛に細かい白いカサカサが!これってフケ!?」そんなとき、男女共にとってもショックですよね。
本来かゆみや白いカサカサは、頭をしっかり洗っていない人が出る症状のようなイメージがあります。しかし、実はしっかり頭を洗っている人でも、頭にかゆみが出たり白いカサカサが発生することがあるんですよ。その原因として考えられているのが、頭皮の「乾燥」です。
頭皮が乾燥すると、皮膚の表面がひび割れて剥がれ落ち白いカサカサとなって髪にくっついたり、頭皮自体に痒みが発生します。また、抜け毛がひどくなる要因にもなるといわれています。そして何よりも怖いのが、頭皮の乾燥は「老け顔」を作ってしまうということです。
頭皮と顔は1枚の皮膚でつながっていますよね。そのため、頭皮が乾燥すると、顔の皮膚の乾燥やたるみを引き起こすのです。
それでは、なぜ頭皮は乾燥するのでしょうか?その原因は、意外と私達の生活習慣の中に隠れていたりします。その習慣を治すことで頭皮の乾燥を防ぎ、「老け顔」防止にもつながるといえるでしょう。
そこで本記事では、頭皮の乾燥を防ぎ、柔らかい頭皮を作るための7つの習慣をご紹介します。最近なんだか頭がかゆい、抜け毛がすごい、白いカサカサが発生する…そんな方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
頭皮の乾燥を今すぐストップ!
柔らか頭皮のための7つの習慣
シャンプーをしっかり選ぶ
頭皮に直接影響を与えるのが頻繁に使用する「シャンプー」です。
シャンプーは、頭皮の乾燥の一番大きな原因だといっても良いでしょう。ほんどのシャンプーには、「界面活性剤」という成分が含まれています。この成分は、肌になじみにくく洗浄剤としても肌に良くありません。しかも頭皮は敏感なので、このような物質を取り込みやすいという性質を持っています。このようなシャンプーで毎日頭を洗うと頭皮を刺激し、乾燥させ白いカサカサが大量発生する原因となってしまいます。
シャンプーはなるべく低刺激のものを選ぶという習慣を心がけてください。オーガニックやナチュラルコスメなどから販売されているものがおすすめです。
頭を洗いすぎない
たくさん汗をかく夏場は、何度も髪を洗ってしまいがちですよね。しかし、頭の洗いすぎも実は乾燥を招く要因となっているんです。頭皮は乾燥を防ぐために、皮脂を分泌しています。そのため、ある程度の皮脂は頭皮に残しておく必要があります。頭を何度も洗ってしまうと、頭皮に必要である余分な皮脂を落としてしまい乾燥につながるのです。
強くゴシゴシと頭を洗ったり、一日に何度もシャンプーをすることは控えましょう。頭は優しく、指の腹でマッサージするように洗う習慣をつけましょうね。
お湯の温度に気を付ける
熱すぎる温度のお湯で頭を洗うと、頭皮の角質や皮脂が一緒に流れてしまうといわれています。その結果、頭皮の乾燥に繋がってしまうのです。お湯の温度は、風邪をひかない程度のなるべくぬるめな温度に設定しましょう。頭皮の乾燥を防ぎ、尚且つ頭皮の毛穴の汚れを落とせる温度は38度前後といわれています。お風呂にお湯を張っている場合は、38度のシャワーに切り替えて頭皮を洗う習慣をつけると良いでしょう。
ドライヤーの熱の温度に気を付ける
濡れた髪の毛を乾かすときの温度が高すぎると、頭皮は乾燥するといわれています。また、冬などは湿度が低いため髪の毛が渇きにくく、ドライヤーを当てる時間が長くなり、結果頭皮が乾燥してしまうこともあります。
お風呂からあがったら、しっかりと髪の毛をタオルドライし手際よく髪の毛を乾かしましょう。その際、ドライヤーはなるべく遠くの方から当てることがポイントです。普段、ドライヤーは何気なく使用しているかと思いますが、なるべく低温で乾かすように習慣づけましょうね。
紫外線に気を付ける
お肌のケアに紫外線防止は当たり前ですが、頭皮も同じで、紫外線の浴びすぎは頭皮の乾燥に繋がるということが分かっています。紫外線を浴びることにより頭皮の水分が蒸発してしまい、結果頭皮の水分が足りなくなり乾燥を招いてしまうのです。
また、日焼けにより頭皮が炎症を起こし、かゆみが発生する場合もあります。日差しが強い日は、日傘をさしたり帽子をかぶる習慣をつけましょう。
ストレスをためない
身体のさまざまな部分に影響を及ぼすストレスですが、頭皮の乾燥も例外ではありません。私達の身体はストレスが溜まると、血管が収縮してしまいます。すると、血行が悪くなってしまい、頭皮に必要な栄養分が行き届かなくなり乾燥します。
また、ストレスが溜まると身体が刺激を防ごうと過剰な皮脂を分泌し、頭皮に炎症を起こすのです。できるだけストレスが溜まらないように、その都度発散させる習慣をつけることが大切です。
睡眠をしっかりとる
あまり関係がないように思えますが、睡眠も頭皮の乾燥と関係があるんですよ。人間が寝ている間に成長ホルモンを分泌する時間は、夜の10時から夜中の2時までといわれています。成長ホルモンが分泌されると、新しい皮膚の細胞が作られます。健康な頭皮は寝ている間にできるといえるでしょう。
もし成長ホルモンが分泌されず、新しい皮膚の細胞が作られない場合、頭皮に古い角質がたまってしまい乾燥し、かゆみの原因になることもあります。
睡眠は、できるだけ夜の10時から夜中の2時までとるよう習慣づけましょう。
以上、7つが頭皮の乾燥を防ぎ、柔らかい頭皮を作るための7つの習慣です。どれも、普段の生活の中でできることばかりですので、一度試してみてくださいね。
ちなみに、頭皮はとてもデリケートといわれています。ちょっとでも炎症を起こしていたり、かゆみがひどかったりする場合は、皮膚科などの医療機関に相談しましょう。
頭皮の乾燥は、自覚していない方がとても多いといわれています。頭皮は髪の毛に隠れているから大丈夫というわけではありません。頭皮も皮膚の一部なので、しっかりとケアしてあげることが大切といえます。皆さんも本記事を参考にして、乾燥のない柔らか頭皮を手に入れてくださいね。
まとめ
頭皮の乾燥を今すぐストップ!柔らか頭皮のための7つの習慣
・シャンプーをしっかり選ぶ
・頭を洗いすぎない
・お湯の温度に気を付ける
・ドライヤーの熱の温度に気を付ける
・紫外線に気を付ける
・ストレスをためない
・睡眠をしっかりとる