顔のかゆみの原因は、様々あります。かゆみを感じたら、まずはその原因が何なのかを探ることが重要です。原因が分かれば顔のかゆみに対して素早く対処することが出来ます。
また、肌のバリア機能が低下することで、健康な肌では全く刺激にならないものが、かゆみやヒリヒリ感となって感じるようになってきます。
顔がかゆくなる位、肌のバリア機能が低下していると、様々な肌トラブルが起こり始めます。
また、かゆみの原因の一つとして、空気の乾燥があります。空気が乾燥してしまうと肌内の水分が蒸発してしまい、顔のかゆみが起きてしまうのです。水分が蒸発して肌が乾燥してしまうと、外的環境から刺激を受けやすくなることが理由に挙げられます。
空気が乾燥する季節は、顔のかゆみを感じないで済むように、充分に保湿をするようにしましょう。顔のかゆみに堪えられなくて掻いてしまうと、傷になり、後々後悔することになりますので、顔にかゆみを感じたら、早めにケアをするようにしましょう。
また、他にも顔のかゆみの原因は沢山あります。今回は、顔の痒みの原因と症状を和らげる方法をご紹介していきます。
顔のかゆみの原因を知って
症状を和らげる7つの方法
アレルギーが原因で顔が痒くなったら、まず冷やそう
例えば、猫を触って顔が痒くなった、花粉が飛んでいる時期は顔が痒い、魚を食べると顔が痒くなる等、これらは全てアレルギーが原因で顔が痒くなっていると考えられます。
猫を触った手で顔に触れたり、花粉の時期に長く外に居た、お寿司を食べた等、原因がはっきりとしていますから、比較的分かりやすいのです。
また、アレルギーの場合は、体の奥底から湧き出るようなしつこい痒みが出ます。こういった症状が起きた場合は、まずは冷たい水で絞ったタオルで顔を冷やして下さい。
症状が次第に落ち着いていくのを実感できると思います。症状が落ち着きましたら、病院でアレルギー検査をされるのをお勧め致します。
更年期障害が原因の顔のかゆみには大豆が効く
更年期で、顔のかゆみが気になり始める女性が多くいらっしゃいます。
女性ホルモンが減少すると肌が乾燥し、それが原因で顔にかゆみが出るのです。更年期になると女性ホルモンが減少し、それに伴って、肌内にあるコラーゲンやヒアルロン酸も減少するので、肌への水分補給をすると良いでしょう。
また、大豆を積極的に摂取するようにすると、更年期障害を軽くすることが出来、顔のかゆみを抑える効果も期待できます。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをしますので、顔のかゆみだけでなく、肌のかさつきやくすみも防止することが出来ます。
ストレスによる顔のかゆみには、心にゆとりを!
食べ物やアレルギーが原因でない場合、特に疲れていると顔が痒くなるのは、ストレスが原因と考えられます。
極度の緊張で体が固まってしまうと、筋肉もガチガチになり血液の循環が悪くなりますが、そういった悪い循環が原因で、肌のバランスを崩し顔にかゆみが発生してしまうのです。
またストレスによる、ホルモンバランスの崩れでも、顔が痒くなることもあります。まずは、心に余裕を持ち、ストレスを軽減することを心掛けると良いでしょう。
深呼吸をすることで、血流が良くなって全身をリラックスさせることが出来ます。
ピーリングソープを使って、ダニによる顔のかゆみを防ごう
顔ダニはどんな人にでも、顔に住み着いているダニなのですが、分泌線という皮膚の部分に生息しています。顔ダニが原因で、顔のかゆみや肌荒れを引き起こしたりします。
また、清潔にしすぎたり、意識しすぎる事から免疫力を低下させてしまい、顔ダニの異常増殖を促すことになりますので、注意しましょう。顔ダニには、ピーリングソープをお勧めします。
ピーリングソープを1~2ヶ月使い続けることで顔ダニを駆除し、肌の新陳代謝のリズムを正常化し、顔のかゆみも改善出来ます。
睡眠不足による顔のかゆみには、良質な睡眠を!
睡眠不足で疲労が溜まると血行が悪くなり、新陳代謝も悪くなります。すると、老廃物が出ていかないので肌の状態が悪くなり、顔のかゆみを引き起こす原因になります。
また、睡眠不足だと肌のターンオーバーが正常に行われないので、新しくできる肌の水分補給力が落ち、肌が乾燥したり、かゆみが出ることになります。質の良い睡眠をとるには、ぬるめのお湯でゆっくりと入浴するのが良いでしょう。
ぬるめのお湯をはったバスタブで20分程度ゆったりと浸かることによって、精神が非常にリラックスしてスムーズに眠りへと体を導く効果が期待出来ます。
規則正しい生活をして、顔のかゆみを防ごう
睡眠時間が不規則だったり、タバコを吸ったり、そういった生活習慣の乱れは知らないうちにダメージが蓄積し、顔のかゆみを引き起こす原因にもなります。
生活習慣の乱れが、肌の血行を悪くし、新陳代謝を衰えさせ、肌の乾燥を引きこすことで顔のかゆみに繋がります。生活習慣をちょっとだけ変えることで、血行がよくなり、肌の新陳代謝が促されます。
そのように肌の機能が正常になれば、外部からの刺激を受けにくくなります。特に、早寝早起きを心掛け、肌の細胞分裂が盛んに行われる午後10時~午前2時の間に寝ると良いでしょう。
紫外線による顔の痒みには、肌の保湿が重要
シミの原因となる紫外線ですが、決してそれだけではありません。
乾燥肌の原因にもなり、顔のかゆみを引き起こしてしまうのです。紫外線は肌のコラーゲンを減少させるので、保湿力が落ち、肌のターンオーバーを狂わせ、肌の乾燥を加速させ、肌のかゆみを悪化させてしまいます。
外出時には、つばの広い帽子をかぶったり、日傘などで、直射日光に当たらないよう注意しましょう。サングラスは、UVカット効果のあるものを使用することをお勧め致します。
また、たんぱく質、糖質、脂質のバランスのとれた食事をして、常に抵抗力をつけておくことが重要です。
如何でしたか。かゆみは、どこが痒くてもとても辛いですよね。
特に女性にとっては、外から目立つ顔のかゆみの辛さは、想像以上に耐え難いものです。早い段階で原因を突き止め、適切な処置をして、辛いかゆみとさよならしましょう。
ただ、顔のかゆみが、なかなか治らない場合や何度も繰り返す場合、かゆみに加え皮膚に赤い盛り上がりが見られる場合には、じんましんの可能性がありますので、早めに病院で検査されることをお勧め致します。
まとめ
顔のかゆみの原因を知って症状を和らげる7つの方法
・アレルギーが原因で顔が痒くなったら、まず冷やそう
・更年期障害が原因の顔のかゆみには大豆が効く
・ストレスによる顔のかゆみには、心にゆとりを!
・ピーリングソープを使って、ダニによる顔のかゆみを防ごう
・睡眠不足による顔のかゆみには、良質な睡眠を!
・規則正しい生活をして、顔のかゆみを防ごう
・紫外線による顔の痒みには、肌の保湿が重要