血圧の平均値にいない貴女が気を付けるべき7つの注意点

血圧の平均値にいない貴女が気を付けるべき7つの注意点

私たち現代人は、ストレスや食習慣・生活習慣からさまざまな体調不良や成人病の原因となっているなどテレビ・新聞などで耳にする機会も多いですね。そんなストレスや食習慣・生活習慣などと密接に関係している血圧のお話です。

血圧は断続的に自律神経によって調整されているとのこと、ストレスをため込む、または不摂生な生活を送ることで症状が悪くなるそうです。また、せっかく早い段階で血圧の異常を発見することができても、自覚症状がないことからと放置してしまう方も多いよう。

血圧の異常は体に何らかの問題が起こっている(おこりつつある)というシグナルです。異常のあった際は、速やかに専門医の診察を受けることをお勧めします。

また、血圧の変動に与える影響としてもさまざまな要因が挙げられます。まずは、ご自分の血圧 平均値をきちんと把握し、いつまでも健康を保ちましょう!

 

血圧の平均値にいない貴女が
気を付けるべき7つの注意点

 

その1:血圧の変動を把握する

血圧は、一日中何度も変わりますが、測定者の体調やライフスタイルの変化などによっても異なります。特に収縮期血圧は、食べ物、塩分の量、飲酒、痛み、ストレス、心理状態、測定姿勢により非常に変わりますので、体調や姿勢を整えて血圧測定を行うことが重要です。

血液の正常値(平均)は上の血圧が129mmHg、下の血圧で84mmHgまでです。上下の血圧どちらかでも超えると血圧は正常値とは言えません。

またご自宅で血圧を測る場合の正常値は、上の血圧が124mmHg、下の血圧で79mmHgまでです。自宅では気分がリラックスして血圧が低くなるため正常値は低く設定されているそう。

まずは自分の血圧 平均を知ることが大切です。こまめに計測をすることをお勧めします。

 

その2:血圧への温度、湿度の影響

冬期、低気温、低気圧、水風呂等は血圧上昇の原因となり、最高血圧の差がより大きくなります。冬期における入浴後は、最大で50mmHgも上昇する場合もあり、入浴直後の血管が拡張しているときは血圧がしばらく下がることもあります。

暖かい部屋(24℃)より寒い部屋(15℃)の方で約15mmHgの拡張期血圧の上昇が見られ、心理的不安がある場合や姿勢不良のときに筋肉緊張による拡張期血圧の上昇が現れることもあります。

血圧が平均より高い方は特に冬場の入浴時への注意が必要です。過度に高い温度には設定せず、40℃程度のお湯にゆっくりと浸かるようにしましょう!

 

その3:精神的ストレス

緊張すると、血圧が上がることはよく知られています。その典型は「白衣高血圧」です。白衣高血圧とは、病院で血圧測定をするとき、医師や看護師の白衣を見ただけで緊張し、それがストレスとなって血圧が上昇する現象です。一般に病院で測定する血圧は、家庭で測定する血圧より高くなりがちです。

ストレスによる血圧の上昇でもっとも注意したいのは、脳卒中や心筋梗塞などの引き金になることです。その典型は、スポーツ中の発作です。例えばゴルフでは、パットとティーショットのときに発作を起こすケースが目立ちます。緊張し息を詰めることで、血圧が急上昇するからです。

冬の早朝ゴルフでは、寒さによるからだへのストレスも影響しています。このようにストレスは、血圧の上昇と深い関連があります。ところが血圧が高めで、食事などに気をつかっている人でも、ストレスについては無関心ということが少なくありません。

重大な発作を起こさないためにも、自分のストレスについて知っておくことが大切です。また血圧に不安を抱えてる方は、冬場は特に注意が必要です。

 

その4:血圧に関係する食品

高血圧の人が摂取するのを控えたほうがいい食品は……

・牛肉と豚肉の脂身が多い部位
・ひき肉
・ベーコン
・ソーセージ
・卵
・するめいか
・たらこ
・レバー
・生クリーム
・バター

逆に血圧を下げるのに有効な食品は……

・野菜
・イモ類
・果物
・低脂肪の乳製品
・魚介類
・海藻

と言われています。

栄養素という観点からみると、血圧を下げるのに有効とされる食品には天然の降圧剤と考えられるミネラルが多く、またビタミンや食物繊維なども豊富なんですね。

血圧が平均値にない方には、食事法も上手く取り入れ日々注意が必要ですね。ストレスを感じることなく美味しい食事を楽しみながら高血圧を改善できることがベストですが。やはり暴飲・暴食は控え、バランスのよおい食生活で血圧改善しましょう!

 

その5:高血圧の遺伝

高血圧は、遺伝が関係するということが明らかになっています。

1.両親ともに高血圧を持っていない⇒子供が高血圧になる確率:5%

2.片親だけが高血圧を持っている⇒子どもが高血圧になる確率:25~30%

3.両親ともに高血圧を持っている⇒子どもが高血圧になる確率:50~60%

どうでしょうか?かなり遺伝の影響があることが分かるはずです。ここで注意してほしいのは、「高血圧が遺伝する」わけではないということです。「高血圧になりやすい」という体質が遺伝するのです。

大事なのは…

自分が遺伝子を持っているかどうかということ

どのようにして高血圧を回避していくのかということ

あくまで高血圧になりやすい遺伝的因子の割合で、生活習慣に注意することによって発症しないケースもあります。遺伝との関係を知り、生活習慣に気をつけることは高血圧の予防につながります。

家族の病歴は血圧以外に病気にも遺伝として関わってくる場合もあります。参考までに家族の病歴を知っておくことは、知識として知っておくことも重要です。

 

その6:脳卒中と血圧の関係

今や、国民病ともいえる脳梗塞、いつ自分が襲われるかわからないと予防医学の重要性をあらためて認識している人もいることでしょう。日本人の死亡原因のトップ3に含まれる脳血管疾患のうち、脳梗塞はもっとも多い病気です。脳梗塞は、その発症する時間帯に特徴があり、朝6時頃~午前中の早い時間に多く発生しています。

この時間は、睡眠中にからだに水分が補給されないため血液の粘性が増し、血管がつまりやすくなっているのに加え、起床直後で血圧が変動しやすい時間であることが、脳梗塞多発の原因のひとつであると考えられます。そのため、脳梗塞の予防、再発防止には、水分をしっかり補給することと、血圧を急激に変動させないことが大切になってきます。

人間は強いストレスがかかったりイライラすることがあると、血液中にアドレナリンなどのホルモンが増え、血圧を上昇させます。そのため、脳梗塞を防ぐには、けんかや言い争いでカーッとなったり怒るのはなるべく避けたいことです。上手に気分転換したり、趣味の時間を持つなど、自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう。

またビックリすることも血圧を上昇させてしまいます。夜中の睡眠中に突然電話が鳴って飛び起きる、という状況では特に血圧の上昇を招いてしまいます。

また、精神的ストレスだけでなく、気温の変化も血圧に関係しています。急に寒い場所に出たり冷たい風にあたると、血管が収縮して血圧が急激に上がります。冬の起床時に暖かい布団から出て寒いトイレに入ったときや、冷たい水で顔を洗うといった行動なども注意が必要です。

血圧の急激な変動は、脳梗塞を引き起こす原因になりやすいです。予防医学を実践するという心構えで日常生活の中で少し行動に気をつければ、急激な血圧変動から脳梗塞を防ぐことができます。普段の生活常に平常心を保つのは大変ですね。ですが、ご自身のためです常に心がけておくことが重要です。怒る前にも一呼吸おいて、感情的にならないように注意しましょう!

 

その7:適当にサボろう。

ストレスを慢性的に感じていると、通常の血圧そのものが上がってしまいます。ストレスを感じると、脳の指令で副腎からアドレナリンというホルモンが分泌されます。すると、動悸が激しくなり、血管は収縮し、血圧が上がるのです。緊張感のある仕事が1~2時間続いた後は、目を閉じて5~10分居眠りをしたり、5分くらい深呼吸しましょう。

また血圧が平均値にないからと言って、禁酒・禁煙も頑なになったり、極度な食事制限をし過ぎるのもストレス要因の1つとなります。お酒もタバコもいけないと言われれば言われるほど余計飲みたく・吸いたくなりますよね。

また、食事制限も極度に控えると余計に食べたい心境になります。たまには、サボる日を設けて(週に1回や2週に1回など)もいいかも?ただし、食べ過ぎ飲み過ぎ・吸い過ぎは厳禁です。

またお部屋などは常に綺麗に過ごしやすい空間にしておくことや、花や観葉植物を飾って癒しの空間を演出するのもよいでしょう。

これなら肩肘張らずにがんばれますね。血圧を平均に戻すには長い歳月がかかると思います、ずっと我慢もストレスが掛かるし、モチベーションも下がります。健康を取り戻すためにもたまには息抜きが必要ですね。

 

当たり前のことですが、まずは自分のは自身の血圧の平均値をきちんと把握しする。血圧が平均値にない方は、自己判断で、激しい運動等を行うと心筋梗塞や脳卒中なる恐れもあるます。必ず医師などに相談し、早期治療をおすすめします。

普段より健康に気を付けて、楽しい人生を過ごすには、やはり暴飲・暴食は控え、日常的に適度な運動を心がけることが大切です。是非、みなさんもご自身の血圧の平均値を把握し、健康で楽しい人生をすごしましょう!

 

まとめ

血圧の平均値にいない貴女が気を付けるべき7つの注意点

その1:血圧の変動を把握する
その2:血圧への温度、湿度の影響
その3:血圧に関係する食品
その4:高血圧の遺伝
その5:高血圧の遺伝
その6:脳卒中と血圧の関係
その7:適当にサボろう。


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