痩せたいのに痩せない人に共通する意外な7つの生活習慣


ダイエットをしてみても、本人いわく「痩せたいのに痩せない」という人には、「自分に甘い」という共通点があります。

「楽して痩せたい」という思いから間違ったダイエットに挑戦してみたり、飽きっぽかったり。そして、それは、生活習慣という形で表れていきます。

自分では無意識にやり過ごしている生活習慣を客観的にみつめて、ほんの少し改める努力をすることで、「痩せたいのに痩せない」という負のスパイラルから抜け出すことができます。

また、「痩せたいのに痩せない」=「楽して痩せたい」=「きれいに(かっこよく)なることに努力する価値が見出せない」=「きれいに(かっこよく)なることを楽しんでいない」ということが言えます。

スタイルが良くなったら○○しよう、という目標も大事ですが、今現在、あなたがまだ痩せていなかったとしても、きれいになることやオシャレを楽しむ気持ちを持ってください。この気持ちが痩せる生活習慣を続ける秘訣であり、原動力です。

それでは、痩せたいのに痩せない人に共通する意外な生活習慣をご紹介します。

 

痩せたいのに痩せない人に共通する
意外な7つの生活習慣

 

食事を抜いている

動物の体は摂取するカロリーが減れば痩せるシステムになっていますので、基本的には食事を抜けばやせるのは間違いありません。食事を抜いて2~3週間は順調に体重が減っていくことでしょう。

しかし、食事を抜いた生活が1月も続くと、そもそも「節約遺伝子」なるものを生まれ持った民族である私たちは、体がそれに順応し、食べ物からのカロリーを少しでも多く摂取しようとしたり、運動によるカロリー消費を抑えようと働きかけたりします。

結果、食べる量は少ないのに、思うように痩せられないという事態が引き起こされます。

でもそれ以前に、自分に甘い「痩せたいのに痩せない」タイプの場合は、食事を抜いたストレスが次の食事の際に爆発してつい食べ過ぎたり、「ひとくちだけ」の誘惑が「ひとくちだけ」に終わらなかったり、後になって自己嫌悪に陥り、ダイエット自体が終わってしまったりします。

1日3食の生活リズムの人は、食事を抜くのではなく1食分のカロリーを抑えるなどして、無理を回避しましょう。

 

柔らかいもの中心の食事

「痩せたいのに痩せない」人の食生活を見ると、柔らかいものを好んで食べているということが言えそうです。

柔らかいものや、一見触感がはっきりしてそうですが砕けやすいスナックなどは、口の中で噛む必要も大してなく飲み込めてしまいます。

人が「お腹がいっぱい」と感じるには一定の時間が必要と言われています。また、噛むことによって満腹中枢が刺激され、食欲が満たされるのです。

大して噛まないということは、早食いということですので、「お腹がいっぱい」と感じるまでに、必然的にたくさん食べてしまうということになります。

そして、胃袋はその量を記憶していきますので、毎回の食事でその量が入ってこないと「飢餓状態」と判断し、「もっと食べろ」と指令を出してしまいます。

「痩せたいのに痩せない」ということになるわけですね。ぜひ、固いものや、皮をむきながら食べるものを取り入れたり、一口を小さくするなど、時間をかけて楽しむ食事を心がけましょう。

 

空腹でお買い物している

空腹で買い物をすると、当初買う予定でなかったものまで買ってしまったり、無意識にたくさんカゴに放り込んでしまうようなことが起きると言われています。

確かに、食料品売り場やデパ地下などには、食欲を刺激するようなにおいも充満しているし、見てしまうとほしくなってしまいますよね。結果、つい、買いすぎてしまうようです。

買ってしまったからには「もったいない」ので食べてしまいます。食べてしまった後には、食べすぎてしまった後悔が出てきます。

買いすぎた罪悪感と、それを言い訳に食べ過ぎてしまった罪悪感、ダブルの罪悪感で「痩せたいのに痩せない」と気分は最悪です。

食事を済ませてから買い物に出れれば理想的ですが、現実は仕事帰りにスーパーに寄るなど、空腹を避けられないことの方が多いですよね。

でも、買い物の前に水をコップ1杯飲んでから出かけるだけでも、短時間であれば空腹をごまかすことができます。ガムをかんだり、飴をなめるなども効果的ですね。

 

バスタイムは簡単にシャワーで済ます

バスタイムに浴槽につかることは、一日の疲れをとったり、ダイエットの天敵・ストれを解消すること御できます。何よりも、体を芯から温め血行を良くしてくれます。

発汗作用で体内の老廃物が汗とともに排出され、細胞が活性化し、エネルギー代謝を高める働きがあります。痩せるために浴槽につかることを使わない手はないのです。

痩せたいのに痩せない人の中には、めんどくさがってシャワーをさーっと浴びてバスタイムを終了してしまう人も多いのではないでしょうか。実にもったいないですよ。

でも、バスタイムをシャワーだけで済ませてしまう理由は、何も「めんどくさいから」とは限りません。忙しかったり、一人暮らしでバスルームが狭いなど、やむにやまれぬ理由があるのも事実です。

そんな時には、少し熱めのお湯で、水量を増やして水圧をかけながら、うなじ・お腹・足首を温めてみてください。体の表面に太い血管が通っていたり、血管が集まっている場所です。

冷えやすくもありますが、温めやすい場所でもあります。この3か所を温めれば、入浴後も体がポカポカしているはずです。

 

夜更かしをしている

理想的な睡眠時間は7時間と言われており、真夜中は体内のバランスを整える多くの機能が働く時間帯でもあります。夜更かしをすると、体内のホルモンの分泌がバランスを崩し、食欲を抑える働きのあるホルモンの分泌も影響を受けます。

さらに、無意識にストレスを感じて食欲に走りやすい状態になったり、単純に起きている時間が長いことから空腹を感じやすくなったりします。結果、食べずにはいられない条件がそろってしまうわけです。

また、睡眠不足は、体を冷やす原因にもなりますし、新陳代謝が落ちやすくなるといわれています。何とか食べずに過ごせたとしても、知らぬ間に痩せたいのに痩せない体質になってしまっているということが起きかねません。

昔から、睡眠不足はダイエットの敵と言われているのには、このような深い理由があったわけですね。

 

体重を毎日測らない

特に激しい運動や特別な食事制限をしていないのにスタイルを維持している人の多くは、毎日の体重測定が日課になっているようです。

毎日、同じ時間に体重を測ることで、自分の体調の変化と照らし合わせながら体重の変化をこまめにチェックし、自分の理想体重を見つけることができるそうです。

そして、理想体重をオーバーしてしまっても、小さな数字のうちに修正が可能なので、ほぼ苦痛を感じずにスタイルをキープできるとのことです。

しかし、痩せたいのに痩せられない人は、毎日体重を測っても理想体重なんてほど遠いし、数字を見るとモチベーションは下がる一方…なんて思われるかもしれませんね。

そんな時は理想体重のことは一回忘れて、目標体重を設定しましょう。目標体重と言ってもいきなり最終目的を掲げるのではなく、簡単に達成できるような目の前にある数値であることが大切です。

そして、目標体重に到達したら、即次の目標を目指すのではなくて、1カ月はその体重をキープするために過ごしてください。こうすることで、痩せにくくなるいわゆる停滞期間を回避できるほか、無理なく痩せることができます。

 

基本的に厚着

体を温めることはとても大切なこと。でも、厚着で過ごすことに慣れてしまうと、痩せたくても痩せない体質を作り出してしまいます。

夏と冬、どちらが基礎代謝が高くなるかというと、一見汗がたくさん出る夏かと思いきや冬なんだそうです。冬の寒さで体が冷えていくのを防ぐため、体内で体を温めようと一生懸命脂肪や糖を燃やすというわけです。

よって、基礎代謝が増える冬はカロリー消費も増えると言えます。これを厚着や薄着に置き換えて考えると、どちらがカロリー消費が多くなるのかというと、薄着の方がカロリー消費が多く痩せやすいということになります。

また、厚着でいることは、体のラインを隠すことにもなるので、現状を安心して過ごすことができます。「痩せたくても痩せない」と口に出す半面、「痩せなくても大丈夫」と言い訳しているのかもしれませんね。

思い切って薄着になってみませんか?体質も心も変わってくることでしょう。

 

さて、痩せたいのに痩せない人には、生活習慣からくる気分的な負のスパイラルが大きく関わっているのがわかりますね。

ほんのちょっと目先を変えたりやり方を変えるだけで、痩せやすい生活習慣になったり、気持ちが前向きになり、痩せることへの意欲や楽しみが生まれてきます。

とにかく、「痩せる」ということを意識しすぎず、自分を好きになることが一番大切なんです。自分のために丁寧な生活や規則正しい低活を心掛けること。必ず良い結果がついてくるはずです。

まとめ

痩せたいのに痩せない人に共通する意外な7つの生活習慣

・食事を抜いている
・柔らかいもの中心の食事
・空腹でお買い物している
・バスタイムは簡単にシャワーで済ます
・夜更かしをしている
・体重を毎日測らない
・基本的に厚着


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