【ヤーコン茶の効能】高血圧対策にお薦めできる7つの理由

ヤーコンとは、中南米アンデス高地原産のキク科の根菜です。インカ帝国の頃から、果物のような野菜として親しまれていたそうです。ヤーコン茶の効能効果には、高血圧といった日本でも非常に多い生活習慣病の予防に期待されています。

また、血液中のコレステロールの数値を下げる働きもあることから、肥満防止によるダイエット効果もあります。ヤーコン茶が持つこれらの効能は、含まれている栄養素ならびに機能性を持った成分の作用によるもので、大変注目されています。ヤーコン芋(塊根の部分)に含有される栄養成分にも、様々な効能があると考えられており、健康野菜として食べられるようになってきています。

さらに、ダイエット食品としても、素晴しい芋です。食物繊維やミネラル、カリウム、マグネシウムなどを豊富に含んでおり、高血圧の改善などには、もってこいの根菜なのです。

今回は、そんな素晴らしい効能を持つヤーコン芋で作ったお茶、ヤーコン茶が高血圧対策にお勧めできる理由と栄養素をご紹介していきます。

 

【ヤーコン茶の効能】高血圧対策にお薦めできる7つの理由

 

ヤーコン茶の栄養素、ポリフェノールが血圧を下げる

体内で過剰に発生した活性酸素が、細胞や血液を酸化させることにより、高血圧が誘発されることをご存じですか。血液中の悪玉コレステロールの酸化が原因で、血液がドロドロになり、血管内圧が高まり高血圧が発症するのです。そんな、活性酸素を抑える栄養素、ポリフェノールがヤーコン茶には豊富に含まれているのです。

ポリフェノールは主には、酸化防止や動脈硬化の予防、活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。

また、デンプンの消化が遅れて、血糖値の急激な上昇を抑制したり、高血圧予防や肥満予防の効果も期待できると言われています。ヤーコン茶には、このポリフェノールが赤ワインとほぼ同じ量含まれており、その効果が注目されています

 

ヤーコン茶の栄養素、水溶性食物繊維が便秘解消して血圧を下げる

便秘をすると血圧は上がりやすくなります。ヤーコン茶に含まれる水溶性食物繊維は便量を増やし、腸の働きを活発にして便秘を予防します。

また、水溶性食物繊維にはナトリウムを包み込み、排出する作用があり、血圧を下げる効果が期待できます。それだけでなく、水溶性食物繊維が大腸の働きを活発にし、大腸ガンの予防にも繋がります。

特に血清コレステロール、中性脂肪を改善する効果にも注目を集めていますので、健康維持、促進に大きな期待がもてます。

 

ヤーコン茶の栄養素、カテキンが高血圧予防する

ヤーコン茶が特に注目される理由に抗酸化成分が豊富ということが挙げられ、中でもヤーコン茶に含まれる成分、カテキンは緑茶をしのぐものがあります。

カテキンは、血圧を上昇させる酵素を抑えて血圧を下げる効果があり、高血圧の予防にもつながります更に、体脂肪を燃焼させることで、腹部などについた余分な脂肪を減らし、ダイエットをサポートします。

体脂肪を減らすことは、生活習慣病の予防にも繋がります。

また、カテキンの強い抗酸化作用で、体内の酸化を防止し、若さを保つ効果があります。

 

ヤーコン茶の栄養素、カリウムが血圧を下げる

ヤーコン茶に豊富に含まれる成分、カリウムが高血圧を予防すると言われています。

カリウムとは、別名「バランスのミネラル」と呼ばれているもので、細胞の中と外のミネラルバランスを維持するなどの重要な働きをしています。

また、高血圧の原因となるナトリウム(塩分)を排出し、筋肉のエネルギーの代謝を助け、心臓の筋肉の正常な活動にも深く関わっています。

高血圧を予防するのに、お勧めのヤーコン茶は、ウーロン茶を少し混ぜても美味しく飲めますし、ヤーコン茶を粉末にしてみそ汁などに入れるのもお勧めです。

 

ヤーコン茶の栄養素、フラクトオリゴ糖が高血圧を予防する

ヤーコン茶に、フラクトオリゴ糖が豊富に含まれていることは有名です。フラクトオリゴ糖は、胃や小腸で消化されずに大腸に到達するため、血糖値の上昇がほとんど生じません。

また大腸内の善玉菌が増えて、悪玉菌が減る整腸作用があることや、血中総コレステロール、中性脂肪などを低下させる働きがあることも大きな特徴です。

ヤーコン茶にはこのフラクトオリゴ糖が玉ねぎの約3倍も含まれていることから、高血圧予防には、うってつけの健康茶なのです。

また、フラクトオリゴ糖は通常の糖分と違って、体内に吸収されにくい為、余分な糖分を体内に入れず、結果カロリーを抑制することも出来ますので、女性にお勧めの健康茶なのです。

 

ヤーコン茶の栄養素、ビフィズス菌が血圧を下げる

高血圧を予防するビフィズス菌が、ヤーコン茶の中にも豊富に含まれていることをご存じですか。

高血圧の原因となる、中性脂肪と悪玉コレステロールを吸収しない為には腸内を健康的に保つ必要があります。腸内環境が善玉菌が多い状態になると腸内での消化吸収機能が良くなり、便が余分な中性脂肪と悪玉コレステロールを吸着して体外へ一緒に排泄してくれます。

それにより、腸内環境に善玉菌を増やし、高血圧を防ぐことが出来るのです。

腸内の善玉菌を増やすには、腸内にビフィズス菌を届けることが非常に重要で、悪玉菌を腸内から減少させる酸を生成し、高血圧の原因となるコレステロール値を下げてくれる作用があるのです。

 

ヤーコン茶の栄養素、マグネシウムが高血圧を予防する

ヤーコン茶には、高血圧予防に必要なマグネシウムが豊富に含まれています。

マグネシウムの不足状態が続くと、不整脈や動脈硬化、血圧上昇、心疾患のリスクが高まります。加工食品に含まれるリン、利尿剤や大量のアルコールは、マグネシウムの不足を招く原因となります。

そして、なんといっても、マグネシウムはカルシウムの血管壁への沈着を防いで動脈硬化を予防したり、正常な血圧の維持、骨の強化にも貢献します。

日本人はマグネシウムが不足しがちなので、マグネシウム豊富なヤーコン茶を飲まれることをお勧めします。

 

いかがでしたか。

高血圧といった生活習慣病は、色々な要素が絡むことによって、発生します。逆に生活習慣病は、高血圧だけにとどまらず、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症などあちこちに問題をもたらす事になってしまうのです。

しかし、ヤーコン茶を日常から飲用することによって、高血圧をはじめとする様々な生活習慣病を予防することが出来ます。

薬ではありませんので、劇的な変化はすぐには望めませんが、副作用の心配もないヤーコン茶を毎日飲むことによって、血圧や血糖値を下げて正常化する働きに期待出来るでしょう。

貴方も生活習慣病予防の為に、ヤーコン茶を飲み始めてはいかがでしょうか。

 

まとめ

【ヤーコン茶の効能】高血圧対策にお薦めできる7つの理由

・ヤーコン茶の栄養素、ポリフェノールが血圧を下げる
・ヤーコン茶の栄養素、水溶性食物繊維が便秘解消して血圧を下げる
・ヤーコン茶の栄養素、カテキンが高血圧予防する
・ヤーコン茶の栄養素、カリウムが血圧を下げる
・ヤーコン茶の栄養素、フラクトオリゴ糖が高血圧を予防する
・ヤーコン茶の栄養素、ビフィズス菌が血圧を下げる
・ヤーコン茶の栄養素、マグネシウムが高血圧を予防する


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