【デパスの効能】服用する人が多い理由と7つの効果

【デパスの効能】服用する人が多い理由と7つの効果
デパスは、日本で開発された日本生まれの医薬品です。発売以後の特許期間が過ぎた後には多くの後発医薬品がジェネリック医薬品として発売されましたが、40年以上経った今でもデパスという製品名の認知度は高く、沢山の人がこの医薬品を使用していますよね。

この、多くの方に使用されているデパスは、緩和精神安定剤として使用されるのが一般的です。ですが、成分の働きは、神経系に働きかける精神安定剤などの医薬品の中では、比較的作用の弱い医薬品です。そのため、神経系での問題が原因として考えられるような様々な疾患に対しても、幅広くデパスは処方されています。

つまり心療内科や精神科といった神経系の専門医にかからなくても、整形外科や内科、婦人科などでもデパスは処方してもらうことのできる医薬品だということです。

では、デパスにはどんな効能が期待できるのでしょうか。今日はデパスの効能効果などについてお伝えします。ではご覧ください。

 

【デパスの効能】
服用する人が多い理由と7つの効果

 

デパスで不安を解消しましょう

デパスは、脳にある神経受容体に結合し、大脳辺縁系、間脳視床下部に作用します。チエノジアゼピン系の緩和精神安定剤です。

デパスを服用している人の多くは、緩和神経安定剤という名前から想像できる通り、不安感の解消を目的としてデパスを服用しています。

不安感と言っても疾患名は様々で、不安神経症、うつ病、更年期障害によるもの、パニック障害、自律神経失調症など多くの疾患が挙げられますが、どの疾患であっても、不安感の解消のために、デパスは非常に有効な医薬品として多くの方に処方されています。

 

デパスで緊張をほぐしましょう

デパスには緊張をほぐす効果があります。精神的なストレスによるもの、パニック障害、神経症など、極度の緊張感を感じてしまい、生活に支障が出てしまうような方には本当にうれしいお薬です。

デパスを飲むことで、会社に行こうとして家を出た瞬間に酷い緊張感に襲われて手のひらに汗をびっしょりかいてしまう症状から解消された方などがいらっしゃいます。

デパスは効き始めるまでに、早い人なら15分から20分程度の時間しかかかりません。そのため、上手に生活にデパスを取り入れることが可能です。

 

デパスで睡眠を改善しましょう

デパスには身体や精神的な緊張をほぐす効果があります。そのため、睡眠の改善を目的としてデパスが処方されることがあります。

なかなか眠りにつけないという人は、眠る前にいろいろと考えて緊張してしまっていることが多いのです。デパスは睡眠薬ではありませんが、この緊張をほぐすことによって、眠りに入りやすくしてあげることができる睡眠導入剤として効果があるのです。

特にストレスによる不眠などには、デパスがとても有効なようです。

 

デパスであがり症を改善しましょう

デパスが不安や緊張を緩和して効果を発揮するというのは上記にもありますが、このことはつまり、あがり症にも効果があるということになります。

デパスの効果が現れるまでは20分前後ですので、あがり症で悩んでいる方は、大事な場面の前にデパスを飲むことによって、リラックスした状態でその場に臨むことができます。

効果の持続時間は5~6時間程度ですので、上手くタイミングを合わせて服用し、上手にデパスを使用してみてはいかがでしょうか。

 

デパスで肩こり、腰痛を改善しましょう

デパスは、なんと肩こりにも効果があるお薬です。

なぜデパスが肩こりに効くのかと半信半疑に思う方もいらっしゃるでしょうが、デパスが肩こりに効くのは、このお薬が筋弛緩作用を持っているからなのです。

実際に肩こりに悩んで整形外科にかかっても特に疾患が見つからず辛い思いをした方が、このデパスを服用したことで、長年の肩こりから解消されたという体験談が沢山あります。

長年肩こりに悩んでいて原因や解消法が見つからないという方は、かかりつけ医に相談してデパスを試してみてもいいかもしれませんね。

 

デパスで消化器系の疾患を改善しましょう

デパスは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、また下痢などといった消化器系の疾患に効果のあるお薬です。精神的なストレスというのは、特に消化器系の疾患として症状が現れることが多いため、心身症の症状としての消化器系の疾患を改善する効果が期待できるのです。

ただしこれは心身症の症状としての消化器系の疾患に対しての効果です。消化器系の疾患には、多くの原因が可能性として考えられます。気になる症状がある場合には必ず専門医を受診してするようにしましょう。

 

原因不明の身体の不調をデパスが改善します

心身症の症状というのは、様々な身体の不調となって現れます。消化器系の疾患は特によく知られている心身症の症状ですが、その他にも頭痛やめまい、高血圧、気管支ぜんそく、食欲不振、吐き気や動悸などといった症状も引き起こします。人によって症状は様々ですが、思いもかけない不調として発症することもあります。このような心身症の様々な症状の改善に対して、デパスの効果が期待できます。

また更年期の症状にも効果があるとされ、婦人科でデパスの処方を受ける方も多くいらっしゃいます。

 

いかがでしょう、デパスが長年多くの人に服用され続けているのは、これだけの効果のあるお薬だからだということが分かりましたよね。また、多くの診療科で処方してもらえるというのも、沢山の人に知られている理由の一つです。

デパスは効き目が優しいので安心なお薬ですが、お薬には副作用もあります。また、長期間服用を続けると、身体に耐性が出てきます。

今はインターネットでお薬を購入することもできてしまう時代ですが、自己判断で使用せず、きちんと医師に相談して服用することが大切です。そうしてデパスを上手に活用して、生活の質の改善に役立てていけると良いですよね。

まとめ

【デパスの効能】服用する人が多い理由と7つの効果

・デパスで不安を解消しましょう
・デパスで緊張をほぐしましょう
・デパスで睡眠を改善しましょう
・デパスであがり症を改善しましょう
・デパスで肩こり、腰痛を改善しましょう
・デパスで消化器系の疾患を改善しましょう
・原因不明の身体の不調をデパスが改善します


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