太もものダイエット方法で筋トレが主流のその理由とは

女性なら誰でも、すらっとした細い太ももに憧れます。

単純に贅肉を落とすだけではなく、希望の部分だけを細くする部分瘦せは難しいと言われていますが、中でも太ももを細くするのは非常に難しいと言われています。

体重は減っても太ももだけ太い、前ももは硬いのに裏ももはぷよぷよしているなど、太ももの悩みを抱えている人は多くいます。

太ももを細くするダイエット法は、筋トレが主流になっていますが、女性の場合、筋トレをすると逆に太くなってしまうというイメージを持っている人も多いと思います。

確かに筋トレを行うと筋肉が発達するため、太くなってしまうこともありますが、正しい方法で行うと太ももをすっきりと引き締めることができます。

また筋トレが主流の太もものダイエット法は、太ももを細く引き締めるだけではなく、様々な効果が期待できます。

それでは太もものダイエット法で筋トレが主流の理由をお伝えしていきましょう。

 

太もものダイエット方法で
筋トレが主流のその理由とは

 

太ももの筋肉を使って脂肪を燃焼させよう

太ももを細くするためには、ついてしまった脂肪を燃焼させることが重要になってきます。

脂肪燃焼というと有酸素運動を思い浮かべる人が多いですが、有酸素運動の前には太ももの筋トレを行うことがおすすめです。太ももは体の中でも太く大きい筋肉を持っているため、その筋肉を鍛えるだけで脂肪燃焼効果アップが期待できます。

太ももを細くするためのダイエット法はまず太ももの筋トレを行い、その後有酸素運動を行うようにしましょう。筋トレ後は成長ホルモンが分泌されるため、脂肪分解酵素の量が増加するので、有酸素運動による全身の脂肪燃焼効果がアップします。

逆に有酸素運動を行ってから筋トレを行うと、成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうため、脂肪燃焼効果が期待できません。

筋トレから有酸素運動の順番を守って効率良くダイエットしましょう。

 

筋トレで太もものむくみを解消しよう

太ももが太く見える原因のひとつに、むくみがあります。

このむくみを放っておくとリンパの流れがとど起こるため、老廃物が溜まってしまいます。この状態が長く続くとセルライトができて、太ももが太くなってしまう原因になります。

むくみは疲れや冷えなどからくる血行障害が原因のことが多いため、しっかり太ももの筋トレを行って血行を促進させることが大切になります。筋肉を動かすことでポンプの役割をしてくれますので、足に溜まった老廃物を押し上げてくれます。

太もものダイエット法と言っても太ももだけを鍛えれば良いというわけではなく、足全体の老廃物を流すために足首のエクササイズやふくらはぎを含む足全体の筋トレを行うようにしましょう。

 

バランス良く筋肉を鍛えてほっそりとした太ももを作ろう

理想的な太ももになるためには、太ももの筋肉をバランス良くつけることが大切になります。

歩き方や姿勢のクセでしっかり太ももの筋肉を使えてなかったり、高いヒールばかり履いているために前ももの筋肉ばかり使っているとバランスが悪くなり、太ももが太くなってしまいます。

すらっとした太ももになるためには、内もも、外もも、前ももをバランス良く鍛えることが大切です。特に普段あまり使うことのない内ももの筋トレは、効率良く細くするためには必要なダイエット法です。

仰向けに寝てひざを立て、ひざにクッションなどをはさみ、その状態でクッションを上に持ち上げます。元の位置に戻し、これを繰り返します。足全体の筋肉をバランス良くつけて、ほっそりとした太ももを作っていきましょう。

 

基礎代謝をアップしよう

健康的に痩せるためのダイエット法は食事制限と適度な運動が基本になりますが、太ももを細くするためには筋トレが必要になります。

太ももからお尻にかけての筋肉群は、体の中で大きい筋肉です。体重を支えて立ち上がるという動作を繰り返すと、その大きな筋肉が総動員されますので、消費カロリーは大きくなり、さらにその筋肉を鍛えることで基礎代謝が高まります。

基礎代謝は何もしていなくても、生命活動を維持するために必要なエネルギーのことで、この基礎代謝が高まることで痩せやすい体を作ることができます。基礎代謝のなかで一番エネルギー消費が大きいのが筋肉ですので、太ももの大きな筋肉を鍛えることが最も効率良く痩せることができるダイエット法になります。

基礎代謝をアップさせるオススメのダイエット法はスクワットです。ただしスクワットは適切な方法で行わないと、ひざなどを痛める可能性がありますので、正しいフォームで行うように心がけましょう。

 

細くしなやかな筋肉をつけて美脚を作ろう

太ももの筋トレを行うダイエット法は、逆に太くなってしまうのではないかと心配する人もいると思います。

一般的な太ももの筋トレは太ももの前側に筋肉が着いてしまうため、足が太く短く見えてしまうことがあります。美脚のためには細くしなやかな筋肉をつけることが必要になります。細くなる筋肉とは太ももの裏側と内側の筋肉です。

特に裏側の筋肉は鍛えにくいですが、足をほっそりとさせるためには裏側を鍛えることがポイントになります。壁に左手をついて右足を少しずつ上げて、天井に向かって蹴り上げるようにゆっくりと持ち上げていきます。これを数回繰り返し、反対の足も行います。

太ももの裏側の筋肉は腰周りやヒップアップ効果も期待できますので、日々のトレーニングに取り入れるようにしましょう。

 

正しい姿勢で筋肉をつけて姿勢をよくしよう

基本のダイエット法で体重は落ちても太ももだけ脂肪が落ちないという人は、姿勢が悪いせいかも知れません。特に女性の場合は、姿勢が悪いと体重が落ちてもお腹周りや太ももに脂肪が残りやすいとされています。

お尻から太ももにかけての筋肉は体幹の一部ですので、ここを鍛えることで姿勢が良くなります。さらに太ももと一緒に腰周りにある大腰筋を鍛えると、骨盤の歪みを矯正することもできるため、ウエストシェイプやヒップアップ効果も期待できます。

太ももと大腰筋の筋トレとストレッチは、直立の姿勢から大きく前方に踏み出します。体重を乗せて出した足のひざが90度になるまで曲げ、3〜5秒ほど後ろの足を伸ばします。体を元に戻し、もう片方の足も行います。

ひざや腰が弱い人はイスにつかまって行うと良いでしょう。正しい姿勢を心がけ、効率良くダイエットを行いましょう。

 

太ももを鍛えて下半身を安定させよう

ダイエットのためにウォーキングやジョギングをしたら、逆に太ももは太くなってしまったという人もいると思います。

これは太ももなど足の筋肉が正しくついていないため、余計な力が太ももにかかってしまい余分な筋肉がついてしまうことが原因です。余分に発達した筋肉は疲労しないように脂肪を溜め込んでしまうため、さらに太ももが太くなってしまいます。

正しく太ももの筋肉を鍛えることで下半身が安定し、余分な力がかからずにウォーキングやジョギングの効果が高まります。また下半身が安定していないと体重をうまく支える事ができないため、腰痛や膝痛、股関節痛などを引き起こしてしまう可能性がありますので、太ももの筋肉をしっかり鍛え、下半身を安定させることが大切です。

太ももの筋トレは、同時に股関節を柔らかくする効果のあるものもあります。股関節は体を支える中心点ですので、筋トレとともに股関節の柔軟を行い、体全体のバランスを整えていきましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

太ももの筋トレはこのように太ももを細く引き締めるだけではなく、全身のダイエットや姿勢矯正、基礎代謝アップ、ヒップアップなどたくさんの効果が期待できます。

食事制限や有酸素運動を行っても痩せない、体重は減っても太ももだけ細くならないという人は、太ももの筋トレを行うダイエット法を試してみてはいかがでしょう。

太ももの筋トレは他の筋トレを同じようにすぐに結果が出るとは限りません。筋トレの効果は微細であるため、1日くらいでは気付かないだけで体は確実に変化していきます。数回で効果が出ないからと諦めてしまわないで、継続して行うようにしましょう。

また間違った方法で筋トレを行ってしまうと、足の外側に筋肉がつき、余計太く見えてしまいます。正しいフォームで無理のない範囲で行うように心がけましょう。

 

まとめ

太もものダイエット方法で筋トレが主流のその理由とは

・太ももの筋肉を使って脂肪を燃焼させよう
・筋トレで太もものむくみを解消しよう
・バランス良く筋肉を鍛えてほっそりとした太ももを作ろう
・基礎代謝をアップしよう
・細くしなやかな筋肉をつけて美脚を作ろう
・正しい姿勢で筋肉をつけて姿勢をよくしよう
・太ももを鍛えて下半身を安定させよう


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