ウォーキングは健康に良い…というのは良く知られていますね。どうしてウォーキングが健康に良いのでしょうか?
健康を維持するための免疫力を上げるためには基礎代謝力を上げるのが一番良い方法です。そのために効果的なのが有酸素運動です。その有酸素運動の代表がウォーキングなのです。
最近はウォーキングをしている人が多いですね。
ウォーキングは時間や場所を選ばす、自分のペースで取り組むことができます。激しい運動ではないので、体への負担が少なく、年齢性別関係なく出来る運動です。お金もかからないので、気軽に始めることが出来るのも人気の理由ですね。
その中でも、特に人気なのが朝ウォーキングです。
仕事で時間が取れない…などの理由で朝にウォーキングを行っている人も多いですが、朝に歩くことは意外な効果があるようです。
朝ウォーキングを習慣にしている人からは「朝ウォーキングで人生変わった」という声も聞こえます。
朝にウォーキングをするとどんないいことがあるの?どんな変化があるの?
今回は朝ウォーキングで人生が変わる理由を紹介します。
朝ウォーキングの習慣が
あなたの人生を変える7つの理由
朝ウォーキングで体内時計をリセットする
一日は24時間ですが、人間の体内時計は25時間サイクルで進んでいるといわれています。このずれをどこかでリセットしないと体調を崩してしまうことになります。
そのずれをリセットできるのが「朝日」なのです。目覚めて朝日を浴びることで体内時計がリセットされて1日24時間のリズムを整えることが出来るんですね。
朝ウォーキングは、体内時計のリセットに最適です。「一日をすっきりとした気分で快調にスタートさせたい」「夜寝付けなくて体調を崩しやすい」という人は、朝ウォーキングで朝の光をたっぷり浴びて、生活のリズムを整え、コンディションを整えることをお勧めします。
水+朝ウォーキングで一日の始まりをスムーズに
朝日を浴びることと合わせて行うと効果的なのがコップ1杯の水を飲むことです。
一日の活動をスムーズに始めるためには、活発に活動しているときに優位になる交感神経を刺激するのが効果的です。
交感神経が活発に働き始めると血流が促進され、体内のエネルギーの消費が高まり、その日1日を基礎代謝力が高まった状態で過ごすことが出来るのです。
脂肪をためにくくし、ダイエットや免疫力アップにつながっていくんですね。
交感神経を刺激するのには目覚めにコップ1杯の水を飲むと効果的です。それに朝ウォーキングを組み合わせることで一日の始まりがスムーズになるんですね。
朝食前のウォーキングで脂肪燃焼
運動をすると、エネルギーとして消費されるのが、血液中のブドウ糖です。血液中にブドウ糖がない時には脂肪を燃焼させてエネルギーに変換します。
朝ウォーキングがダイエットに効果的と言われていますが、その理由がここにあります。
朝食前には血液中にブドウ糖がないので、効果的に脂肪を燃焼させることが出来るんですね。
ただし、朝食前のウォーキングには注意が必要です。眠っている間に体内の水分が失われています。朝ウォーキングの前には水分を摂るようにしてください。歩き始める前には体を温めた方が良いので、温かい飲み物か常温の飲み物を摂るようにしてくださいね。
気持ちを安定させる朝ウォーキング
朝ウォーキングが人生を変えると言われる大きな理由の一つに「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」にあります。
セロトニンは気持ちをリラックスさせてくれ、穏やかで安定した気持ちにしてくれる脳内伝達物質です。セロトニンが不足すると、不安な気持ちになりストレスが解消されず、うつ状態になったり、不眠や食欲不振に陥ってしまうのです。
そのセロトニンの分泌に必要な要素が「日光・歩行・呼吸」なのです。
その三つの条件をしっかりと満たす、効果的な方法が朝ウォーキングなのです。朝ウォーキングをすることでセロトニンの分泌を活性化させ、前向きに一日を始めることが出来るんですね。
歩きながら一日の予定を立てる
普段歩いている時、どんなことを考えていますか?仕事のこと、家事のこと、遊びのこと、趣味のこと…いろいろなことを思い浮かべながら歩いていることが多いですね。
朝ウォーキングの時も、何かを考えながら歩いている人が多いのです。その中でも多くの人が考えるのが「一日の予定」です。
仕事のこと、家事のこと、その日にやるべきことを頭の中に思い浮かべ、優先順位をつけ、どんな順番でやり遂げていくか頭の中で予定を組み立てていくのです。
そうすると一日の仕事や用事がスムーズに始められて、一日の時間がとても長く有効に使えるんですね。朝ウォーキングは、その日の自分をプロデュースする時間と言っても過言ではないですね。
朝ウォーキングで脳が活性化
朝目が覚めた…というだけでは、実は脳は動き出していないのです。体を動かして血の巡りが良くなって、初めて脳も目覚めるのです。
朝ウォーキングは脳が目覚める手助けをしてくれます。歩くことで脳への血流が促され、酸素やエネルギーが脳をめぐって活発な活動を始めることが出来るんですね。
ポイントは「一日の始まりに脳の働きを刺激する」というところにあります。朝に脳を活性化させることで、その日一日頭がすっきり冴えた状態で過ごすことができるんですね。
その結果、悩み事が解決したり、仕事のアイデアが浮かんだり、勉強がスムーズに進んだり…といった効果が出て、人生が良い方向に進むのです。
朝食で朝ウォーキングの効果アップ
いいことづくしの朝ウォーキングの効果を効率的にアップさせるのが、朝ウォーキング後の朝食にあります。
朝ウォーキングでしっかりと目覚め代謝がアップしたところで摂る朝食はとても大切なものです。体が温まった状態で一日を過ごすと、ダイエットだけでなく美容と健康にも大きな効果が得られます。
朝ウォーキング後の朝食のポイントは、「炭水化物を摂る」「タンパク質を摂る」「体を温める食材を摂る」ことです。炭水化物はすぐにエネルギーに変換されるので、体を温めてくれます。
タンパク質は運動後の疲労回復に欠かせない栄養素です。温まった体を維持するのには、やはり体を温める食材が必要ですね。朝ウォーキング後の朝食はひと工夫…ですね。
いかがでしたか。
健康に良いウォーキング。運動としてはどの時間に行っても変わりがないように思いますが、朝ウォーキングには他の時間とは違った大きな効果があるんですね。
ウォーキングをするときには熱中症や紫外線が気になりますが、朝ウォーキングは日差しが強くなく涼しい時間帯なので、暑い季節でも影響を受けにくいですね。寒い季節でも、朝から体を動かすことで、体が温まり一日を快適に過ごせそうです。
朝ウォーキングは一日の始まりをスムーズにし、気持ちを前向きにしてくれます。「ちょっと人生の方向を変えてみたいな」という人に、朝ウォーキングはぴったりですよ。
まとめ
朝ウォーキングの習慣があなたの人生を変える7つの理由
・朝ウォーキングで体内時計をリセットする
・水+朝ウォーキングで一日の始まりをスムーズに
・朝食前のウォーキングで脂肪燃焼
・気持ちを安定させる朝ウォーキング
・歩きながら一日の予定を立てる
・朝ウォーキングで脳が活性化
・朝食で朝ウォーキングの効果アップ