食べるだけで痩せ体質!痩せるホルモンを出す7つの食材

食べるだけで痩せ体質!痩せるホルモンを出す7つの食材

冬は、あまりアクティブに行動しなくて、どうしても太ってしまう…。食事の量を加減したり気をつけているのに、体重が増えてしまって…なんて悩みを持っている人、少なくないと思います。

「そんなに大食いしてないのに、太る!痩せない!」という人にぜひ知っていただきたいものがあります。それは「痩せるホルモン」。

人の気持ちや体にいろいろな影響を与えるものに、ホルモンがあります。ホルモンは、体の健康を保つためにいろいろな機能を調節している、いわば一種の潤滑油のようなものです。

様々なホルモンの中に、痩せるホルモンと呼ばれる「GLP-1」があります。このホルモンが分泌される量によって、太りやすい体質か、そうでないかが決定づけられるそう。太りやすい・痩せにくいとお悩みの方は、やせるホルモンのGLP-1を摂り入れる、分泌させやすくする食材を食事に取り入れることで、体質改善出来るかもしれません。

痩せるホルモン=GLP-1を大量分泌させる栄養素はEPAと食物繊維である、ということがわかってきています。今回は、EPAや食物繊維をたっぷり含んだ食材を紹介します。

 

いわし

EPAはいわゆる「青魚」に多く含まれています。中でもイワシの含有量は断トツの1位です。

加えて、ミネラルも豊富で、注目すべきはそのカルシウム含有量。「泳ぐカルシウム」とも呼ばれるほど。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも含んでいるので、成長期の子どもや妊娠中の人、骨粗鬆症になりやすい女性には強い味方です。ビタミンB2、ビタミンE、DHAも多く含んでいて、ぜひ日頃の食事に摂りたい魚です。

 

サバ

昨年夏以降、サバ缶が店頭から品薄になりました。その理由は、テレビ番組で「サバの缶詰を大量に摂取してる山形県村山市の方たちは、みなさん痩せている」、その理由が「サバ缶に含まれるEPA」が痩せるホルモンを作るから…と紹介されたから。

サバは「サバの生腐れ」といわれるくらい傷みやすい魚です。缶詰が重宝されるのもその鮮度保持の難しさからという理由がありますね。とはいえ、サバは塩サバにしたりしめサバにしたり、鮮度を保つ工夫もいろいろされています。

イワシと同様、ビタミンB2やDHAが豊富で、ビタミンDも含まれています。また、サバなどの魚にふうまれるタウリンは血中コレステロールを抑え、肝機能強化に効果があり「食べて健康になる」食材です。

 

うなぎ

「脂ののったものがおいしい」というイメージのうなぎ。脂肪分を25%も含んでいます。その脂肪はEPAとDHAで、うなぎの脂分は健康に良いことが分かっています。他にも、ビタミンA、B1、B2、D、E、DHA、ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)が豊富。疲労回復や美容効果も高く、理想的な健康食品です。夏バテしやすい時期の「土用の丑」に食べることにも一理ありますね。

最近では皮の周囲に含まれているコラーゲンにも注目されています。細胞の活性化にはもちろん、血管を柔軟にしたり、代謝に大切な役割をしています。

 

さんま

EPAだけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富、血合いには貧血防止効果のあるビタミンB12が多く含まれていて、女性がぜひ食べたい魚です。もちろん、ビタミンB2、DHAが豊富です。特にDHAをEPAより多く含んでいて、学習能力をアップしたり、ボケ防止効果も期待されています。

さんまの効果は主に脂の中にあるので、焼き魚にするときには脂を落とさないように気をつけて焼いてくださいね。

 

ひじき

EPAとセットで摂りたい食物繊維が豊富です。テレビ番組ではサバ缶とセットで紹介されました。イワシのつみれなどに混ぜ込むと、EPAと食物繊維のセットで摂ることができて効果的です。

また、ひじきには食物繊維だけでなく、カルシウム・鉄分がたっぷり含まれている上に低カロリーで、健康食材の代表格です。

 

納豆

納豆もテレビ番組でサバ缶とともに紹介されました。サバと納豆の相性は抜群で、サバ缶と納豆で納豆巻きにしたり、塩サバに添える大根おろしに納豆を混ぜたり、サバと一緒に摂るバリエーションはいろいろあるようです。

納豆は血液をサラサラにしたり、骨粗鬆症を防ぐビタミンKが豊富に含まれています。ビタミンKは油と一緒に摂ると効果的です。

 

ごぼう

食物繊維には2種類あります。一つは水溶性。腸内で善玉菌の栄養となり善玉菌を増やし腸内環境を整えて排便を促す作用があります。もう一つは不溶性で、大量の水分を吸収したまま腸壁を刺激し動きを活発にし便を出しやすくします。

ごぼうはどちらも含んだ優秀な食材です。鰻と合わせた柳川風鍋にしてもよいし、さんまやいわしと炊き合わせると風味が引き立ちます。また、歯ごたえのあるものを良く噛んで食べると、満腹感をアップさせるホルモン「ヒスタミン」が分泌されます。満腹感を感じると食べる量を抑制できますね。

ごぼうはGLP-1の分泌を即して、ヒスタミンの分泌も促す一石二鳥の食材です。

 

 

いかがでしょう、今回は痩せるホルモン「GLP-1」を出しやすくする食材を紹介しました。EPAと食物繊維を組み合わせることがポイントです。GLP-1は痩せるホルモンといわれていますが、ダイエットに効果のあるホルモンはこれだけではありません。

よく噛んで時間をかけて食事をすることで、食欲を調整するホルモン「レプチン」が分泌されます。歯ごたえのあるものを食べると「ヒスタミン」が、幸せな気持ちで食事を合うると、食べ過ぎを防止する「セロトニン」が分泌されます。

食材だけでなく、食べ方にも工夫して、きれいに痩せたいものですよね。

まとめ

食べるだけで痩せ体質!痩せるホルモンを出す7つの食材

・いわし
・サバ
・うなぎ
・さんま
・ひじき
・納豆
・ごぼう


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