お口のトラブルの代名詞である「口内炎」。ご飯を食べる時にしみたり、口の中に出来た口内炎が気になって仕方ないなど、他人の目からは分かりませんが一旦口内炎になると一週間ほど苦しめられることになるでしょう。
口内炎の原因は、睡眠不足やストレスなど日々の生活習慣が関係していると言われていますが、実は食べ物にも大きな原因が隠されているとご存知でしょうか。
そこで今回は「その口内炎の原因、食べ物かも。見直すべき7つの食習慣」と題してご紹介いたします。
あなたの食習慣、間違っていませんか?
その口内炎の原因、食べ物かも。
見直すべき7つの食習慣
手軽だけど落とし穴!コンビニの食べ物は控えよう
ついつい忙しくなると頼りにしてしまうのが、手軽に購入出来て値段の割に美味しい「コンビニの食べ物」です。最近のコンビニ弁当は種類も豊富ですし、毎日食べても飽きないのが落とし穴ですね。
実は、コンビニ弁当などの加工食品には口内炎予防には欠かせない「ビタミンB2」がほとんど含まれていません。
炭水化物・脂質が主な栄養成分となり、野菜や果物に豊富に含まれている酵素やビタミンの摂取はコンビニの食べ物からは期待できないのです。
絶対食べないでとは言いませんが、ビタミンを豊富に含む納豆や温泉卵などの食品を一緒に摂取することをオススメします。
脂っこい食べ物は口内炎の原因になります
背油たっぷりのラーメン・トンカツ・カレー・焼肉など「脂っこい食べ物」は、口内炎を引き起こしてしまいます。
なぜなら脂っこい食べ物は消化に時間がかかるので、胃に大きな負担がかかってしまうので粘膜が弱ってしまうのです。
粘膜が弱れば、口腔内も傷つきやすくなり口内炎が出来やすい環境が出来てしまうというわけです。
特に男性は脂っこい食べ物が好きでしょうから、自分で自制して食べる回数を減らしたり、脂っこい食事と一緒にビタミンがたっぷり含まれている野菜や果物などを一緒に食べることをオススメします。
刺激物はNG!辛い食べ物が好きな人は口内炎に要注意
「カレーは激辛でなければ満足できない」「唐辛子がたっぷりかかったかけうどんが大好き!」という方は、もしかしたら口内炎が出来やすいのではありませんか?
辛い食べ物は刺激物ですから、食べるほどに口腔内の粘膜を刺激して荒れやすい環境を整えてしまいます。
また辛い食べ物を食べた後に、胃が痛くなった経験はありませんか?辛さは胃に与えるダメージも大きいので、脂っこい食べ物同様に体内の粘膜を弱らせてしまうのです。
口内炎が出来てしまった後でも、刺激を与える辛い物は極力控えるようにしましょう。
野菜嫌いの人は口内炎に注意しよう
皆さんはサラダなどの生野菜・ほうれん草のお浸しなどの茹で野菜・カレーやシチューに含まれる煮込み野菜などを、好き嫌いなく食べることが出来るでしょうか。
「野菜は嫌いだから、ほとんど食べていない」という方は要注意!体内が極端なビタミン不足になっている可能性が非常に高く、口内炎が出来やすい体質になっている恐れがあります。口内炎が出来てから市販の医薬品に頼るのではなく、日々の食習慣を見直して積極的に野菜を食べるように心がけましょう。
普段の食事に、お浸し・サラダ・野菜の煮物を一品追加するなど、野菜を摂取しようと心掛けることが大切です。
口内炎予防のためには、味の濃い食べ物もほどほどにしよう
口内炎を1度は経験したことがある方なら、味の濃いものを食べた瞬間にビリリと痛みを感じた経験があるでしょう。
お刺身を醤油で食べる時や味の濃い中華料理などを食べる時に、口内炎による痛みを感じることが多いようです。
一番気を付けて頂きたいのが、口内炎が治りかけの時です。歯科口腔外科の医師の中には、味も濃い食べ物は口内炎を再発させる可能性があると提唱している人もいるほどですからなるべく味の濃いものは控えるようにしましょう。
血圧を正常に保つためにも、口内炎予防のためにもなるべく味の薄いものを食べるようにしましょう。
ジャンクな食べ物も避けましょう
ハンバーガー・フライドチキン・フライドポテトなどのファーストフードは、今や私達の生活にすっかり定着しています。確かに美味しいですし、100円でハンバーガーが食べられたりと低価格なのも魅力です。
しかしながら、ファーストフードなどのジャンクな食べ物は食品添加物・脂肪分・炭水化物は多いけれども、肌の調子を整えて粘膜を強めるビタミン類はあまり含まれていません。
ですからジャンクな食べ物ばかり食べていては栄養が偏ってしまい、口内炎が出来やすくなってしまいます。時々お楽しみ程度に食べるのは良いですが、ファーストフード中心の食生活をしている方は気を付けましょう。
冷たい食べ物・飲み物が口内炎の原因となる可能性があります
口腔内を刺激するのは、辛い食べ物や味の濃い食べ物だけではありません!
実は「冷たい食べ物や飲み物」もお口の中を刺激して、口内炎が出来やすい状態にしてしまうのです。
夏の暑い時期には氷のたっぷり入ったドリンクや、素麺などの冷たい飲み物を食べる機会が多くなると思いますが、そのような食品ばかり食べていては口腔内環境を悪化させるだけでなく、胃腸にも大きな負担を与えてしまいます。
口内炎予防のためにも、身体を内側から温めてくれる「温かい食べ物」を積極的に食べるようにしましょう。
そうすれば冷えも改善されて胃腸も元気になり、身体も生き生き!口内炎も改善されるでしょう。
いかがでしたか。以上「その口内炎の原因、食べ物かも。見直すべき7つの食習慣」をご紹介しました。
口内炎の原因は生活習慣だけでなく、食生活も大きな影響を与えていることがお分かり頂けたと思います。
しかしながら、口内炎予防のために刺激物となる食べ物を一切口にしないという決まりを作る必要もありません。
ストレスが溜まらない程度に控えること・刺激物を食べ過ぎたと自覚したら、ビタミン豊富な野菜や果物を積極的に食べるなどして、少しずつ日々の食習慣を見直していきましょう。身体が健康になれば、口内炎は出来ません!
口内炎は、健康のバロメーターなのです。
まとめ
その口内炎の原因、食べ物かも。見直すべき7つの食習慣
・手軽だけど落とし穴!コンビニの食べ物は控えよう
・脂っこい食べ物は口内炎の原因になります
・刺激物はNG!辛い食べ物が好きな人は口内炎に要注意
・野菜嫌いの人は口内炎に注意しよう
・口内炎予防のためには、味の濃い食べ物もほどほどにしよう
・ジャンクな食べ物も避けましょう
・冷たい食べ物・飲み物が口内炎の原因となる可能性があります