今すぐ解決!憎きニキビの芯が残るときの7つの処方箋

今すぐ解決!憎きニキビの芯が残るときの7つの処方箋
顔のニキビができてしまった…。つぶすと後が残るって聞いたし、つつぶさないまま治したんだけど、鏡をのぞくと、そこに映った顔の中に、ポツンと跡が残っている。それは、ニキビの芯ですよね。

あなたはニキビの芯を発見した時どうしますか?両手の人差指の先っぽで芯の両側をぐぐっと押して…プチッ!ちょっと待ってください。その芯の出し方。もしかすると間違っているかもしれません。ニキビの芯の出し方を間違えると、そこから炎症を起こして、色素が沈着したりして、ニキビの悩みどころじゃなくなるかも。

そこで今日は、顔にぽつぽつあるととっても気になるニキビの芯。このニキビの芯をやっつける方法についてお伝えします、ではご覧ください。

 

今すぐ解決!憎きニキビの芯が
残るときの7つの処方箋

 

ニキビの芯とは…?

ニキビと聞くと、どんなものを思い浮かべますか?白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビ…肌の上でポツっと出来てる汚れや炎症を思い浮かべますね。ニキビの芯ができてしまった毛穴の周りが炎症をニキビと呼びます。ニキビが治っても芯が残っていると、またニキビになってしまうことも。

では、ニキビの芯って、どんなもの?実は、角栓(コメド)と呼ばれるものがニキビの芯。毛穴に汚れがたまって毛穴の中でゴマのように固まってしまったものです。鼻の頭や額…皮脂が多く分泌される部分にはできやすくなっています。鏡をのぞいてみてください…いくつか見えませんか?それがニキビのもとになってしまいます。

 

ニキビの状態を見極める

これは大変!!と、すぐに手を出してはいけません。ニキビの芯を出すには、ニキビの状態を見極めないとかえって肌を傷めることになります。

ニキビには段階があります。

①ちょっとした異変

皮膚がざらっとし始める(角栓)
小さなふくらみになる(角栓)
白い皮脂が少し姿を見せている(白ニキビ)
皮脂の表面が黒っぽくなる(黒ニキビ)

②肌が炎症を起こし始める

赤みが出て大きくなっている(赤ニキビ)
痛みがある
かゆみがある
化膿する

自分でニキビの芯をどうにかできるのは、実は①のちょっとした異変が起きたかな?と感じる段階まで。②の状態になると自分で何とかしようとすると悪化してしまうのが確実なので、きれいに治そうと思ったら、皮膚科で治療を受けましょう。

 

道具を使う

さて、日頃から角栓が気になってお手入れしている人もいますよね。どんな方法でお手入れしてますか?鏡を見て、大きな角栓発見!!さぁ、大変だ、すぐにとらなくちゃ…と指と指でグイ!!…やりがちですね。

でも、これは肌に負担をかけて、せっかく角栓を取ったのに、なんでか炎症しちゃったわ…というもとになってしまいます。ニキビの芯を出したつもりがかえってニキビのもとになるって、ショックですね。

ニキビの芯、角栓を取る専用の道具が市販されています。それはコメドプレッシャー(面皰圧出器:めんぽうあっしゅつき)と呼ばれるもの。小さなスプーン状の先に穴があいていて、その穴をニキビの芯部分に押し付けると、芯がツルンと出てくる仕組みになっています。白ニキビは先にピンセットで皮膚に穴をあけてからこれを使います。

「専用器具を使うなんてめんどくさい」…といわず、きれいな肌を保つために、ぜひ準備してください。

 

正しい方法で芯を出す

いい加減に芯を出そうとすると、ニキビを悪化させてしまうことがあります。正しい方法で行って、きれいに処理しましょう。

○ニキビをつぶして芯を出す、正しい方法

①清潔にする。
まず、手や使う道具は清潔にしておくことが大切。せっかく芯を出しても、黴菌で炎症を起こしてしまっては残念です。

②ピンセットでニキビの表面の皮膚を少し破る。
白ニキビの場合は、芯を出す道を作ります。ピンセットだと怖い…という人は針の先で少し穴をあけるとよいですよ。表面の皮膚を破ると、黄色がかった膿や皮脂が出てきます。ウェットティッシュや清浄綿などで押さえて拭きとっておきます。

③コメドプレッシャーの穴の部分が、ニキビ部分に重なるように押しあてる。

④軽めにグゥーンと押さえる……約5秒。押しあてる力を抜く……約5秒。これを3~4回繰り返す。

⑤ニキビ芯が顔を出したら、コメドプレッシャーを押さえたままピンセットで抜き取る。

⑥抜き取った後に、綿棒に付けたニキビ用軟膏をつける。

⑦いつもの肌に合ったスキンケアをする。

 

太陽は敵

紫外線がニキビのもとになっている…って知ってますか?誰でも毛穴にアクネ菌を持っていますが、これが紫外線と一緒になって肌に影響を耐えます。
アクネ菌がつくりだすポルフィリンという物質は、紫外線に当たると活性酸素を発生させて、皮脂を酸化させ炎症を起こし、角質を厚くし、ニキビの元になるトラブルをまねきます。

ニキビができてしまった後も紫外線は大敵。炎症が治っていく段階で皮膚に色素沈着を起こします。日頃から紫外線に肌をさらさないことが、皮脂を酸化させない=ニキビの芯の予防につながります。

 

乾燥は敵

ニキビの芯は皮脂などが変化したもの…ということは、皮脂の多い人だけの悩み?いいぇ、そんなことはありません。実は乾燥肌が引き起こすニキビもあるのです。

それは、乾燥肌の「皮脂分泌が少ない」という状態がまねいています。
皮脂分泌症の数ない肌は、角質層が硬くなりやすく、毛穴が細く弱くなりやすいのが特徴。細く弱くなった毛穴は皮脂で詰まりやすく、ニキビができやすくなっています。

そのために、肌にしっかりと水分補給をし、角質層の働きを正常にしてやるケアが必要です。乾燥しているから水分が逃げないように…と油分で蓋をしてしまうのも肌にストレスを与えるので、クリームなどは避けるようにしたほうがいいですね。アミノ酸や肌細胞に近い成分でできた美容液などを使うのがお勧めです。

食生活が大切

ニキビの芯を作らない=毛穴に汚れをためないためには食生活も大切になってきます。ニキビを引き起こしやすい食べ物は、炭水化物、植物性油脂を使ったケーキやうっキーなどの甘いもの、揚げ物や肉類が挙げられます。普段の食生活でも摂りすぎると、太ったり新陳代謝を阻害したりするので、控えめにしてください。

反対に、にきび予防に効果的な食べ物は、ビタミンB群を含んだもの。ニンジンなどの緑黄色野菜、青魚がお勧め。ビタミンC、ビタミンEは代謝を良くし、肌の生成を助けるので積極的に摂りたい栄養素。ビタミンCとEは一緒に摂ると相乗効果で効果が高まりますよ。

亜鉛も積極的に摂りたい栄養素の一つ。肌の新陳代謝を促してくれるので、ニキビだけでなく美肌を保つのにかかせません。亜鉛は、牡蠣や魚介類に多く含まれます。魚類を食事に積極的に取り入れるとよいですね。

 

以上、ニキビの芯が残るときの対処法についてお伝えしました。やはりニキビの芯、気になりますよね。ニキビの芯はできるだけ後を残さずにきれいにとりたいもの。ですので無理せず肌に負担をかけず取り除いてくださいね。

自分では無理かな?と感じたら、迷わず皮膚科で相談するようにしましょう。

まとめ

ニキビの芯が残るとき対処法

・ニキビの芯とは何かを知る
・ニキビの状態を見極める
・道具を使う
・正しい方法で芯を出す
・太陽は敵
・乾燥は敵
・食生活が大切


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