セロリの栄養を損なわず摂ろう☆賢い選び方と保存方法

セロリの栄養を損なわず摂ろう☆賢い選び方と保存方法
セロリは和名を西洋三つ葉といい、食感を楽しむサラダにしたり、香りを生かして煮込み料理の風味付けにと様々な調理法が楽しめます。

老若男女を問わず、独特の食感や苦味、香りが苦手という人が多い野菜ですが、セロリにはエネルギー代謝を助けるビタミンB群、コラーゲンの合成や抗酸化作用のあるビタミンC、腸内環境を整える食物線維が豊富に含まれています。

また葉には抗酸化ビタミンであるβ—カロチンが多く含まれ、美容と健康に欠かせない栄養素の宝庫です。セロリは品種によって形や味わいも様々で、香りが苦手な人には香りが優しくクセのないホワイトセロリがおすすめです。

セロリだけではなく、野菜は鮮度が落ちれば栄養素も落ちてしまいます。セロリの栄養素を確実に摂取するためには、鮮度が命です。

ただしセロリは鮮度があまり持たない野菜なので、できればすぐに食べきってしまったほうが良いのですが、一度で使いきるのはなかなか難しいかもしれません。それでは鮮度の良いセロリの賢い選び方と保存法をお伝えしていきましょう。

葉はきれいな緑色のものを選ぼう

セロリの葉が鮮やかな緑色ものものほど新鮮です。葉が黄色くなっているものは鮮度が落ちているので、栄養素も落ちてしまっています。葉の緑が濃く、黄色が混じっていない先までピンとしているものを選びましょう。

また海外産のセロリは検疫の関係で葉を落とされた日本に入ってきているので、葉が付いているセロリはほぼ国産と考えて良さそうです。国産のセロリは露地物、ハウス栽培それぞれを作っているので一年中出荷されていますが、15℃程度の涼しい気温がセロリ作りに適していると考えられているため、冬から春にかけて作られるセロリが旬と言えそうです。

旬のセロリは栄養素も高いため、冬から春にかけて積極的にセロリを食べましょう。

 

茎のスジのでこぼこがはっきりして、白いものを選ぼう

新鮮なセロリは筋張って、でこぼこがはっきりしています。さらに茎の色が全部緑色になってなくて、白いところが多くあるセロリほどしっかり育っている可能性が高いです。高品質なものほど、どちらかというと香りが控えめで甘みが強いので、このようなセロリを選ぶと苦手な人でも美味しく食べられるかもしれません。

セロリのスジは固いので、調理するときには半分くらいから下の部分のスジをひいてから使うようにしましょう。ただしこのスジは食物繊維が豊富な部分ですので、薄く切ったり、斜め薄切りでスジを切断して調理するとセロリの栄養素を丸ごと食べることができます。

 

「の」の字巻きのものが新鮮

セロリは茎の部分が太く、ハリがあり肉厚なものがおすすめですが、さらに内側のくぼみが狭い「の」の字巻きになっているものを選びましょう。茎の部分が平たくなっているもものありますが、そのようなものは避けます。また節より下の茎の部分が20㎝以上ある方が料理に使いやすくなります。

新鮮なセロリの茎にはカリウムが豊富に含まれ、血圧を下げる作用や筋肉の働きをスムーズにするなどの効果があります。またカリウムは調理などで失われやすい栄養素ですので、セロリを食べてしっかりカリウムを摂取しましょう。

 

ピクルスや漬け物にして保存しよう

安売りでセロリを大量に購入してしまったら、ピクルスや漬け物、佃煮などにして保存しましょう。お酢に砂糖、塩、ニンニク、黒こしょう、赤唐辛子、ローリエなどを加えたマリネ液にセロリの茎を漬け込んでピクルスに、だし醤油、お酢などに漬け込んで漬け物にしても美味しく食べられます。ピクルスも漬け物もだいたい1週間を目安に食べきるようにしましょう。

栄養満点の葉も使って作る佃煮もおすすめです。みじん切りにしたセロリをさっと湯通しし、ごま油をひいたフライパンで炒めます。醤油、みりん、酒、砂糖、を加え、水分がなくなるまで炒め煮にし、最後に山椒や白ごまを加えて出来上がりです。

セロリの爽やかな香りでごはんがすすむ佃煮になります。こちらも冷蔵庫保存し、1週間を目安に食べきるようにしましょう。

 

セロリは茎と葉を切り離して保存しよう

セロリは保存状態にもよりますが、1週間ほどもつ食材です。セロリの新鮮に保存するには葉がついたままだと、茎が栄養分を吸収してしまいますので。葉と茎を切りはなし、別々に保存するようにしましょう。

切り離したものはポリ袋にいれ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しますが、この時切り口が乾燥しないように濡らしたペーパータオルなどで包んで保存するとより長く新鮮に保存することができます。

保存していたセロリがしんなりしてしまったら、冷水につけるとしゃんとして元気になります。
セロリは鮮度が落ちやすい野菜です。栄養価を落とさないためにも、なるべく早く使いきるようにしましょう。

 

茎は水に浸して保存しよう

セロリの葉は痛みやすいので、できるだけ早く使ってしまうことが必要ですが、茎は水に浸した状態で冷蔵庫で保存すると、比較的長く保存することができます。タッパーに入る程度の大きさにセロリをカットし、完全に浸かるまで水に浸します。

タッパーの水は2〜3日に1度交換することで、比較的長く保存することができます。長さにもよりますが、コップなどに水をはり、そこにセロリをさしておくと長く保存することができます。切ったセロリの保存期間は切った長さにもよりますが、5日〜1週間程度で食べきるようにしましょう。

 

加熱調理用には冷凍保存もおすすめ

セロリの葉は栄養価が高く、特にβ—カロチンは茎の2倍とも言われています。他にもビタミンB1。ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などが茎よりも多く含まれますので、捨てずに食べるようにしましょう。

しかし葉の部分は痛みやすいので、刻んで保存袋にいれ冷凍保存がおすすめです。スープの香り付けや肉や魚料理の臭み消しにも使うことができます。茎の部分もさっと湯通しし、食べやすい大きさにカットして冷凍保存することができます。

冷凍したセロリを使用する際には、解凍せずに凍ったまま使います。冷凍保存するとどうしてもシナっとなってしまうため、サラダなど生で使う料理には向いていません。スープや炒めものなどに使うようにしましょう。

 

新鮮なセロリには、健康や美容のために必要な栄養素が豊富に含まれます。これらの方法でできるだけ新鮮な状態を保ち、セロリの栄養を摂取しましょう。

日本ではセロリは生食のイメージが強く、生で食べた時の独特の青臭さが苦手という人が多いようですが、セロリは加熱調理にも適した野菜です。苦手な人も多いセロリの香りは40種類以上の香り成分が含まれ、精神を鎮め、食欲を増進させる効果があるとされています。

また頭痛を緩和したり、イライラやストレスを軽減させる効果もありますので、スープや炒め物、煮込み料理などで独特の香りを少なくさせ、苦手を克服してみてはいかがでしょう。

まとめ

セロリの栄養を損なわず摂ろう☆賢い選び方と保存方法

・葉はきれいな緑色のものを選ぼう

・茎のスジのでこぼこがはっきりして、白いものを選ぼう

・「の」の字巻きのものが新鮮

・未使用のものはそのままポリ袋で保存しよう

・使いかけのセロリは茎と葉を切り離して保存しよう

・漬け物やピクルスにして保存しよう

・加熱調理用には冷凍保存もおすすめ


連記事