皆さんは「えのき」にどんなイメージをお持ちですか?白くてヒョロヒョロしている・栄養があるのか分からない・特に味がしないなど松茸のように豊かな香りもなく、椎茸のように食べ応えがないえのきは、キノコの中では目立たぬ存在です。
えのきは冬に美味しいお鍋の具材としてあったら食べるけれど、無くても別に気にしないという微妙な立ち位置。
しかしながら、地味なイメージのえのきには、実は豊富な栄養素が含まれているとご存知でしたか?
今回は「えのきの栄養を食卓にプラス☆女性に嬉しい7つの効能」と題してご紹介いたします。
えのきの栄養を食卓にプラス☆
女性に嬉しい7つの効能
キノコキトサンで脂肪を包み込んで排出してくれる!
えのきに含まれるキノコキトサンという成分は、腸の中にある余分な脂を排泄してくれる働きがあるのでダイエットの強い味方です。
その上、腸内の善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減少させるという素晴らしい効果もあります。
そこで、えのきに含まれているキノコキトサンを劇的に増やすテクニックをご紹介!
えのきをざく切りにして、水と一緒にミキサーにかけてペースト状にします。製氷皿に入れて凍らせれば、キノコキトサンが12倍に増えた「えのき氷」の完成です。
色んな料理に使えるので、とても便利です。
働き女子やママ必見!えのきのビタミンB1で疲労回復をしよう
えのきには、豊富なビタミンB1が含まれています。ビタミンB1には、疲れを引き起こす原因となる物質を除去する働きがあるので、疲れた時には、積極的に摂りたい栄養素です。
その他にもビタミンB1には、炭水化物の代謝促進・脳の活性化の作用もあります。
えのきを食べる時は、同じくビタミンB1を豊富に含んでいる豚肉と一緒に食べて、ダブルの栄養素を摂りいれてはいかがでしょうか?
えのきの豚肉巻きや、炒め物などがオススメです!
えのきのビタミンB2は、若々しい見た目には欠かせない!
えのきには女性に嬉しい栄養素である、ビタミンB2が豊富に含まれています。
ビタミンB2には細胞の老化を防ぐ効果があるので、若々しい肌・髪の毛・爪を保つためには欠かせない栄養素です。
高級な美容液にお金をかけるのなら、毎日の食卓にえのきを加えて、手軽に美容効果を感じてみてはいかがでしょうか?
その上、ビタミンB2は脂質の代謝に欠かせない栄養素なので、女性の永遠のテーマであるダイエットには欠かせません。
肌年齢も、スタイルも一気に若々しくなりましょう。
肌が荒れたら薬を塗る前に、えのきを食べよう
乾燥やニキビなどの肌荒れは、女子力を著しく低下させてしまいます。
医薬品や高級エステに頼るのも1つの方法ですが、ここはえのきを頼りましょう。
えのきの栄養素の1つである「キノコキトサン」には、肌の免疫力を向上させるβ-グルガンが含まれているので、常にβ-グルガンを摂っていれば、肌荒れやニキビを防ぐことが出来るというわけです。
またえのきに含まれているビタミンDは、新しい細胞を生成する時に非常に重要な成分なので美容には最適です。
なんとえのきを干すと、ビタミンDは2倍の量になるというのです。是非、試してみてはいかがでしょうか。
二日酔い女子はダラしない!えのきで体調回復をはかろう
「前日のお酒の残りが抜けない」「頭がガンガンして治らない」という二日酔いの症状は、キラキラ女子とはかけ離れています。
そこで二日酔いの原因物質であるアトアルデヒドを分解する働きをもつえのきが役に立ちます。
そこで二日酔いの次の日は、えのきをたくさん使用した「えのきポタージュ」はいかがでしょうか?
えのき1パック・水100cc・生クリーム100ccをミキサーにかけて、良く混ざったら鍋に移して火にかけます。
市販のコンソメキューブを半分と、塩コショウを少し加えて、沸騰させないように10分煮込めば完成です。
栄養満点ですごく美味しいので、二日酔いの時でも美味しく召し上がれますよ♪
コレステロール値を下げる!お肉を食べるなら、えのきも一緒に
「健康診断でコレステロール値が高いと注意されてしまった」という方には、えのきは最高の食材です。
えのきに含まれているエリタデニンという栄養素はコレステロールの排出を促進し、血中コレステロール値を下げてくれる作用があります。
ですから、油っこい料理やファーストフードを食べる時には、えのきを活用したスープやお味噌汁を加えるとよいでしょう。
鍋に水を入れて、えのき・コンソメキューブ・塩コショウを加えて煮込めば、3分で美味しいスープの完成!
汁もので満腹感を得ることが出来るので、とてもオススメです。
えのきを食べて、便秘を解消しよう
女性に多い便秘の悩みは、是非えのきで解決して下さい。
えのきに含まれる食物繊維は細胞壁が壊れにくいという性質を持っているので腸がより活発に動くようになり、便秘解消に大きな効果を発揮します。
食物繊維をしっかり摂ることで、体内に留まっている不要な成分がしっかり排泄されるのです。
腸の中に便が留まった状態になると、全身の代謝が悪くなり太りやすくなってしまいます。
便秘を解消することは、ダイエット効果と美容効果の両方を実感することが出来ると覚えておきましょう。
いかがでしたか。「えのきの栄養を食卓にプラス☆女性に嬉しい7つの効能」と題してご紹介いたしました。
えのきは白くてヒョロヒョロしていることから、食卓では脇役だと思われがちですが、実は立派な主役になれるくらいの栄養成分を持っているのです。
特に多くの女性が悩みを抱える肌トラブル・便秘・若返りにはとても大きな効果を発揮する食材だと覚えておきましょう。
こちらの記事を読んで下さった皆さんは、きっとえのきに対するイメージが変わったのではないでしょうか?
これからは、栄養豊富なえのきをたくさん食べて下さいね!
まとめ
えのきの栄養を食卓にプラス☆女性に嬉しい7つの効能
・働き女子やママ必見!えのきのビタミンB1で疲労回復をしよう
・えのきのビタミンB2は、若々しい見た目には欠かせない!
・肌が荒れたら薬を塗る前に、えのきを食べよう
・二日酔い女子はダラしない!えのきで体調回復をはかろう
・コレステロール値を下げる!お肉を食べるなら、えのきも一緒に
・えのきを食べて、便秘を解消しよう関連記事