はちみつの効能を存分に引き出すための使い方7つ

はちみつの効能を存分に引き出すための使い方7つ

はちみつは「体に良い健康食品」として知られています。でも、実際にどんな栄養が含まれているかご存知ですか?

はちみつには、ビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類、カルシウム、鉄など27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど、なんと150種類以上の栄養素がたっぷりと含まれています。

はちみつは、昔から薬として使われてきました。紀元前1550年の古代エジプトの医学書にははちみつを薬として使う方法や初三つを使った薬の用法の記録が残っているそう。古代の人々の生活の知恵から始まり、伝えられてきたはちみつの効能。現代の科学的な知識と出会って、さらに効果的な使い方が知られるようになってきました。

今回は、はちみつの効能を引き出す使い方のお話です。

 

はちみつの効能を
存分に引き出すための使い方7つ

 

はちみつで代謝力アップ

はちみつの主成分は、ブドウ糖・果糖・オリゴ糖。成分表などでよく目にするブドウ糖や果糖は、糖類の中でも「単糖類」に分類されていて「もうこれ以上分解する必要がなく」、体内に入るとすぐに吸収されてすぐにエネルギーに変換されてしまいます。

同じ糖類でも、例えばデンプンはどうでしょう?米などに含まれるでんぷんは、体内に入ると、「でんぷん→デキストリン→麦芽糖→ブドウ糖」と、消化酵素を使って3段階にわたって分解され、ようやく身体に吸収されます。

消化するのに必要な酵素は、食べ物の消化以外にも大切な役割をしています。それは体の疲れをとったり、細胞の再生を活発にさせる基礎代謝。
消化にたくさんの酵素を使うことになると、基礎代謝に十分な酵素を使えなくなります。

消化に負担をかけず、すぐにエネルギーに変換されるはちみつは大変優秀な甘味料なのです。そのはちみつで、効果的に疲労回復・代謝力をアップするドリンクのつくり方をご紹介します。

【はちみつレモン】

学生時代、運動部で活動していた人には「青春の思い出」にあるかもしれないはちみつレモン。疲労回復に効果的なクエン酸と、即エネルギー変換される果糖の組み合わせは最強です。

作り方

①レモンをスライスして、はちみつに漬けこむ。
②レモンと漬け汁適量を、水やお湯でお好みの濃さに割って出来上がり。

冷たいものは家事やスポーツ、仕事の合間の息抜きに、リフレッシュ効果が期待できます。
温かいものは、代謝がこれから活発になる就寝前に飲むのが効果的です。
冬で体が温まりにくい時には、少ししょうが汁を加えると体が温まって7冷え症回復にも効果があります。

【はちみつミルク】

体の代謝は眠っている間に行われています。代謝力を上げるためには良質の睡眠が必要。
気持ちを落ち着けリラックスさせるホルモン「セロトニン」。ぐっすりと安眠したいときに必要なホルモンです。

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸が原料になって作られています。そのトリプトファンを豊富に含むのが牛乳。そして、はちみつに含まれるブドウ糖がトリプトファンが体に吸収させるのを助けてくれます。

牛乳+はちみつは、美味しくてリラックス効果大の嬉しいドリンクですね。

 

腸内環境を整える

便秘は健康の敵です。便秘になると体内にガスや有害物質をため込んでしまいます。代謝が悪うなり、頭痛や肩こり、腰痛などの不調だけでなく、ガンを引き起こすことも…。美容面も深刻で、吹き出物や肌荒れに悩まされることになります。

そんなときにもはちみつは強い味方です。はちみつの主成分の一つ「オリゴ糖」は、腸内の善玉菌を増やす作用を持っています。便秘に悩んでいる人は、毎日ティースプーンに1~2杯のはちみつを食べると、解消に効果的ですよ。

せっかくなので、はちみつの「腸内の善玉菌を増やす」効果を生かした摂り方をしたいですね。お手軽なのは、ヨーグルトにはちみつを加えて食べる方法。これはヨーグルトのビフィズス菌とはちみつのオリゴ糖の組み合わせがベストチョイスなのです。

【オリゴ糖たっぷり納豆】

材料
納豆・ポン酢・玉ねぎ・はちみつ

納豆にポン酢、みじん切りにした玉ねぎ、はちみつを加え混ぜて出来上がり。
それぞれ分量はお好みで。
たまねぎににがみがあるときには、水にさらして絞ってください。

納豆は発酵食品で腸内環境を整えるのに抜群の効果があります。それにポン酢(悪玉菌を抑制するグルコン酸を含む)、玉ねぎ(オリゴ糖が豊富)はちみつが加わることで、腸内環境をしっかりと整えてくれる組み合わせになります。

朝ご飯にぴったりのレシピです。

 

はちみつでインフルエンザ予防

はちみつといえば「腐らない」というイメージがありませんか?はちみつは、糖分が80%を占める酸性食品で、はちみつに含まれるグルコン酸にいは殺菌効果もあります。その効果は、赤痢菌は10時間、チフス菌大腸菌は48時間で死滅するという実験結果で明らかになっています。

その殺菌効果を手軽に身近で有効利用する方法の一つに、うがいがあります。はちみつを溶かしたはちみつ水でうがいをしましょう。はちみつの殺菌効果は10%水溶液でも寺はちみつそのものと効果が変わりません。「喉がイガイガする」「せきが出る」と不調を感じるときにははちみつ水でうがいしてみてくださいね。もちろん、日頃の風邪予防や、冬ならばインフルエンザの予防などにも効果がありますよ。

 

怪我にはちみつ

はちみつは天然の傷薬といわれていて、古代から使われてきました。はちみつは高濃度の糖分なので、細菌内の糖分を減少・繁殖を抑える力があります。そして、決め手は、殺菌衝動作用のあるグルコン酸です。グルコン酸は、医療現場で傷口の消毒や医療器具の消毒にも使われている物資なのです。

傷口を清潔に洗った後、はちみつをたっぷりしみこませたガーゼで湿布しましょう。はちみつガーゼは傷口に張り付きにくく、ガーゼ交換の時にかさぶたが破れたりする不快感がありません。再生した皮膚に傷が付きにくく、傷跡が残りにくく快適に傷を治してくれます。

 

口内炎にはちみつ

体調が悪かったり、ちょっと噛んでしまったり…。些細なきっかけでできてしまう口内炎に悩まされたことがありませんか?そんな時にも、はちみつが効果的です。

先にはちみつの殺菌効果について紹介しました。口内炎には、その殺菌能力に加えてはちみつに含まれるビタミンB群の効果が期待できます。

はちみつ水でうがいすることはもちろんですが、直接塗る方法もあります。直接はちみつを塗ると、結構痛いです。が、粘膜の傷を覆ってくれるので、治りが早まると感じる人が多いですよ。

もちろん、ビタミンB群は食べることでも効果があります。口内炎は内から外からはちみつを使って治しましょう。

 

はちみつで美肌づくり

クレオパトラも美肌維持に愛用していたというはちみつ。はちみつに含まれるビタミンB群やミネラルには肌のキメを整え、しっとりさせる効果があります。

【はちみつパック】

①洗顔後の顔にはちみつを薄く塗る。
②顔に蒸しタオルを10分ほど当てる(冷めきってしまう前にはずす)
③②のタオルでやさしく拭き取る。

肌に負担のかからないパックなので、時間のあるときには毎日でも出来ます。

【はちみつクレンジング】

はちみつには抗酸化作用や殺菌作用などの効能があるうえに、保湿追うかも抜群。
クレンジングに使うと肌に負担をかけずさっぱりとします。

①ポイントメイクはオフしておく。
②オリーブオイルなど、天然のオイルをはちみつを2:1で混ぜる。
③②を顔に乗せ、軽くお肌をマッサージする。

洗顔するか
蒸しタオルで拭き取って、クレンジング完了。

オイルだけでは肌に負担がかかりそうで気になる方にはお勧めの方法です。

 

効果的なはちみつの選び方

疲労回復に整腸効果、殺菌作用に美肌効果…。様々な効能のあるはちみつですが、実は、市販されているすべてのはちみつにその効能があるわけではないのです。では、効果のあるはちみつ、そうでないはちみつ、どうやって見分けるといいのでしょう?

ポイントは花蜜から出来たはちみつか、砂糖水から出来たはちみつか…ということ。はちみつはミツバチが体内に取り入れた糖分を酵素で分解して出来たもの。体内に取り入れる糖分が砂糖でも花蜜でも、出来上がりははちみつになります。

その違いは、含まれる栄養分やミネラル。もちろん、花蜜から出来たはちみつに豊富に栄養が含まれています。はちみつを選ぶときには、花蜜の種類を見て選ぶとよいですね。

 

 

はちみつのいろいろな効能を紹介しました。はちみつは身近な食材なので、すぐにでも試せそうですね。

栄養たっぷりで、一見完全食品に見えるはちみつ。はちみつには一般的にボツリヌス菌の芽胞が入っていることがあるといわれています。これ自体は空気中にもあるものなので、通常は影響がありません。でも、まだ消化器官が未発達で抵抗力の弱い乳児の体内では発芽して乳児ボツリヌス症を発症してしまうこともあります。1歳未満の乳児にははちみつは食べさせないでくださいね。

 

まとめ

はちみつの効能を存分に引き出すための使い方7つ

・はちみつで代謝力アップ
・腸内環境を整える
・はちみつでインフルエンザ予防
・怪我にはちみつ
・口内炎にはちみつ
・はちみつで美肌づくり
・効果的なはちみつの選び方


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