あなたはお肌の調子が悪いときやニキビができたとき、どんな対策をしていますか。私は家に常備してある「オロナイン」をよく使用しています。
たくさんある薬の中でもニキビに効果がある薬として昔から有名ですよね。ところで昔からニキビや吹き出物に効果があると言われている「オロナイン」ですが、実際にオロナインの中にはどのような成分が含まれていて、どの成分がニキビに効果があるのでしょうか。
オロナインには主に消毒薬のグルコン酸クロルヘキシジン液が含まれ、他にはラウロマクロゴール、ポリソルベート80、硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)、オリブ油などが添加されており、これらの成分がニキビに効くといわれているようです。
今回はそんなオロナインに含まれているニキビに効く成分をもつ身近にある7つの代替品を紹介します。
オロナインのニキビに効く成分をもつ、
身近な7つの代替品
ミョウバン
薬局やスーパーなどで簡単に手に入り100円ほどで買えるミョウバンですが、ミョウバンは水に溶けると「酸性」になるという性質を持っています。
通常酸性の環境では乳酸菌のような酸に強い特別な細菌以外、細菌は増殖することが出来ません。ですから、水に溶かしたミョウバン水は、殺菌作用を持ち、にきびにも有効です。
ミョウバン水の作り方は、焼きミョウバン50g(生ミョウバンの場合は100g)に沸騰した水道水1.5Lを加えて溶かすだけです。
冷やしたらミョウバン水として使用でき、にきびだけでなく体臭や水虫などにも効果があります。
オリーブオイル
油なのでニキビが悪化しそうですが、オリーブオイルを使って角栓を取り除けるということで、赤ニキビの改善に適しているそうです。
分泌される皮脂が毛穴の中に詰まって赤ニキビができるので、オリーブオイルで洗顔を行い、毛穴の中を洗浄することで引き起こされにくくなるとのことです。
オリーブオイルの中にはオレイン酸と呼ばれる成分が含まれているのですが、これは構造が人間の皮脂と近いために肌に非常に馴染みやすく、保湿や抗酸化作用も持ち合わせているので、ヘアケア製品の原料としても利用されております。
方法としては、オリーブオイルでマッサージをし、その後に通常通りの洗顔を行うとよいそうですよ。ただ、もともとオイリー肌の人は使用するオリーブオイルの量を少なめにするなどの調整が必要のようです。
入浴剤
入浴剤の効能にもよくひび、あかぎれ、にきびと書いてありますが、入浴剤にもミョウバンである硫酸アルミニウムカリウムが入っているものがあります。
入っている多くのタイプは、夏の入浴を快適にするためのもので、主にメントールを配合して冷感を付与させたものや、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムを配合し入浴後の肌をサッパリさせたものです。
また、お湯の色は青色を基調にしたものが多く、視覚的にも爽快感を付与しています。顔だけでなく、体にできたニキビの対策にも効果がありますね。
目薬
ちょっとびっくりしますが、目薬もオロナイン同様に赤ニキビに効くそうです。目薬には殺菌作用と炎症を抑える成分が含まれており、それがニキビに効果があるとのことです。
また、充血用の目薬には血管収縮剤と言われ、主に塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンといった成分が入っておりその血管収縮剤がニキビの炎症を抑えるようです。
綿棒に染み込ませてニキビに塗ると治ったというような事がネットでもたくさん書いてありますが、正規の使い方ではないので、肌に異常を感じたら使用をやめて病院へ行ってくださいね。
アロマオイル
実は、アロマオイルには香り以外にも、鎮痛作用や強壮作用、殺菌作用などひとつひとつのオイルに驚くほどの効果があります。
エッセンシャルオイルは植物の油胞から抽出されるオイルで、濃縮されたオイルですので、皮膚には刺激が強すぎるので基本的には直接塗布はしてはいけません。
しかし、エッセンシャルオイルの中には直接塗布できるくらい皮膚に優しく、また殺菌消毒剤として使えるほどの効果を持つオイルがあります。
それが、ラベンダー・ティートリー・フランキンセンスの3種類。中でもラベンダーには強い殺菌作用があります。気持ちもリラックスできて一石二鳥ですよ。
オキシドール
オキシドールは消毒液の軟膏としては非常に有名なひとつですが、私の家の救急箱にも一本ありますし、どの家庭にも1本はあると思います。
オロナインの消毒成分とは少し違いますが、同様に殺菌作用がありニキビに効果があるようです。ただこのオキシドールは刺激がかなり強いため非常に肌やニキビの種類を選びます。
間違って使用すると真っ赤に腫れあがって最悪の場合にはただれてしまうので注意しましょう。オキシドールはニキビに使用する際は鼻やあごにできる突発的なニキビに効果的です。
また、にきびの跡にしようした場合デコボコが残ってしまったなんて人もいるようですので、ニキビの跡には使用しないようにしましょう。
イソジン
うがい薬の鉄板とも言えるイソジン。こちらも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。このイソジン、うがい薬として使用されていることからわかるように消毒液の一つです。
オロナインとは成分が違いますが、同じようにニキビができる原因であるアクネ菌の殺菌ができます。そしてニキビが引き起こされないようになるというのは、決しておかしな話ではありません。
実際にイソジンを使用する場合は、洗顔が終わってからニキビができている部分に綿棒やコットンを使ってイソジンを塗り、2分程度放置してから洗い流しましょう。
インターネットでは「にきびがなくなった」「にきびが小さくなった」という声もあります。
いかがでしたか。
ニキビができると気分も落ち込みますよね。普段からのスキンケアがニキビ対策には一番大切です。
しかし、気を付けていてもストレスや食生活などで急に出来てしまうものです。もしも急に出来てしまった場合今回紹介した家庭にある身近にあるものでニキビのケアをしてみてはいかがでしょうか。
また、今回紹介した方法が必ずお肌にあうとは限りませんので、合わない場合や悪化してしまった場合はすぐに使用をやめて病院へ行ってくださいね。
まとめ
オロナインのニキビに効く成分をもつ、身近な7つの代替品
・ミョウバン
・オリーブオイル
・入浴剤
・目薬
・アロマオイル
・オキシドール
・イソジン