お腹のぷにぷにや、二の腕のたぷたぷ。これらの正体は「脂肪」です。余計なお肉は脂肪燃焼してスッキリスリムになって、夏を迎えたいものですよね。
余計な脂肪は、身体が必要以上に栄養をため込んでしまった結果、お腹や二の腕に脂肪がついていることを意味します。少しでも脂肪を減らすためにできること。それは、脂肪を燃焼させることです。
「効率的に脂肪燃焼させたいけれど、どうすればいいのかわからない。」「簡単に脂肪燃焼をさせる方法なんてあるのかな?」そう思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、脂肪燃焼させてやせるまでに必要な4つのステップ、わざわざジムや運動器具を買わなくてもできる、脂肪燃焼方法をお伝えします。
脂肪燃焼させて
痩せるまでに必要な4つのステップ
何故、脂肪燃焼しなければいけないほど、身体は脂肪をため込むのか?
私たちにとって、脂肪をため込んでしまうという身体の働きは、太ってしまうというだけで全く意味のない働きです。では、そもそもなぜ身体は必要以上の脂肪を蓄えてしまうのでしょうか?実はこの「脂肪をため込んでしまう」身体の仕組みに、脂肪燃焼のためのポイントが隠されているんです。
必要以上のカロリーを摂取してしまっている
人間の長い歴史の中のほとんどは、「必要以上の食事がとれない」状態でした。そのため、身体は「補給が合った時にある程度の備蓄をしておく必要がある」と認識しており、必要以上のカロリーが摂取されると、「足りなくなったときのために」身体中に「脂肪」として体内に備蓄します。しかし、現代において「食事が足りなくなる」ということはほとんどありません。よって、どんどん備蓄が進み、結果として脂肪燃焼を考えなくてはいけないほど体内にため込んでしまうのです。
運動する時間が少ない
人が動くには、ある程度のエネルギーが必要です。運動によって足りなくなったエネルギーは、ため込んだ脂肪を燃焼させることによって補給する仕組みになっています。昔はどの場所に行くにも徒歩で行っていましたが、現代では電車や車、バイクや自転車など様々な移動手段があります。そのため、運動をする時間が昔に比べて格段に減っています。
また、家電の開発やインターネットの普及により、より少ない労力で家事や日常生活を送れるようになってきました。その結果、運動をする機会が減り、ため込んだ脂肪がいつまでも使われなくなっているのです。
脂肪燃焼させるための4つのステップ
それでは、脂肪燃焼を促すにはどういったステップがあるのでしょうか?特別な器具や施設は必要ありません。脂肪燃焼のステップは、身近なところから始められるものばかりなんです。
1:必要以上のカロリーを取らない
脂肪燃焼のために、まずしなくてはいけないこと。それは、「これ以上脂肪を作らない」ことです。そのためには、脂肪の元となる「過剰なカロリー摂取」を控える必要があります。成人女性の場合、一日に必要なカロリーはおおよそ1700㎉から1800㎉と言われています。脂肪燃焼のために、まずはカロリーを気にすることから初めて、なるべくこれ以上のカロリーを取らないように注意するようにします。
2:食物繊維と汁物を先に食べるようにする
食事を食べる際にぜひ注意したいのが、「食事の食べる順番」です。主に生野菜やごぼうなどの根菜に多く含まれている「食物繊維」をはじめに取ると、食事の吸収がゆっくりとなり、少ない量で満腹感を得ることができます。
また、温かい汁物から先に食べるようにすると、胃の動きを穏やかにするために、満腹感を早く得られます。そのため、食物繊維の多いものから食べ始め、汁物は先に食べることで、より少ない量で早く満腹感を得ることができるようになります。
3:脂肪燃焼を促す食べ物を積極的に摂取する
脂肪燃焼させるにあたって、ぜひ食べていただきたい食べ物があります。それが、「海藻類」「ブラックコーヒー」そして、「フルーツや野菜」です。海藻類は食物繊維の他に、ヨウ素というミネラルが豊富に含まれています。
このヨウ素は、摂取することで脂肪の分解を助けてくれる働きがあります。ブラックコーヒーに含まれているカフェインも、脂肪の分解を補助する働きがあるためにお勧め。フルーツや野菜はもちろん食物繊維が豊富に含まれているだけでなく、様々なミネラルやビタミンが多く摂取でき、脂肪の分解を助けてくれます。また野菜やフルーツは健康を保つためにもぜひ意識して食べたい物の一つです。
4:有酸素運動を30分以上行う
脂肪を燃焼させるためには、身体の中をエネルギー不足にしなくてはいけません。そのために行うことは、「有酸素運動」です。有酸素運動とは、酸素をより多く必要とする運動のことで、ウォーキングやジョギングなどが対象となります。
また、体内の脂肪燃焼が始まるのが運動開始から30分後という研究データがでています。よって、最低でも30分以上運動を行うことが大切となります。一方で注意したいのは「息切れが長く続くほどの運動はしない」ということです。
息切れが長く続くような運動を行ってしまうと、運動すること自体に対して「辛いこと」「大変なこと」というイメージが体内に根付いてしまい、長続きできません。理想的な有酸素運動は、週に3回ほどを目安とし、一日30分以上の運動を行うことです。
いかがでしたか。
今回は脂肪燃焼のために行いたい4つのステップについてご紹介しました。
脂肪燃焼するステップそのものはそれぞれ難しいことではなく、すぐに始められることだと思います。しかし、これらのステップを継続して行うことが、実は一番難しいことだと思います。
脂肪燃焼にとって一番よくないことは、「我慢しすぎてストレスをためてしまう」ことです。脂肪燃焼に意識が行き過ぎてしまったあまり、ストレスをためすぎて病気や体調を崩してしまったら元も子もありません。
適度にストレスをためずに脂肪燃焼を行うためにも、たまに好きなものを食べたり、運動を加減するなどの息抜きを適度に行いながら、夏に向けて少しでも多くの脂肪を燃焼させちゃいましょう!
今日のまとめ
脂肪燃焼させて痩せるまでに必要な4つのステップ
・必要以上のカロリーを取らない
・食物繊維と汁物を先に食べるようにする
・脂肪燃焼を促す食べ物を積極的に摂取する
・有酸素運動を30分以上行う