人気のアサイーダイエットで成果を出す7つのポイント

ハワイで「アサイーボウル」が人気となり、ダイエットに効く食品として注目を集めたアサイーは、ブラジル・アマゾン原産のヤシ科の植物で、数百年に渡りアマゾン先住民の健康を守ってきました。

果実はブルーベリーに似ていますが、ベリーの仲間ではありません。鉄・食物繊維・カルシウムを多量に含むなど、栄養価が非常に高いことから、「ミラクルフルーツ」「ブラジルの奇跡」など、さまざま呼ばれ方をします。

新鮮さを保つのが難しいことから、なかなかブラジル国外には流通しませんでしたが、近年では冷凍やフリーズドライなどの特殊技術が発達し、世界中で食べることができるようになりました。

しかし、日本人には馴染みがなく、選び方や食べ方のポイントがわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、特に効果が注目される「ダイエット」で成果を出すためのポイントを紹介します。

 

人気のアサイーダイエットで
成果を出す7つのポイント

 

不純物の入っていないアサイーを選ぶ

アサイーの大きさは直径1センチほどです。そのうち95%は堅い種で、食べることができません。ラジルの人たちは、この種を除き、実をすりつぶして主食にしていたといいます。

日本に入ってくるアサイー製品は、残念ながらフレッシュなものではなく、予めスムージーやフリーズドライに加工されています。しかし、アマゾン先住民が受けていた恩恵を同じように受けるためには、わたしたちもアサイー100%に限りなく近いものを摂取することが必要です。

糖分などが添加されているものも多くありますので、購入する際は、成分を必ず確認するようにしましょう。

 

迷ったらフリーズドライ製法の製品を

混ざり物のないアサイーがいいとお伝えしましたが、たとえばネットショップで購入する場合、成分がわかりにくく、迷うことがあるかも知れません。そのようなときは、フリーズドライを選ぶと確実です。フリーズドライ製法とは、凍結乾燥して水分だけ取り除く製法で、栄養素を損なうことがありません。

ただし、粉末状のアサイーには、フリーズドライ製法のほかに、スプレードライ製法という製法があります。スプレードライ製法のアサイーは、加工の際にデキストリンというでんぷんを使うため、アサイーの割合が低くなりますので注意が必要です。

 

手軽に摂取したいならサプリメントが最適

最近では、様々なメーカーからアサイーのサプリメントが販売されています。加工の際に、アサイー以外の材料を使いますので、アサイー100%にはなりませんが、場所を選ばず手軽に摂取するには最も適した形状です。

アサイー以外にコエンザイムQ10などの美容成分が含まれているものもありますので、成分を調べて納得できるものを見つけましょう。

 

恵まれた栄養素による満腹感を理解する

アサイーには食物繊維が多く、一般に食物繊維が多い野菜の代表といえる、ごぼうの3倍もあるのです。食物繊維は、血糖値の上昇を抑え、糖や脂肪の体内へ吸収されにくくする働きがあります。その働きを利用し、食事の一番最初にアサイーを食べるようにしましょう。

そうすると、そのあと食べるものの吸収率がゆるやかになります。また、空腹感とは栄養が不足している状態ですので、アサイーの豊富な栄養素を体内に入れることで、満腹感も得ることができます。

 

優れた内蔵脂肪排出機能を最大限に活かす

アサイーには、アンチエイジング効果があるとされるポリフェノールが非常に豊富です。それはココアの約4.5倍、ブルーベリーの約18倍になるというデータがあります。アサイーに含まれるポリフェノールの大きな特色に、内臓脂肪を排出する働きがあります。

内臓脂肪は非常に落としにくく、ダイエットに成功しても体脂肪率が高いままの人は、大抵内臓脂肪が多く残っているのです。せっかくこのアサイーのポリフェノールが働いてくれているときに、余分な食事を体内に入れてしまうと、その効果が減少しますので、就寝前の食事やアルコールは控えるようにしましょう。

 

たくさん食べたい日にはアサイーの力を上手に利用

ダイエット中であっても、飲み会や食事会に誘われることはありますね。話題のスイーツを食べたくなるときがあるでしょう。それをダイエット中だからといって断ってしまうのは、人間関係に響きますし、何よりストレスが溜まります。

そういうときこそアサイーの力を借りるのです。先にお伝えしましたように、アサイーは食物繊維が大変多い食品で、先に食べるとその後食べたものが体内へ吸収されにくくなります。高カロリーの摂取が始めからわかっているときは、その前に積極的にアサイーを摂取しましょう。そうすることで、楽しくたくさん食べることができますよ。

 

貧血改善には必ずしも繋がらないので注意が必要

ダイエットをすると体内の鉄分が欠乏し、貧血になる人がとても多いのはご存知でしょうか。アサイーは数値上鉄分多いことから、貧血の改善に有効と思われがちですが、アサイーに含まれているのはヘム鉄といって、レバーなどに含まれている非ヘム鉄と比較すると、体内に吸収されにくいものなのです。

したがって、重い貧血をアサイーで改善することは、難しいとされています。ただし、日常的にアサイーを食べれば、少しずつでも確実に鉄分をとれますので、貧血を予防することは可能です。こういった面でも、アサイーはダイエットに適した食品と言えます。

 

いかがでしたか。アサイーは赤道直下の厳しい環境下で育つため、それがストレスとなり、抗酸化物質であるポリフェノールを蓄えるのだそうです。そして同じ環境下で生きる人々をで古くから守ってきました。

その後技術が発達したおかげで、現代ではわたしたちもその恩恵を受けることができます。その効果を余すところなく美容に、健康に、活かしたいものです。南米の人々の暮らしの智慧とも言えるでしょう。

日本でも人気はさらに広がり、街ではコンビニエンスストアーやコーヒーショップなどで、多くのアサイードリンクをはじめとする、アサイーメニューを発見できます。

このような食品も上手に利用しながら、日々の暮らしのなかでデザートに飲み物に朝食にと、あらゆる場面で取り入れてみましょう。

 

まとめ

人気のアサイーダイエットで成果を出す7つのポイント

・不純物の入っていないアサイーを選ぶ
・迷ったらフリーズドライ製法の製品を
・手軽に摂取したいならサプリメントが最適
・恵まれた栄養素による満腹感を理解する
・優れた内蔵脂肪排出機能を最大限に活かす
・たくさん食べたい日にはアサイーの力を上手に利用
・貧血改善には必ずしも繋がらないので注意が必要


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