もう少し身長が高ければ・・・と悩んでいる人は多いですよね。着てみたいファッションも身長のせいで諦めてしまったり、身長を高く見せようと無理をしてヒールの高い靴ばかり履いている人もたくさんいらっしゃる事でしょう。しかし、いくらカルシウムをとっても、成人を過ぎると骨の成長が止まってしまうため、身長を伸ばすことは不可能に近いと言われています。
とはいえ人間の身長は、普段の姿勢の悪さなどが原因で数センチ縮まっているので、この部分にはまだ可能性が、、、そう、この縮まった身長を伸ばすのに有効なのがストレッチです。
身長を伸ばすというと多少語弊がありますが、ストレッチをすることによって歪んだ骨格を矯正し、本来の身長の戻すことが可能です。またストレッチは血液の流れを促進させ、成長ホルモンの分泌を促進させる効果もありますので、成長期のお子さんにもおすすめです。
そこで今日は姿勢をよくして、身長を伸ばすのに役立つストレッチについてお伝えします。ではご覧ください。
身長を伸ばすストレッチがあった!
厳選7つをご紹介♪
背中のストレッチで正しい姿勢を作ろう
多くの人が無意識にしている姿勢やクセなどで背骨は歪みやすく、背中の筋肉に負担がかかってしまっています。背骨の歪みは身長が伸びにくくなる原因になりますので、しっかりストレッチしましょう。
デスクに向かっている時、アゴを突き出して背中が丸まっている、イスに座っている時脚を組み、ひじをついているなど悪い姿勢で縮んだ背中の筋肉をストレッチで伸ばし、緩めてあげることが身長を伸ばすためには必要です。
背中のストレッチの方法は両手は方の真上、両膝は股関節の真下になるようを床について四つ這いになり、両手両膝で床を押すように猫が伸びをするように背骨を曲げて背中全体をストレッチします。
ゆっくりと呼吸しながら数回繰り返しましょう。
また脚を肩幅に開き、壁に手をついて息を吐きながら上半身を倒していくストレッチも、背骨の矯正に効果的です。上半身を倒していく時にアゴを軽く引き、首の後ろも伸ばしていきましょう。
もも裏のストレッチで背骨をまっすぐにしよう
骨盤から繋がっている太ももの筋肉をストレッチで伸ばすことで、背筋をまっすぐにし、身長が伸びやすくなります。
ある程度位置が高く、足がかけられそうなところに片足をかけ、太ももの裏が伸びていることを感じながらキープします。
太ももの太さが気になる人は、このもも裏の筋肉にしなやかな柔軟性がかけていることがあります。
ももの裏の筋肉をストレッチで伸ばし、動きやすい筋肉にすることで、ももの全面の筋肉の負担が減るため、足痩せの効果も期待できます。足を伸ばして床に座り、おへそを膝に付けるように前傾して数秒キープするストレッチも効果的です。
この時、猫背にならないように背筋をまっすぐにすることと、反動をつけずにゆっくりと行うことが大切です。
股関節を柔らかくして脚を長く見せよう
せっかく身長を伸ばすなら、スタイルがよく見えるように足も長くしたいと誰もが思うでしょう。足を長く見せ、身長を伸ばすには股関節を柔らかくすることが重要です。
股関節が硬いと血液やリンパの流れが悪くなり、足がむくみやすくなります。さらに足の歪みにも繋がるため、足が短く見えてしまいます。股関節を柔らかくすることで血流やリンパの流れを良くし、余分な水分や老廃物が流れやすくので、デットクス効果が期待できます。
余分名水分や老廃物が排出されると、むくみも改善されるため、足がすっきりと細く長く見えるようになります。
背筋を伸ばし、両足裏をつけるように床に座ります。背筋をまっすぐに伸ばした状態で上半身を前傾させていき、股関節が伸びているのを感じながら20〜30秒キープします。
これを数回繰り返しましょう。
骨盤の歪みを矯正しよう
骨盤が歪んでいると身長を伸ばすどころか、腰痛や肩こり、目の疲れなど様々な症状が現れてしまいます。
また骨盤が歪んで開いてしまっていると内蔵が下がってしまい、便秘しやすくなってしまうこともあります。ストレッチで骨盤の歪みを矯正することで、背骨の歪み矯正にもなりますので、身長が伸びやすくなります。
骨盤の歪みを矯正するストレッチは、まず両膝を立てて仰向けに寝ます。足の裏を床につけ、両膝を揃えて足をゆっくり右に倒していきます。
方が床から離れないように、ゆっくりと行きを吐きながら倒していきます。
息を吸いながらの位置にもどし、同じように左側も行います。
生理中は骨盤が開いてしまう時期ですが、経血を身体の外に出さなくてはならないため、無理に骨盤矯正を行わないようにしましょう。
猫背を矯正しよう
成長期に身長が伸びなくなってしまう大きな原因のひとつに、猫背があげられます。
悪い姿勢の代表である猫背の人は体内の大きな血管や神経が圧迫され、消化器系の内蔵期間に悪影響を及ぼします。そのため成長に必要な栄養素が体に行き届かず、結果として身長が伸びないということになります。
身長を伸ばすためには、まず猫背を改善していきましょう。
壁に向かって30cmほど離れた位置に立ち、両手を壁につけます。腰をそって壁にお腹を押しつけ、顔を横に向けた状態で20秒ほどキープします。
これを数回繰り返し、慣れてきたら壁との間を50cmに離して行います。
また背筋が弱いと猫背になりやすいため、ストレッチに加えて背筋を鍛える筋トレも行うようにしましょう。
うつ伏せになり、アゴと足をリズミカルに上に10回ほど上げます。
10秒ほどの休憩を入れて、5セット行いましょう。
バランスボールを使ってストレッチしよう
バランスボールを使ったストレッチは、凝り固まった全身の筋肉をほぐすことができるので、身長を伸ばすためには効果的です。
バランスボールを使ったストレッチの方法はたくさんありますが、一番簡単なのはバランスボールの上に背中をつけ、足でバランスをとりながら左右に移動し、背筋を伸ばすストレッチです。
ボールの転がりを利用するので、床で行うストレッチより無理なく行えます。
上体は両手を大きく広げて脱力することで、胸筋群や肩の前後の筋肉が伸ばされるので肩のコリにも効果があります。このストレッチはかなり背骨をそらしますので、猫背の人や体が硬い人には辛い体勢になるかもしれません。
どうしてもバランスがとれない、背中が痛くて伸ばせないという人は、無理をせず他のストレッチで体が柔らかくほぐれてから行うようにしましょう。
またバランスボールの上に座る運動も身長を伸ばすのに役立ちます。簡単そうに見えますが、背筋をピンと伸ばし、両足を床から離すには少し練習が必要です。
ぶら下がりストレッチですっきりしよう
背筋を伸ばして正しい姿勢、まっすぐな背骨にするという点から、ぶら下がり運動も身長を伸ばすストレッチと言えます。
自分の体重を使って背骨を伸ばし、肩から腰までまっすぐにすることができるため、効果は絶大です。人間の頭の重さは成人の平均で6〜7kgあると言われていて、これを日常的に支えている背骨には大きな圧力がかかっています。
背骨は24個の椎骨とその間にある椎間板でできていますが、頭部の重さによって詰まりやひずみが生じてしまいます。
ぶら下がりストレッチを行うことで、頭部の重さによって生じている詰まりやひずみが解消されます。
椎骨と椎間板の間にゆとりができることで、体がすっきりとしますので公園にある鉄棒などを利用して、是非行ってみましょう。
さて紹介したストレッチを継続して行い、姿勢をよくするだけで数センチ身長を伸ばすことができます。ストレッチを行うタイミングは朝起きた時と、夜寝る前が基本です。
朝のストレッチは寝ている間に背骨に加わった体重などの圧力をほぐして全身の関節や脊椎を元に戻すことができます。夜寝る前のストレッチは成長ホルモンを分泌する脳下垂体前葉に適度な刺激を与えますので、身長を伸ばすためには効果的と言えます。
またストレッチは筋肉を柔らかくする効果もありますので、骨の形成には必要です。
紹介した方法の他にも、足首や膝、首などの関節を伸ばすストレッチは身長を伸ばすために有効ですので、合わせて行うようにしましょう。
ストレッチは身長を伸ばすだけではなく、寝る前に行うと深い睡眠が得られたり、新陳代謝を促進させる効果もあります。スタイル維持や健康のために、毎日継続して行うようにしましょう。
まとめ
身長を伸ばすストレッチのポイント
・背中のストレッチで正しい姿勢を作ろう
・もも裏のストレッチで背骨をまっすぐにしよう
・股関節を柔らかくして脚を長く見せよう
・骨盤の歪みを矯正しよう
・猫背を矯正しよう
・バランスボールを使ってストレッチしよう
・ぶら下がりストレッチですっきりしよう